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ドラマと中日新聞に関するUtori_Zのブックマーク (1)

  • 中日新聞:中日春秋:コラム(CHUNICHI Web)

    トップ > 社説・コラム > 中日春秋一覧 > 記事 【コラム】 中日春秋 2010年8月13日 二〇一〇年八月十五日深夜。終電が過ぎた後の東京駅のホームに、ダイヤにはない一の「軍用列車」が到着した。降りたのは敗戦直前、南の海に輸送船ごと沈んだ若き兵士たち。六十五年ぶりに帰ってきた豊かな祖国に、彼らは何を見たのか− ▼東京公演が始まった倉聰さん作・演出の舞台「歸國(きこく)」。戦後十年ぐらいのラジオのドラマ「サイパンから来た列車」(棟田博作)に触発され、倉さんが長年、構想を練ってきた作品だ ▼携帯メールに夢中で声を掛けても無反応な子どもたち、患者が望まない延命を中止できない終末医療、細るばかりの家族の絆(きずな)…。「日人は幸せといえるのだろうか」という問いが原点にある ▼東京公演の前、通し稽古(げいこ)を見せていただいた。<貧倖(ひんこう)>という辞書に載っていないセリフが心に響

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