Windowsのデバイスドライバは署名がないとインストールされないのはよく知られていると思います。 Windows XPや7の頃はカーネルモードの署名を施せばインストールすることができましたが、いつからかEV証明書というのが必要になり(証明書の値段が2倍近くになった)、2016年ごろのWindows 10 Anniversal UpdateからEV証明書でもダメになって、マイクロソフトに署名してもらうことが必須になりました。 2020年のこの記事や、2017年のこの記事でも書いたとおり、自分で作ったドライバをマイクロソフトの署名なしに動かすには、 ① Windows10がAnniversary Update以前のものからアップデートされている ② PCでセキュアブートを無効にしている ③ 証明書が2015年7月29日以前に発行されている ④ ドライバがOS起動時にロードされる(一時的な措置
これまで何度も述べてきたようにJTAGの本来の機能はバウンダリスキャンですが、現在ではJTAGはバウンダリスキャンだけではなく、CPUのデバッグや、FPGAの書き込みなど、いろんなことに使われています。 CPUデバッグや、FPGAの書き込みなどは、JTAGの規格で定められていた「オプションの機能」を使って実現しています。つまりJTAGを便利なシリアル通信ポートのように使っているだけで、その中で流れているプロトコルはベンダーによって全く異なります。 その方法はベンダーごとに異なり、統一が取れていません。CPUやFPGAのデバッグや書き込み方法は、それぞれのデバイスの内部構造も違うことですし、各ベンダーの発展の経緯があるので当然といえば当然です。 ところが、最近になってCPUのデバッグやFPGAの書き込みについて、標準規格が定められるようになってきました。 FPGAやコンフィグROM、CPLD
FPGAインフォメーションの掲示板にて、タイミングチャートを描くときのおすすめツールは?という話題が出ていました。 私はMicrosoft Excelを使って描いています。 Excelの描画機能は、お絵かきソフト以上のことができ、実に高機能です。 この機能を使えば、タイミングチャートだけではなく、いろいろな絵が描けます。 ちょっとした図面なら簡単に描けるでしょう。 今日はその方法を紹介します。 なお、以下の説明で使用したExcelのバージョンは2000ですが、最近の2003とかでも同じようにできるでしょう。 ① まず、Microsoft Excelを起動します。 ②セルの左上の、何も書いていない左上の部分を、左クリックします。 全部のセルが選択された状態になります。 ③ABCDE・・となっている灰色のセルを右クリックします。 プルダウンメニューが開くので、「列の幅」を選択します。 ④列幅ダ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く