OS Xを使いはじめて間もないユーザのために、『OS Xを快適に使う「5つの心がけ」』と題し、知られているようで知られていない使いこなし術をお届けする。シリーズ第2回のテーマは「メモリ領域の管理」だ。 「メモリの解放」が重要なわけ プロセスを起動すると、一定量のメモリ領域が割り当てられる。そのメモリ領域はプロセス終了とともに解放されるので、大量のメモリを必要とするプロセスが存在するか、よほど多数のプロセスを起動しないかぎり物理メモリ空間は不足しない。不足したとしても、ページング(スワップ)という処理によりHDD/SDD上に仮想メモリ空間が確保されるので、システムの動作に支障はきたさない。 かなりザックリとしてはいるものの、以上が"建前としての"OS Xにおけるメモリの概念だ。これはOS Xにかぎらない話で、マルチプロセス/仮想メモリに対応したモダンなOSでは半ば常識といえる。 "建前"とし
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