Posted by naruse on 15 Dec 2018 Ruby 2.6.0に向けた二番目のリリース候補である、Ruby 2.6.0-rc2がリリースされました。 Ruby 2.6.0-rc2 は添付する Bundler のバージョンを 2.0 から 1.17 にダウングレードしています。 JIT Ruby 2.6ではJIT (Just-in-time) コンパイラが導入されました。 JITコンパイラはあらゆるRubyプログラムの実行を高速化することを目的としています。 他言語の一般的なJITコンパイラと異なり、RubyのJITコンパイラはC言語のソースコードをファイルとしてディスクに書き、通常のCコンパイラを用いてネイティブコードに変換することでJITコンパイルを行うという手法を用いています。(参考: MJIT organization by Vladimir Makarov)