宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年4月より米田あゆ宇宙飛行士候補者、2023年7月より諏訪理宇宙飛行士候補者に、宇宙飛行士候補者基礎訓練を実施してきました。今般、2名の宇宙飛行士候補者は、国際宇宙ステーション(ISS)での活動をはじめ、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面活動などの様々なミッションへ向けた全ての基礎訓練項目を修了し、 審査委員会の審査を受け、2024年10月21日付けで宇宙飛行士として認定されました。 今後は、NASAジョンソン宇宙センターを拠点とし、宇宙飛行士としての知識・技能の向上をすべく、日本を含む各国で行われる訓練に参加します。 (参考) ●基礎訓練とは、宇宙飛行士として必要となる基本的な知識や技量の修得を目的とし、候補者の所属国が実施するものである。基礎訓練は、ISS参加各国(日本、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国、ロシア)の宇宙機関が合意した訓練要求