米Googleは11月19日(米国時間)、開発中のオープンソースOS「Google Chrome OS」をプレビューし、ユーザーインターフェイスを初公開した。ユーザーが実際に利用できるのは1年後で、当初はネットブックをターゲットとする。 6月にプロジェクトを発表していたもので、今回、実験的なユーザーインターフェイス、ソースコード、早期版の仕様書を公開した。通常のOSとは異なり、アプリケーションはすべてWebアプリケーションとして動作し、ローカルで動くアプリケーションはない。 また、セキュリティと速度も特徴とする。セキュリティではアプリケーションレベル、OSレベルで安全対策を講じている。アプリケーションレベルでは、各アプリケーションにセキュリティサンドボックスを持たせることでマルウェアの感染を防ぐ。OSは起動時にコードの整合性を確認し、システムに欠陥がある場合は再起動して自己修正するという。