●岡崎市、費用負担求める 愛知県岡崎市立図書館でシステムに問題があり、ホームページへのアクセスがサイバー攻撃のように見えたり、個人情報が流出したりした問題を受けて、同市はシステム業者に契約打ち切りの方針を伝えた。解約に伴って生じる費用は業者に負担を求める。 業者は三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS、東京)。同市立図書館のシステムはコンピューター約150台などで構成され、主に2005年契約と08年契約の端末があり、5年リースの契約。05年分は今年9月に5年分の契約を結んだが、すべての契約を解除し、別の業者の選定を始める。 新たなシステムの導入は早くても11年末になる予定で、それまでは現行のシステムを使うが、利用料金は払わない。契約解除に伴う違約金の負担も同社に求める。市はこうした費用負担を一連の問題に対する損害賠償ととらえ、応じない場合は法的措置も辞さないとしている。 図
【モスクワ=山口香子】チリ政府によるサンホセ鉱山の救出劇の成功は、世界有数の石炭輸出国・ロシアの国民に、人命を巡る自国政府の対応を思い起こさせている。 政権は世論への影響に神経をとがらせている模様だ。 ロシア国営テレビは、13日から14日にかけ、「チリの奇跡」をトップニュースで報じた。現地にリポーターを派遣し、家族への取材を交えながら、喜びに沸く現場の様子を伝えた。しかし、同じ鉱山事故の問題を抱える当事者としての検証的な視点はほとんどない。14日付の露各紙も、事実のみを伝える地味な扱いだった。 これ以外のメディアやネット上では、チリ政府の対応に照らして露政府を批判する声も出ている。独立系ラジオ局「エコー・モスクワ」で番組司会を務めるアントン・オレフ氏は「ロシアの炭鉱事故は、救出の可能性があっても捜索中止になることが多い」と述べ、「(チリ政府の)対応には、人間への愛情が表れている」と、ロシア
国会は14日、「ねじれ国会」の主戦場である参院で、予算委員会の本格論戦が始まった。 目立つのは、内閣の要である仙谷官房長官の奮闘ぶりだ。まごつく菅首相や閣僚をサポートし、時には質問者を説教し、答弁拒否のそぶりも見せるなど、あの手この手で防戦を展開している。老かいな“仙谷流答弁”を前に、自民党が攻めあぐねる場面も少なくない。 ◆すでに40回◆ 「新聞記事を確認する質問なんて聞いたことがない。最も拙劣な質問方法で、私はそれだけはやらないよう教育を受けてきた」 仙谷氏は14日、自民党の山本一太参院政審会長が新聞記事をもとにした質問をするとこうかわした。山本氏は「民主党も野党時代、週刊誌や新聞を見て質問した。間違ってるなら官房長官を辞めて」と激怒。委員会は紛糾し、中断した。結局、仙谷氏は謝罪したが、質問への答弁や、「辞任要求」はうやむやになった。 山本氏が「影の首相」と呼ぶ仙谷氏は、12日に始まっ
今月下旬に開かれるJR東海のリニア中央新幹線構想を審議する国土交通省の交通政策審議会中央新幹線小委員会で、東京−名古屋間のルート選定について、同社が希望する南アルプスを貫く直線ルート(Cルート)を優位とする試算が報告されることが十三日、分かった。 JR東海は、三案あるルートの中でCルートが最も走行距離が短く、輸送需要量や建設費の面で「現実的」と主張し、独自の試算を示している。こうした費用対効果の優位性が、国交相の諮問機関である委員会の次回会合で追認されることとなり、焦点だったルートがCルートで決着する公算が大きくなった。 ルート問題では長野県内で、Cルートと伊那谷を通るBルートとの間で意見が分かれていた。しかし、同県の村井仁前知事は六月の委員会で「中立公正な立場で十分に審議してほしい」と述べて特定ルートの要望を避け、選定を委員会に委ねる考えを示した。
松沢成文知事は14日の会見で、横浜ベイスターズの買収交渉を進めている住生活グループの潮田洋一郎会長の発言について、「自分の会社の宣伝さえできればいいという論理で球団を買おうとしているのには、大きな違和感を覚える」と述べ、厳しく批判した。 知事は「新聞のインタビュー記事しか読んでいないので誤解があったら大変失礼」と前置き。その上で、ブランドの知名度向上のための通常の宣伝広告費と、球団名を使った場合の比較などをした会長発言に触れ、「一時代前のプロ野球の感覚。企業宣伝のためにプロ野球を使うやり方では、プロ野球自体が発展していかない」と語った。 現在はJリーグのような地域性重視がプロスポーツに求められているとし、「市民、県民と一緒になり地域活性化につながるチームを作りたい、だから経営したいという理念がまったく感じられない」と指弾。 本拠地について「制約はない」と述べた発言には、「ぜひ横浜にベ
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