Amazon.comの最高経営責任者(CEO)Jeff Bezos氏が米国時間11月3日、10億ドル以上に相当する同社株式を売却した。 Bezos氏による株式売却は、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。 Amazonが予想を軽々と上回る第3四半期決算を発表したことを受けて、同社の株式は10月27日、約13%上昇した。これにより、Bezos氏はMicrosoftの共同創業者で慈善家のBill Gates氏を抜いて、世界一の富豪になったという。 Bezos氏が株式売却で得た資金で何をするのかは不明だ。だが同氏は2017年4月、自身の宇宙船プロジェクト「Blue Origin」の資金を獲得するため、株式を売却したいと話していた。 Bloombergによると、Bezos氏は4月にコロラド州で開催されたSpace Symposiumで次のように述べていた。「Blue Origin
Amazonが「よく一緒に購入されている商品」機能を通して、爆弾の製造に必要な原材料を購入しやすくしていた可能性があると英国のテレビ局が報じた。これを受けて、Amazonは米国時間9月20日、自社のウェブサイトを見直すと述べた。 Channel 4 Newsの報道によると、Amazonのサイトは、原始的な爆弾の製造に必要な原材料の組み合わせを一緒に購入するようユーザーに勧めるという。例えば、Amazonは爆弾製造に使われる可能性のある原材料のページで、ボールベアリングの購入を勧めたという。 これらの製品は全て合法的に購入可能のようで、通常は家庭での用途に使われる。 大手テクノロジ企業はよりパーソナライズされた、またはより有用な情報を提供するため、自動化された(しかし、時に欠陥のある)アルゴリズムを利用して、サイトの一部を運用している。今回の一件は、それが原因で生じる問題を浮き彫りにするもの
公正取引委員会は15日、米アマゾンの子会社から、電子書籍の配信事業で独占禁止法違反(不公正な取引方法)の可能性がある契約を見直したとの申し出があった、と発表した。アマゾン側が出版社などに対し、ライバルの配信サイトに比べて最安値にすることなどを求めていたという。 申し出たのは、米子会社「アマゾン・サービシズ・インターナショナル・インク」。公取委によると、日本国内の出版社などと結んだ契約で、電子書籍の販売価格を他サイト以下にすることや、品ぞろえをもっとも豊富にする条件を付けていた。セール価格や内容、定額配信やレンタルなどのサービスでも、他サイト以上に優遇するよう求めていた。 こうした契約は、電子書籍市場でのアマゾンの圧倒的なシェアを背景に結ばれていたといい、公取委は、出版社の自由な取引やライバル社との公正な競争が妨げられる懸念があるとみていた。アマゾン子会社は4日までに契約を見直す対策を講じ、
インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)が独自の配送網の構築に乗り出すことが分かった。注文当日に商品を届ける「当日配送サービス」を専門に手がける個人運送事業者を2020年までに首都圏で1万人確保する。ヤマト運輸が撤退する方向のため、代替策を模索していた。大手運送会社の下請けとして繁忙期に業務が集中しがちな個人事業者の活用が通年で進み、運転手不足の緩和につながる可能性がある。アマゾ
IoTデバイスでAWS Lambdaのプログラミングを可能にする「AWS Greengrass」が正式版に。Raspberry PiやLinuxデバイスなどをサポート AWSは、IoTデバイス上でAWS Lambdaによるプログラミングを可能にする「AWS Greengrass」が正式版として公開されたことを発表しました。 AWS Greengrassは、IoTデバイス上でAWS Lambdaランタイム、データキャッシュ、メッセージング、そしてAWSクラウドとのセキュアな通信など実現。AWSクラウドで提供されるGreengrassクラウドサービスと連係することで、エッジ側にインテリジェンスを持たせたIoTシステムを実現します。 IoTデバイス上で実行するソフトウェアを「AWS Greengrass Core」と呼び、Linuxカーネル4.4.11もしくはこれより新しいバージョンが稼働するx
IEEE Internet Computingの2017年5・6月号に "Two Decades of Recommender Systems at Amazon.com" という記事が掲載された。 2003年に同誌に掲載されたレポート "Amazon.com Recommendations: Item-to-Item Collaborative Filtering" が Test of Time、つまり『時代が証明したで賞』を受賞したことをうけての特別記事らしい 1。 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という推薦で有名なAmazonが1998年にその土台となるアルゴリズムの特許を出願してから20年、彼らが 推薦アルゴリズムをどのような視点で改良してきたのか 今、どのような未来を想像するのか その一端を知ることができる記事だった。 アイテムベース協調フィルタリング 20年前も
こんにちは、佐藤漫画製作所の佐藤秀峰です。 「海猿」や「ブラックジャックによろしく」という漫画を描いていました。 現在は「特攻の島」と「Stand by me 描クえもん」を執筆中。 ピークを過ぎた漫画家です。 最近は紙の本が売れなくなってきたので、電子書籍の販売に力を入れています。 Web漫画雑誌を発行したり、出版社を介さずに電子書籍ストアと契約して著作を販売したり、電書バトというサービスを展開し、漫画家さんからお預かりした作品を電子書籍ストアで販売するお手伝い(=電子書籍取次)をしています。 いわゆる漫画家のイメージとはちょっと違う仕事もしています。 ここ数年、取次業務のボリュームが大きくなっており、漫画を描く時間がなかなか取れないのが悩みです。 さて、2017年1月16日、佐藤漫画製作所は通販大手アマゾン・サービシズ・インターナショナル(以下:アマゾン社)に対して、訴訟を提起しました
[速報]「Amazon Redshift Spectrum」発表。Amazon S3にデータを保存したまま複雑なクエリを高速で実行可能に。AWS Summit 2017 San Francisco Amazon Web Servicesは、サンフランシスコでイベント「AWS Summit 2017 San Francisco」を開催。データウェアハウスの新サービス「Amazon Redshift Spectrum」を発表しました。 Amazon S3にデータを保存したままデータウェアハウスで分析可能 Amazon.com CTOのWerner Vogels氏。 多くの顧客で、ペタバイトから多い場合にはエクサバイトクラスの生データがAmazon S3に保存されており、これをAmazon Redshiftへ取り込むのは時間やコストの制約で難しいと考えられていると。 そこで「Amazon Red
ネット通販の巨人、米アマゾン。稼ぎ頭は通販事業でなく、企業などにデータの保存、分析などの機能を提供するクラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」であることはあまり知られていない。営業利益の7割超を稼ぐAWSのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)が朝日新聞の取材に応じ、「世界中の企業がAWSを使い、ひらめきを素早く実現させている」と語った。 「きっかけは2000年代前半、米国や英国の流通大手にアマゾンの通販システムを提供したことだった」。当時、創業者ジェフ・ベゾス氏の「参謀トップ」だったというジャシー氏はそう振り返る。 自社の急成長に対応するためアマゾンの技術陣が開発したシステムを、外部にも提供して稼ぐ。いわば一石二鳥でスタートしたAWSは通販分野以外にも広がり、現在はデータの保存、分析、画像解析など約100種類のサービスを提供しているという。 アマゾンが2月2日に発表した1
世界のネット通販を支配する勢いの アマゾン ですが、次のお届け先は月になるのでしょうか。同社は 2020年に、月への輸送便を実現する計画がある と発表しました。 アマゾンの発表によれば、この輸送便に使われる着陸船「 Blue Moon 」は 1万ポンド(約4.5トン)の商品 を月へと運ぶことができます。輸送便の着陸地点は、月の南極 近くのシャクルトン・クレーター。輸送を担当するのは、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が率いる ブルー・オリジン社 のロケット、あるいはNASAのSLS(スペース・ローンチ・システム)やユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスVロケットも想定されています。 ブルー・オリジンは宇宙旅行計画を含めた宇宙開発のために、 再利用可能なロケット「ニュー・シェパード」 や宇宙船カプセルの開発を行っています。さらに 超大型ロケット「ニュー・グレン」 も計画中
Amazon Web Services ブログ Amazon Lightsail – AWSの力、VPSの簡単さ 部品から複雑なシステム(家、コンピューター、家具)を組み立てるのを好む人がいます。彼らは、計画プロセスを楽しみ、慎重に各部品の調査を行い、望ましい力や適応性のバランスを与える部品を選択します。邪魔にならないに計画することで、彼らは最終品に向けて、部品を組み立てるプロセスを楽しみます。他の人々は、このdo-it-yourself(DIY)が魅力的で価値があると思っていませんし、途中であまりに多くの決定を下す事なく、できるだけ早く結果に到達する事に興味があります。 聞き覚えありませんか? 私は、このモデルはシステムのアーキテクチャとシステム構築にも同じ様に当てはまると思います。時々、個々のAWSコンポーネント(サーバー、ストレージ、IPアドレスなど)を手動で選ぶ事に時間をかけ、あな
電子書籍業界に関わる中で経験した出来事を書き連ねていきます。電子書籍取次サービス「電書バト」運営中。 さて、先日、twitterに投稿した下記のコメントが、間もなく2000RT(10/4現在)に達しようとしています。 その後、状況に変化がないまま、アマゾンジャパン合同会社(以後、アマゾン社)側の回答期限まで後2日という所まできました。前向きな回答が得られない場合は、訴訟に発展するかもしれません。 僕の投稿に続いて、10/3には講談社がアマゾン社に対して抗議声明を発表。10/4には小学館もアマゾン社に改善を申し入れたとの報道がありました。9月には徳間書店も不満を漏らしていましたね。規模の大小を問わず、弊社以外にも多くの出版社が同様の理不尽な対応を受けていることが明らかになりつつあります。 「講談社声明」http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.
そこで、関係者からのヒヤリングをもとに、きちんとした解説をしてみたいと思う。要はこれ、「アマゾンの見積もりが甘かった」「日本の出版の状況は、海外と大きく違っていた」ことが原因だ。 以前も本メルマガのコラムで書いたことがあるように、アマゾンの読み放題サービス・Kindle Unlimitedにはいくつかの支払いルールがある。 一つは、このメルマガも含め、セルフパブリッシング系の書籍が適応されている「KENP」という指標に基づく支払いだ。KENPとは、書籍の内容をある基準に応じてページ単位に換算したもので、読者がKindle Unlimitedから本をダウンロードして読むと、読んだページの分がKENPに換算される。 アマゾンには利用者からの収益をベースにした「KDPセレクト基金」というものがあり、これを読まれたKENPの分(KENPCという)だけ、権利者に分配する仕組みになっている。元の本の価
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く