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ブックマーク / toaru-sipro.com (9)

  • 肌で感じるネイティブゲーム市場のサバイバル感。需要と供給のバランスの変わり目っぽい。

    お久しぶりです。半年以上、このブログ更新してなかった(笑) 人生の勝負所とふんで個人事業を全停止して、休日も寝る間も惜しんで1年近く業にフルコミットしていたのですが、色々苦戦しておりまして、「今のネイティブ市場は当にサバイバルだな・・・」と感じております。 その理由をいくつか・・・ 1.開発費が高騰している まずは皆さんご存知の通り開発費が高騰しています。 コロプラの馬場さんが、初期のプロモーション含めて3億~5億円必要と言っていますが、当に結構かかります。 ちなみに、開発費だけでなく運用費用もかかります。最近だと3Dとかボイスとか豪華な必殺技エフェクトとか当たり前になってきたので、物量が多く、毎月のキャラ追加費用が半端なくなってきております。 費用だけでなく、時間的な面も理想的な運用を実行するのは一苦労です。 2.運用だけでは勝てなくなってきている 以前に紹介したウチ姫からも分かる

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  • 「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」から学ぶランキング圏外からTOP10に食い込むゲーム運用

    僕が今、1番注目しているアプリはサイバーエージェントの「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」です。 このアプリ、最近やたらとランキング上位で見かけると思うのですが、 昨年8月のリリース当初は「あぁ・・・」って感じで、200位台スタートからの圏外へ。しかし諦めなかったのでしょう。12月は100位以内をキープし始めます。 そして、月に数回飛び跳ねるようになり、50位以内に定期的に顔を出すようになってきます。 「ガチャとかで頑張ってるんだろうな」くらいに思ってました。しかし、月末には10位以内に入ってくるタイミングがあり格的に気になり始めます。 5月になっても落ちてこず、更に安定感が増してきています。 と、いうことで、ランキング圏外からどうやってランキング上位常連まで持ってきたのかを研究中です。 ちなみに今、ランク33。SR持ってるんだけどコスト足りなくて入らない。2週間くらいちょいちょいプレイし

    「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」から学ぶランキング圏外からTOP10に食い込むゲーム運用
  • mixiがこっそりと(?)出会い系サイトYYCを買収したことを、CNETが盛大にバラす

    ミクシィが連結業績予想を下方修正し、 売上高120~135億円→80億円 営業損益10~20億円の黒字→17億円の赤字 経常損益10~20億円の黒字→17億円の赤字 当期純損益5~11億円の黒字→26億円の赤字 と、かなりの下振れで、遂に通期でも赤字に転落。 この下方修正と同時に「LINEより、結婚支援事業を承継する新設会社、株式会社Diverseの全株式を取得し子会社化する」と発表。 「へー」と、思っていたのですがCNETが「ミクシィが下方修正–LINEからはマッチングサービス「YYC」などを買収へ」と、中に「YYC」が含まれていることを教えてくれました。 「YYC」といえば出会い系サイト超大手で、AppStoreのトップセールスでも常連。 このあたりもCNETは切り込んでいて、 同社の資料では、Diverseでは結婚支援事業のyoubrideに注力するとなっているが、実質的に売上に寄与

    mixiがこっそりと(?)出会い系サイトYYCを買収したことを、CNETが盛大にバラす
  • 会社のために全力で新規事業を立ち上げようとしたけど失敗したプロデューサーのお話

    約8年前の就職活動中に「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで、「俺もこんな風になりたい。絶対起業してやる」と思っていた。 でも当時の僕にはそんな勇気も実力も無く、普通に大きい会社に就職した。 初めて1人暮らしを開始した部屋の壁には「20代で年収1,000万」というよく分からない貼り紙をした。貼り紙の内容とは違うけれど、僕の目標は「入社して3年以内に自分の企画したサービスを立ち上げる」と明確だった。 入社してからも頻繁にそのワードを社内に伝え、1~2年目は与えられた仕事を必死にこなした。体育会系の会社ではなかったため、終電近くまで毎日働いていた僕は、部署の中では1番帰りが遅かった。 「早く帰れ」と、頻繁に注意されたが、仕事が楽しくて楽しくて仕方がなかった。今思うとたいした売上貢献にはなっていなかったが、当時担当していたデジタルコンテンツのダウンロード数を1つでも上げようと努力した。ゲーム感覚で

    会社のために全力で新規事業を立ち上げようとしたけど失敗したプロデューサーのお話
  • サービスのクオリティで負けていても広告戦略で他社に勝つということ

    僕はサービスのクオリティと同じくらい、プロモーション戦略に気を使っています。 極端なことを言うと「サービスのクオリティ(ポテンシャル)で負けていたとしても、プロモーション戦略で勝てる」からです。 例えば他社と同じ月額課金モデルのサイトを作ったとします。金額は月額300円だったとしましょう。 サービスの内容はほぼ同じですが、コンテンツ量やUIで他社の方が優れていたとします。 その場合 となります。サービスが優れている他社の方が、継続率が1ヶ月高いため、LTVも300円高くな(一人当たりの生涯売上)っております。 普通であれば、優れている他社サービスの方が広告効果も高いはずで、下記のような感じになるイメージです。 でも、僕はこれを下記のように、何とかして変えようとします。 これはサービスを改善するという意味ではなく、広告を最適化して上記のように逆転するのです。サービスのポテンシャルで負けてても

    サービスのクオリティで負けていても広告戦略で他社に勝つということ
  • 【祝!ブログ開設1周年】ぶっちゃけ色々と楽勝だった

    「サイプロ(当ブログ)」を開設して1周年となりました。いつも見てくださっている皆様、当にありがとうございます。1年間も続けられたなんて、自分で自分を褒めたいです。 以前、「ブログを始めて良かったと思う6つのこと」という記事を書いて、悲しいくらいバズらなかったので、同じようなことはもう書きません。「~な7つのこと」といったような「数字を入れるとバズる」って言った奴誰だよ(泣) 「何かやらなきゃ」と思って始めたこのブログ(含めたWEBサービス)ですが、ソーシャルゲームを中心としたIT系ブログとして、それなりの知名度を獲得したように思えます。それなりっつっても月間15万PV程度ですし、イケダハヤト氏の半分以下というカスみたいなレベルですが、ニッチな話題にしては充分な数値でしょう。 当ブログ以外にも色々なサイトを作りました。そこそこの読モを集めることに成功した「美女ログ」とか、「JKからの年賀状

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  • 競合ソーシャルゲームの分析は簡単じゃない

    ソーシャルゲーム業界で働いているからには、様々なソーシャルゲーム(この記事のソシャゲはパズドラ等のソーシャル性薄いゲーム含む)をプレイする必要がある。ただ、これは簡単なことではない。 一見、同じように見えるカードバトルですら、細かいところに各社工夫を凝らしており、その意図や効果に気付くにはそれなりに時間がかかる。 感覚的には1つのゲームにつき少なくとも、10分プレイを1日3回。それを2~3週間は継続してやらないと、理解するのは難しい。チュートリアルを突破して、15分くらいプレイし、そのゲームの分析を終えられるかといったら、そんなことは無い。ある程度熱中することも必要で、並行して遊べるゲームはせいぜい2~3だと思う。 でも、毎月何十ゲームはリリースされるし、やりたいゲーム当にたくさんある。でも時間がなくてプレイできない。そんな業界人は多いのでしょう。 新規ゲームを企画したり、新規イ

    競合ソーシャルゲームの分析は簡単じゃない
  • ソーシャルゲーム業界 2014年新卒入社初任給まとめ

    就活が始まりましたね。ソーシャルゲーム業界も新卒を採用する企業が多いみたいです。ということで、気になる初任給をリクナビからピックアップ致します。 DeNA 【給与】月給制 初年度 (月次給+賞与) ¥5,000,000(月給\387,500:大卒、短大卒、専門卒、高専卒) ¥5,200,000(月給\404,167:修士了、博士了) いきなり年収500万って凄いですね。国内企業でこんなとこあるんだって感じです。ソーシャルゲームにあまり興味がない優秀な学生もお金につられて受けにいきそう。 GREEエンジニア】 高専・学部卒:4,200,000円~15,000,000円 院卒     :4,500,000円~15,000,000円 ※上記範囲で、実績と能力に応じて個別に対応いたします 【プロダクトマネージャー・総合職共通】 学部卒:4,200,000円~15,000,000円 院卒  :4

    ソーシャルゲーム業界 2014年新卒入社初任給まとめ
  • サイバーエージェントが1ヶ月で30億もの広告費を投入する大博打

    サイバーエージェントがスマホでのシェア獲得のため、1ヶ月で30億円もの広告費を投入するとのこと。GREEやmobageが直近四半期(3か月間)で広告費45億程度なことを考えると、かなり密度の濃い大規模プロモーションであることが分かる。先に言っておくと、僕はWEBサービスのWEB広告については詳しいが、テレビCMに関しては詳しくはない。 さて、話を戻して、30億円の広告出稿に関して考察してみる。30億の広告費を投入するということは、普通に考えると最低でも30億の売上上昇が見込めないと割に合わない。 仮に2年間で回収する(ユーザーが2年間ちびちび課金して利用)と考えてみよう。 全部仮(てきとー)だが、 CPA:1,000円 LTV(2年):1,000円 とすると、300万人獲得して、2年間での売上が30億円ということになる。 ぶっちゃけ、この数字はかなり厳しい。mobageが現在会員数4,50

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