韓国警察庁長官が島根県の竹島に上陸にした問題について、茶番のような会談が行われました。 日本の国境問題 ──尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書) 作者:孫崎享 筑摩書房 Amazon ◎ニュースのポイント 外務省の船越健裕アジア大洋州局長は22日、ソウルで韓国外務省の李相烈アジア太平洋局長と会談。 船越氏は韓国警察庁長官の竹島上陸について「極めて遺憾だ」と強く抗議。韓国の李氏は「日本側のいかなる主張も受け入れられない」と反論した。 ◎コメント:永遠に続く茶番劇 この問題の原因は太平洋戦争までさかのぼります。 日本がGHQの統治下において施政権を制限されている時、韓国では李承晩大統領が海洋主権宣言を行い、海洋上に主権を示すラインを竹島を含めて勝手に引いてしまいました。 日本はサンフランシスコ講和会議で一部の領土の主権を放棄しましたが、竹島の主権は放棄していませんでした。なので、当然李承晩の引