国立虫類環境研究所がまとめたところによると、全世界に生息するゴキブリの生息数がまもなく1兆匹(1兆=1億の1万倍)に達する見通しになった。国別のデータでは、最も繁殖数が多いのが日本で、推計230億匹が全国各地に分布していると見られる。 国立虫類環境研究所(東京・西東京市)の発表によると、過去50年の統計からはじきだしたゴキブリの増加数は1日あたり400万匹に上る。これは1分あたり約116匹繁殖している計算だ。また昨日の時点で全世界に生存するゴキブリ全4000種は9999億9800万匹に到達。明日午前中にも1兆匹に達する見込みだ。 また国別データでは、最もゴキブリが繁殖しているのは日本の約230億匹で、2位のオーストラリアの2倍近くに達する。これを日本の全世帯数5000万戸で割ると、単純計算で1世帯あたり460匹が繁殖していることになる。ただ、ゴキブリの種類によっては山の中など自然界に生息し