条例改正案について「運用の恣意性が問題」と語る宮台真司さん=東京都渋谷区、高波淳撮影 18歳未満のキャラクターの性描写を含むマンガなどを規制する「東京都青少年健全育成条例」改正案。都議会本会議で6月に否決されたが、都側は引き続き改正を進める構えでいる。都議会総務委員会に参考人として招致され、改正反対の立場で論陣を張った首都大学東京の宮台真司教授(社会学)に、今回の条例改正問題が意味するものについて聞いた。 ■宮台真司・首都大学東京教授に聞く 都知事提出の条例案が議会で否決されたのは異例であり、マンガ家や出版関係者らの呼びかけにこたえた多くの人々の反対の声が議会を動かしたといわれている。 宮台さんは、こうした動きの背景にインターネットの普及がある、とする。 「かつてなら『子どもを守れ』という良さげな目的さえかかげれば、手段の正否は吟味されずに議会を通っただろう。でも現在は、インターネ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く