「パンデミック(感染症の世界的大流行)は加速している」。WHOのテドロス事務局長は6月中旬、そう表明した。 新型コロナウイルスの再拡大が止まらない。週100万人規模で感染者が増え、6月末には全世界の感染者は1000万人、死者は50万人を超えた。 中国、ドイツの一部都市では、ロックダウンが再び始まった。日本でも、緊急事態宣言が解除された後に各地でクラスターが発生し、東京都では連日50人前後の新規感染者が出る事態が続く。感染経路が追えない感染者も多く、再び外出制限が必要になる懸念もぬぐい切れない。 そんな中、新型コロナウイルス発生地の中国で衝撃的なレポートが発表された。 「新型コロナの抗体は2~3か月経つと急激に減少する」 6月18日、英医学誌『ネイチャー・メディシン』に中国・重慶医科大学などの研究チームによる論文が掲載された。 「抗体とは、体内に入ってきたウイルスなどの病原体を排除するために
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