「くら寿司」が仕掛ける新メニューはハンバーガー。現在抱える421店舗は、数字の上ではハンバーガーチェーンの国内第4位に相当する。この店舗網と寿司以外のサイドメニューの充実で、ファミリー層を中心により広い客層を取り込もうともくろむ。魚の風味の効いた味も、既存チェーンとは一味違う。 くら寿司の新メニュー「KURA BURGER」。写真の「フィッシュ」のパテは、国産天然魚をミンチにしたものを使用しているため、“魚の存在感”がはっきり出ていて、白身魚をフライにしたものとは一味違う 2019年2月25日、東京・渋谷センター街に突如新しいハンバーガー店がオープンした。メニューは、「フィッシュ」と「ミート」(税込み各270円)のハンバーガー2種と、お米で作った炭酸飲料「シャリコーラ」だけ。 実はこの店、あの回転寿司チェーンの「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションが始めたハンバーガー専門店で、その