なぜアップルは「iPad 2」発表会にジョブズCEOを起用したのか? 貴重なジョブズ語録から判明した5つの秘密...2011.03.04 16:30 王者のアップルとしても悩んでいる...。 なんだか発売前からボクらの期待度をドカンと押し上げてくれる出来栄えという「iPad 2」ですけど、今回のアップルが特別に開催したメディアイベントには、一部の予想をいい意味で裏切って、まさかの病気療養中のスティーブ・ジョブズCEOが壇上に現われて発表ステージを盛り上げまくってくれましたよね。正直に言ってうれしかったというギズ読者の皆さまも少なくないのでは? それにしても、過去においては、病気療養のためにアップルを離れている間のジョブズは徹底して表には姿を現わさず、完全復帰するまではわざわざこうしてアップルを代表して公式の場に立つだなんてことはしませんでしたから、なんだか逆に異例なことのようにも思えちゃい
この連載でもたびたび言及しているIDPFのLiza Daly氏が、自身のブログで「Appleによる独自のEPUB拡張」を報告しています。今回もAdobe Digital Publishing Suiteについて取り上げるつもりでしたが、急きょ予定を変更し、このEPUBの独自拡張について解説してみます。 レイアウト固定でリフローできないEPUB 前提条件として、EPUBというフォーマットは「リフロー」が原則です。CSSのpage-break-after/beforeを使うなどしてページ区切りを設けることは可能ですが、基本的にページの概念はなく、制作側がレイアウトを厳密にコントロールすることはできません。これを許せば、文字サイズの調整や画面の回転といったEPUBの長所が損なわれてしまいます。 しかし最新版のiBooksには、EPUBを固定レイアウトで表示するための拡張が施されているようです。残
IPネットワーク上のノードを自動検出する「Bonjour」は、もはやOS Xの不可分な機能と言っていい。システム環境設定上にスイッチはなく、常に有効な状態だ。IPアドレスの直接指定や/etc/hostsにホスト名を登録する、といった儀式なしにほかのノードと通信できることは、多くのユーザーが歓迎するところだろう。 しかし、なにかを共有に設定していれば、LANに接続していることがほかのMacからすぐに確認できてしまうのは困りもの。都合が悪いときは隠れていたい、そんなときもあるだろう。 この問題は、マルチキャストDNSを担うサービス「mDNSResponder」の設定ファイル(/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.mDNSResponder.plist)に「-NoMulticastAdvertisements」なるオプションを加えることで解決できる。しか
電子書籍元年などと呼ばれた2010年が終わりました。いくつものサービス、デバイス、フォーマットが俎上に登りましたが、コンテンツはいまだ増えず……というわけで、2010年が元年だったかどうかは「電子書籍2年」たる2011年の動き次第なのかもしれません。今回は、前々回の続きで「EPUB 3.0」におけるリッチメディアの扱いについてまとめます。 Editor's Draft 第2版について EPUB 3.0 Editor's Draftの第2版が公開されました(ダウンロードサイト)。公開日は12月16日、いまだ詳細に定義されていない項目も多く含まれますが、第1版に比べても「姿が見える」ものに進化しています。 11月に公開された第1版との比較ですが、XHTMLやCSSなどEPUBの構造について言及した文書「EPUB Content Documents 3.0」には、脚注と引用に利用する「epub:
Khronos Groupは米国時間3月3日、ゲーム開発者向けカンファレンスのGame Developers Conference 2011で、「WebGL 1.0」の正式仕様のリリースを発表した。WebGLは追加のプラグインなどを必要とせず、HTML5対応ブラウザでハードウェアアクセラレーションによる3D表示を実現する。 WebGLはJavaScriptとOpenGL ES 2.0を組み合わせたもので、OpenGLやOpenGL ESのAPIをサポートするプラットフォーム上で、ブラウザ内の3Dグラフィクスの描画を可能にする。 現在、Apple、Google、Mozilla、Operaが開発者向け版を含め何らかの形でWebGLに対応したブラウザを提供している。
ソニーによると、同社の新型携帯ゲーム機「Next Generation Portable」(NGP)が「PlayStation 3」(PS3)と同程度のグラフィック品質を備えるとのうわさはすべて誇張された話だという。 Sony Computer Entertainment America(SCEA)でプラットフォームリサーチマネージャーを務めるDavid Coombes氏は米国時間3月2日、Game Developers Conference 2011(GDC)で講演し、NGPは現行の「PlayStation Portable」(PSP)よりはるかに優れたグラフィック性能を発揮するが、PS3のグラフィック品質には及ばないと明言した。 Kotakuの記事によると、Coombes氏は次のように述べたという。「記者の中には、『おお、これはPS3に匹敵するかもしれない』と言った人もいる。だが、2G
RuinedはWebブラウザ上で動作するデバッガーです。 RuinedはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。プログラミングを組んでいて、さっぱり分からないバグにハマることは多々ある。そんな時に便利なのがデバッガーだ。コードをステップ実行して追いかければ、どこで問題が発生しているかすぐに分かる。 ステップ実行しながらデバッグ 各プログラミング言語でデバッガーが提供されているが、利用するには何かと手間がかかるものも多い。そこで便利に使えそうなのがWebブラウザ上で動作するデバッガであるRuinedだ。 Ruinedは恐らくRuby 1.9系でのみ動作する。Webサーバを二つ立ち上げるのだが、一つが8383ポートでデバッガーとして動作し、もう一つは8384ポートでWebサーバとして動作する。RubyとJavaScriptを組み合わせた面白い動作だ。なお動作中のコード修正はできない。 グロー
3月1日に、AppleのMac App StoreでOpera SoftwareのWebブラウザ「Opera」の配信が始まった。Operaのサイトからダウンロードできるものと同じMac用のOperaブラウザである。ところがダウンロードに「17歳以上」という条件が付けられており、同ストアの審査基準が話題になっている。 iOSのApp Storeでは、iOSプラットフォームの利用体験を損なうアプリの提供が制限されている。iOS版Safariと競合するブラウザがその1つであり、ブラウザに対する制限を理由にMozillaがiOS向けFirefoxの開発から撤退し、OperaもiOS向けOpera Miniの提供開始までしばらく時間がかかった。Mac App Storeにはそのような厳しい制限はなく、SafariのライバルであるフルブラウザOperaの登録が認められた。しかしながらダウンロード条件に
【2016/03/04追記】以前まとめたこのMVACという名前の設計は既に古くなっており、今はこのようなアーキテクチャで設計していません。 こんにちは。最近ははてなでMVACというアーキテクチャに則って開発をしているのですが、ようやく意味を理解できてきました。そこで今回は「Web Applicationを綺麗に設計するためのMVACという考え方」について、サンプルを交えながら説明していこうと思います。かなり長くなってしまったので、時間があるときにでもどうぞ。 MVACって? データソースやロジックを扱う「Model」、表示・出力を管理する「View」、複数のModelとControllerをつなぐApplication、ユーザのリクエストなどを受け取りViewやApplicationを制御する「Controller」の4つの要素を組み合わせてシステムを実装する方式。MVCをさらに抽象化した
Internet Systems Consortium Internet Systems Consortium (ISC)は3月1日(米国時間)、DNSサーバの最新版となるBIND 9.8.0を公開した。BIND 9.8.0は新機能が追加されたバージョン。主な新機能は次のとおり。 IPv6への移行をスムーズに実施するためのDNS64機能 Windowsインテグレーションなどの目的で利用するSambaを使ったGSSAPIコンフィギュレーション機能の改善 特定のドメイン名をブロックする必要がある場合に活用できるレスポンスポリシーゾーン機能 GOST DNSSECアルゴリズムのサポート ダイナミックDNS ACLコールアウト機能 スタブゾーンの改善 BIND 9.8.0ではデフォルトのクエリタイムアウトが30秒から10秒へ変更されている。また、RTT Bandingがもたらすセキュリティ効果と、
以前インタビューをした米ヘロク(Heroku運営会社)のジェームス・リンデンバウム氏(前CEO)から、サービス名のHeroku(ヘロク)は、「Hero(ヒーロー)」と「Hike(俳句)」の合成語だと聞いたことがあります。 そうだ。Herokuのミッションは、Rubyを使う開発者を「ヒーロー」にすることだ。 開発者は偉大なアイデアを思いついたら、それをRubyのプログラムにして、Herokuのプラットフォーム上に展開すればいい。そうすればそのアイデアは、すぐに実現可能になり、開発者はヒーローになれる。 従来、アイデアをWebアプリケーションという形にするためには、サーバーを購入したり、設定したり、管理したりする必要があった。HerokuのようなPaaSを使えば、これらの労力は一切不要になる。 PaaSとしてのHerokuの強みは、どこにありますか? Herokuを使う開発者は、三つのことに驚
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