東電の福島第一原発事故は、原発(事故)が日本の存続を脅かしかねないということをあきらかにしつつあります。原発事故は、単に多くの人の身体・生命に悪影響を及ぼすというだけでなく、日本経済にも深刻な悪影響を及ぼすリスクがあります。最悪、日本が崩壊しかねません。 仮に浜岡原発で放射性物質が漏れそれが偏西風で運ばれれば、太平洋ベルト地帯の工業生産地域や首都圏にも届く恐れは十分にあります。 そのときの避難対象地域の大きさは今回の比ではないでしょうし、避難する対象人口はどれほどの数になるのでしょうか。 もっとまずいのは、原発事故が日本の輸出入をストップさせかねないということです。 原発事故は日本の輸出入の脅威 原発事故は、農産物や海産物の輸出だけでなく、工業製品の輸出にも悪影響を与えています。 東京電力福島第一原発の事故で、農産物や海産物に多大な風評被害が出ているが、工業製品も同じように影響を受け始めた