現在、販売されている多くのモデルでは、CVT(無段変速機含む)を採用しているケースが見られます。一方で、海外ではCVTの採用例が減っているといいますが、なぜ日本車では長く採用され続けているのでしょうか。 国産車にCVTが多いのは「日本の道路事情とメーカーの努力のため」 一時期の国産車のトランスミッションは、ATに代わってCVTを採用するモデルが爆発的に増加した時代がありました。 一部では「ガラパゴス変速機」といわれることもあるようですが、なぜ日本ではCVTが進化していったのでしょうか。 CVTは「Continuously Variable Transmission」の略で、日本語で表すと無段変速機、または連続可変トランスミッションとなります。 トランスミッションが生まれた時代には、エンジンとトランスミッションの間に手動でギアを接続・切断操作をする「マニュアルトランスミッション」という機構が
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