過去との情報通信に成功 タイムマシンへ一歩 これは嘘ニュースです 英オックスブリッジ大学の研究グループは29日、光の粒子を過去に送ることに成功したと発表した。現段階では極小世界での現象だが、今後過去に移動する「タイムマシン」への応用も期待できるという。論文は英科学誌「フェノメノン」秋の増刊感謝号に掲載される。 今回研究グループは自発光する素粒子を大型ハドロン衝突型加速器で光速の99.9999%まで加速した。この時、この素粒子から放出される光は進行方向に光速の約2倍の速度で進むことになる(下図参照)。 物体の速度が上がれば上がるほど時間の流れが遅くなる現象は、いわゆる「ウラシマ効果」として有名だが、光速を超えた場合、時間の流れはゼロからマイナスに転じる。つまり発せられた光は過去に送られることになるわけだ。 そこで研究グループは、素粒子の加速を調節することで実験の0.003秒前に光が届くように
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