「丸暗記中心の、これまでの教科書は間違っている。“たいがいにせえ”と言いたい」――。 ソフトバンクの孫正義社長は2010年7月27日、デジタル教科書教材協議会の設立シンポジウムで講演。「教育の改革なくして日本の将来はない」と、教育改革の必要性を強い口調で訴えた。 現状の教科書については「30年後に役に立たないと思える内容が多すぎる」とバッサリ。「鎌倉幕府ができた年を、2~3年間違えてもいいではないか。年号のような詳細な情報は、検索すれば済む。それよりも、なぜ幕府ができて、なぜ倒幕が必要だったかを分析する能力の方が、はるかに重要」(孫氏)。 「2015年にはデジタル教科書を全小中学校に」――孫氏が教育改革訴える http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20100728/1026517/