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satelliteに関するYaSuYuKiのブックマーク (199)

  • スペースX、12回目のスターリンク衛星打ち上げを実施。累計713基に

    60基のスターリンク衛星を搭載したファルコン9ロケットの打ち上げ(Credit: SpaceX)日時間9月3日21時46分、スペースXは新たに60基のスターリンク衛星の打ち上げに成功しました。打ち上げに使われたファルコン9ロケットの1段目は洋上で待機していたドローン船「Of Course I Still Love You」に着陸、回収に成功しています。すっかりおなじみとなった1段目の着陸は、今回で通算60回目に到達しました。 今回の打ち上げは悪天候のために8月31日から延期されたミッションでした。この日はスターリンク衛星の打ち上げとは別にアルゼンチンの地球観測衛星「SAOCOM 1B」などを搭載したファルコン9が打ち上げられており、もしもスターリンク衛星の打ち上げが延期されていなければ、同じ日に2機のファルコン9がケネディ宇宙センターから打ち上げられていた可能性がありました。 スターリン

    スペースX、12回目のスターリンク衛星打ち上げを実施。累計713基に
  • 衛星コンステレーションの「光害」高度や季節によっては一晩中影響も

    地球低軌道を周回する衛星コンステレーションのイメージ(Credit: NOIRLab/NSF/AURA/P. Marenfeld)2019年5月にスペースXがスターリンク衛星の大量打ち上げを開始して以来、数千、数万の人工衛星で構築された衛星コンステレーションによる「光害」を懸念する声があげられています。米国科学財団(NSF)の国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)とアメリカ天文学会(AAS)は、衛星コンステレーションが観測に及ぼす影響を評価するワークショップ「SATCON1(Satellite Constellations 1)」を6月29日から7月2日にかけて共同で開催し、8月25日にレポートを公表しました。 250人以上の天文学者やスペースXなど民間企業からのメンバーが参加したSATCON1では、スペースXが将来追加で打ち上げを計画している3万基の第2世代スターリンク衛星(高度6

    衛星コンステレーションの「光害」高度や季節によっては一晩中影響も
  • 次世代宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」の複雑な展開手順

    折り畳まれた状態のソーラーパネル(中央下)が再装着された「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡(Credit: NASA/Chris Gunn)NASAを中心に開発が進められている期待の次世代宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」は、2021年10月31日に打ち上げが予定されています。NASAは8月27日、地上試験のため一時的に取り外されていた全長6mのソーラーパネルが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に再び取り付けられたことを明らかにしました。 直径6.5mの大きな主鏡や展開するとテニスコートくらいの広さになるサンシールド(日除け)を備えるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、そのままでは大きすぎて打ち上げに使われる「アリアン5」ロケットに搭載できないため、打ち上げ後に各部分を展開する構造が採用されています。ソーラーパネルも同様で、ロケット上段から分離された直後、バッテリーに蓄えられた数時間分の電力が

    次世代宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」の複雑な展開手順
  • https://jp.techcrunch.com/2020/06/16/2020-06-15-spacex-will-have-to-starlink-internets-low-latency-within-the-next-month-to-qualify-for-up-to-16b-in-federal-funding/

  • JAXA宇宙研の公募型小型計画4号機に次期太陽観測衛星が選定される

    JAXA宇宙科学研究所は6月8日、公募型小型計画の4号機として次期太陽観測衛星「Solar-C (EUVST)」(以下Solar-C)を選定し、ミッション定義審査に向けた概念検討を進めていくと発表しました。選定結果は6月2日の宇宙政策委員会基政策部会にて報告されています。 ■太陽コロナの加熱やフレアの発生メカニズムを解明するべく2020年代半ばの打ち上げを目指す次期太陽観測衛星「Solar-C (EUVST)」を描いたイメージ図(Credit: NAOJ/JAXA (Solar-C WG))Solar-Cは2006年に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」の後継機にあたる観測衛星で、紫外線の分光観測により太陽コロナの加熱問題とフレアの発生メカニズムに迫ることを目的としています。搭載される望遠鏡の空間分解能は0.4秒角で、太陽の磁力線や磁場リコネクション領域の構造を詳細に捉えることが可能。ま

    JAXA宇宙研の公募型小型計画4号機に次期太陽観測衛星が選定される
  • 期待の次世代宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」地上での試験進む

    遠方銀河から太陽系外惑星までさまざまな研究分野から期待されているNASAの「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡は、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう体制の下でも少しずつ試験が続けられています。6月9日には、ジェイムズ・ウェッブの構造上の要となるタワー構造(DTA:Deployable Tower Assembly)の伸長試験に成功したことが発表されました。 ■展開式の望遠鏡と体をつなぐタワー構造の伸長試験を実施試験中のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をチェックするエンジニアたち(Credit: Northrop Grumman)今回試験が実施されたDTAは宇宙機としての体(バス)と望遠鏡をつなぐ部分で、打ち上げられてから1.2m伸びる構造になっています。試験では数時間かけてDTAを伸ばした後に、エンジニアによって状態がチェックされました。試験に携わったAlphonso Stewart氏

    期待の次世代宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」地上での試験進む
  • 【入門】Pythonによる人工衛星データ解析(Google Colab環境) - Qiita

    はじめに 〜衛星データとは〜 人工衛星データとは、人工衛星を利用した“リモートセンシング”によって取得されたデータを指します。 これまで人工衛星データは専門ツールや大容量データ処理基盤が必要なため、利用できる組織は大学機関や一部の専門機関が限られていましたが、昨今のオープンソース・ライブラリの普及やデータ処理基盤のクラウド利用により、一般組織でも気軽に人工衛星データを扱える外部環境が整ってきました。 衛星データを利用することで、これまで取得することができなかった様々な場所・時間・対象の状態をビッグデータで解析することが期待できます。 そこで記事では、どの様にデータを扱うのかを、衛星データ解析の専門ツールを利用せず(最も身近なツールの一つであるpythonを利用)、誰でも気軽に試すために無償で利用方法を紹介していきたいと思います。 また、今回はビジネスや社会実装に利用イメージが沸きやすい衛

    【入門】Pythonによる人工衛星データ解析(Google Colab環境) - Qiita
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/06/03
    商業用途では、例えば、原油タンクの蓋の状態変動を測定して原油在庫変動を推定する、のような高度な解析も行われているが、そのレベルのデータは有料。無料データでできることも多そうだが
  • NASAの新宇宙望遠鏡、名前は「ナンシー・グレース・ローマン」に

    NASAは現在、2020年代半ばの打ち上げを目指して新しい宇宙望遠鏡「Wide Field Infrared Survey Telescope(広視野赤外線サーベイ望遠鏡)」の開発を進めています。これまで頭文字を取って「WFIRST」と呼ばれてきた新宇宙望遠鏡の名前が「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」(以下「ローマン宇宙望遠鏡」)に決まったことが発表されています。 ■ハッブル宇宙望遠鏡の母、ナンシー・グレース・ローマン【▲ 在りし日のナンシー・グレース・ローマン氏。1970年代にNASAのゴダード宇宙飛行センターにて撮影(Credit: NASA)】WFIRST改めローマン宇宙望遠鏡は、「ハッブル」宇宙望遠鏡と同じ直径2.4mの主鏡を搭載しつつ、ハッブルよりも100倍広い範囲を観測できる広視野観測装置が搭載されます。また、地球から比較的近いところにある太陽系外惑星の撮影や分光観測を

    NASAの新宇宙望遠鏡、名前は「ナンシー・グレース・ローマン」に
  • JAXAが開発中の科学衛星・探査機のうち3機の打ち上げ時期が変更される

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月19日、2021年度に打ち上げを予定していた科学衛星や探査機のうち3機の打ち上げ時期が変更されたことを明らかにしました。同日開催された第56回宇宙開発利用部会において報告されています。対象となるのは、X線分光撮像衛星「XRISM」、小型月着陸実証機「SLIM」、および深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」です。 ■XRISMとSLIMは2022年度、DESTINY+は2024年度にX線分光撮像衛星「XRISM」を描いた想像図(Credit: JAXA)1つ目のXRISMは2016年に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」(運用終了)の後継機として、NASAや欧州宇宙機関(ESA)などとも協力しつつ開発が進められている衛星です。当初は2021年度に打ち上げが予定されていましたが、搭載される機器の試験中に不明事象が生じていることから、2022年度の打ち上げ

    JAXAが開発中の科学衛星・探査機のうち3機の打ち上げ時期が変更される
  • スターリンク衛星には「サンバイザー」が標準装備される予定

    打ち上げ準備中のスターリンク衛星。一度に60基のペースで打ち上げられているスターリンク衛星は、最低でも1万2000基の投入が予定されている(Credit: SpaceX)地球上のあらゆる場所へ通信ネットワークを提供する「スターリンク」のサービス開始を目指すスペースXは、地球の周回軌道上へ最低でも1万2000基の小型通信衛星を打ち上げることを予定しています。比較的低い高度を飛行する膨大な数の衛星コンステレーションは景色としての夜空だけでなく天文学にも影響を及ぼすことが国内外で懸念されていますが、その対策としてスターリンク衛星にサンバイザー(日よけ)を取り付ける計画が明らかにされています。 ■アンテナを黒く塗装するかわりにサンバイザーで太陽光を遮断スペースXによると、スターリンク衛星のうち太陽光を最も強く反射する部分は、白く塗装されているアンテナおよびソーラーパネルの裏側だといいます。最も面積

    スターリンク衛星には「サンバイザー」が標準装備される予定
  • スペースX、スターリンク衛星の打ち上げ成功。北米カナダで衛星ブロードバンドを年内開始へ

    スペースXは4月22日、ファルコン9ロケットの打ち上げを実施し、衛星ブロードバンド「スターリンク(Starlink)」60基の軌道投入に成功しました。軌道上のスターリンク衛星は合計で422基となります。 今回7回目となった「Starlink 6」ミッションは、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から米国東部標準時間4月22日午後3時30分に打ち上げられました。打ち上げに用いられたファルコン9ロケットの第1段ブースターは4回目の再利用で、以前に地球低軌道への打ち上げに3回利用されています。3月18日のミッションでは、ロケットエンジン「マーリン1D」の内、1基が途中で停止するトラブルに見舞われましたが、今回のミッションでは軌道投入、回収も問題なく実施されたとのことです。 地球を周回するスターリンク衛星は400基を超え、以前にスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が公言していた限定的なエリア

    スペースX、スターリンク衛星の打ち上げ成功。北米カナダで衛星ブロードバンドを年内開始へ
  • 燃料不足の衛星を救う「MEV-1」が通信放送衛星とのドッキングに成功

    インテルサット901(奥、金色)にドッキングしたMEV-1(手前、銀色)の想像図。ノースロップ・グラマンが公開している動画より(Credit: Northrop Grumman)ノースロップ・グラマンは2月26日、昨年2019年10月に打ち上げられた人工衛星「MEV-1」が、インテルサットの通信放送衛星「インテルサット901」とドッキングすることに成功したと発表しました。MEV-1は今後5年間に渡って結合状態を維持し、燃料が不足しているインテルサット901に代わり軌道を維持し続けることになります。 ■燃料さえあればまだ使える衛星に寿命延長サービスを提供MEV-1によって80m離れた位置から撮影されたインテルサット901Credit: Northrop Grumman)インテルサット901は2001年6月に打ち上げられた人工衛星で、大西洋上空の静止軌道でサービスを提供してきました。通信放送

    燃料不足の衛星を救う「MEV-1」が通信放送衛星とのドッキングに成功
  • ガンプラ宇宙へ!超小型衛星「G-SATELLITE」打ち上げ成功。宇宙空間放出は4月下旬

    ガンダム」と「シャア専用ザク」のガンプラがついに宇宙へ! 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会やJAXAと東京大学、そして「機動戦士ガンダム」がコラボした企画専用の超小型衛星「G-SATELLITE」が米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられました。 G-SATELLITEは、国際宇宙ステーション(ISS)に補給物資を届けるドラゴン補給船に搭載され、ファルコン9ロケットにて日時間3月7日午後1時50分に打ち上げを実施、無事に目的の軌道に投入され打ち上げは成功しました。3月9日午後8時頃に国際宇宙ステーションに到着、4月下旬に日実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出されます。 3Uサイズの超小型衛星「G-SATELLITE」(Credit: JAXA)また、G-SATELLITEには宇宙の環境でも変質しにくい素材と塗料が用いられた「ガンダム」と「シャア専用ザク」の特別

    ガンプラ宇宙へ!超小型衛星「G-SATELLITE」打ち上げ成功。宇宙空間放出は4月下旬
  • 楽天モバイルの弱点は宇宙から補う。「SpaceMobile」で全国カバーを目指す

    楽天モバイルは今後期待できるかも? 楽天と英ボーダフォンは、米AST&Scienceと戦略的パートナーシップを締結し、世界初の人工衛星を用いたモバイルネットワーク構築サービスを試みることを発表しました。 ASTの低軌道衛星を用いた「SpaceMobile」は、現在市販されているスマートフォンから直接、衛星通信サービスに接続することが可能。宇宙空間でモバイルネットワークを構築するので、山間部や災害被害地域などの通信基地局を宇宙から補うことができます。サービス初期段階は4G通信サービスを提供するとしていますが、近い将来的に5G通信ネットワークにも対応するとしています。 既にASTは2019年4月に6Uサイズのキューブサット「BlueWalker 1(BW1)」の打ち上げに成功し、技術実証を進めており、2020年内には「BlueWalker 2(BW2)」「BlueWalker 3(BW3)」の

    楽天モバイルの弱点は宇宙から補う。「SpaceMobile」で全国カバーを目指す
  • Space BD、豪州の大学の超小型衛星プロジェクトにおいてISS「きぼう」からの衛星打上げ放出サービスを提供

    Space BD株式会社は、オーストラリアのカーティン大学と打上げサービス契約を締結し、国際宇宙ステーション(ISS)の日実験棟「きぼう」から超小型衛星2機を放出することが決定しました。 カーティン大学は「Binar-1」「Binar-2」と名付けた超小型衛星(キューブサット:それぞれ1Uサイズ、3Uサイズ)を開発しています。2機のキューブサットはカーティン大学の創立後初めて打上げられる衛星であり、さらには西豪州としても歴史上初めて打ち上げられる衛星となります。 また、Space BDは国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日実験棟からの超小型衛星放出事業民間事業者としてJAXAより選定されており、ISSを核とした地球低軌道領域の商業化に向けた事業を推進しています。 Space BDは今後、2機の超小型衛星それぞれに関する安全審査プロセス等の打上げ準備、技術要求等に関する適合性確認、

    Space BD、豪州の大学の超小型衛星プロジェクトにおいてISS「きぼう」からの衛星打上げ放出サービスを提供
  • 日本版GPS「みちびき」に米軍の監視センサーを搭載する動きが本格化

    が運用する「準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)」、通称「みちびき」は、日周辺の上空に長時間留まることができる「準天頂軌道」に複数の衛星を投入することで、GPS衛星の電波がビルや地形に遮られやすい場所での測位精度を高めるためのシステムです。 この「みちびき」を構成する準天頂軌道衛星にセンサーを搭載するための予算が米軍において計上される見通しであることが報じられています。 ■搭載されるのはデブリを追跡するための宇宙状況監視センサー準天頂軌道衛星「みちびき」4号機の想像図(Credit: qzss.go.jp)米軍が計上する方針としているのは、みちびきに搭載される「宇宙状況監視(SSA:Space Situational Awareness)」センサー2つ分の開発予算と、これらのセンサーを使った軌道上でのテスト運用を支援するための予算

    日本版GPS「みちびき」に米軍の監視センサーを搭載する動きが本格化
  • ALEの人工流れ星衛星初号機、目的高度を目指し降下ミッションを開始

    【▲初号機に搭載されたDOMの膜(展開後)Credit:東北大学】世界初の人工流れ星の実現をめざすベンチャー企業の株式会社ALEは、人工衛星初号機に搭載された膜展開式軌道離脱装置の膜展開に成功し、降下ミッションを開始したことを発表しました。 ALEの人工衛星初号機は、イプシロンロケット4号機によって2019年1月18日に打上げられ、高度約500kmの軌道投入に成功しています。 関連:イプシロンロケット4号機 打ち上げ成功。革新的衛星技術実証1号機を搭載 人工流れ星の放出運用高度は約400kmで計画されています。そのため、現在の位置から約100kmの軌道降下を実施する必要があり、その方法として株式会社中島田鉄工所と東北大学が共同で研究開発した膜展開式軌道離脱装置De-Orbit Mechanism(DOM)を宇宙空間で展開し、少しずつ高度を下げる方法が採用されました。DOMの膜展開は2019

    ALEの人工流れ星衛星初号機、目的高度を目指し降下ミッションを開始
  • 宇宙望遠鏡CHEOPSが初観測。あえて”ぼやけた星”を撮影した意味とは

    観測を行うCHEOPSの想像図(Credit: ESA / ATG medialab)2019年12月に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「CHEOPS(ケオプス)」。2020年1月下旬には望遠鏡のカバーが開放されていましたが、ついに初の観測となるテスト撮影時の画像が公開されました。 ■光の変化を精密に捉えるために、あえてぼやけた星を撮る宇宙望遠鏡CHEOPSが撮影した初の画像(背景)と、中央に写るHD 70843の拡大画像(右下)を合成したもの(Credit: ESA/Airbus/Mission Consortium)こちらが今回CHEOPSによって撮影された最初の画像です。右下に拡大表示されているのはテスト撮影のターゲットに選ばれた「HD 70843」で、かに座の方向およそ150光年先にある恒星。明らかにぼやけていますが、CHEOPSにとってはこれが正常な画像です。 C

    宇宙望遠鏡CHEOPSが初観測。あえて”ぼやけた星”を撮影した意味とは
  • NASAの太陽観測衛星「ソーラー・オービター」、2月8日打ち上げへ

    NASAの新しい太陽観測衛星「ソーラー・オービター」が、2月8日に打ち上げを予定しています。ソーラー・オービターは欧州宇宙機関(ESA)とNASAの協力によるもので、米フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から2月8日13時15分(日時間)に打ち上げられる予定です。 ソーラー・オービターは米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスVロケットにより打ち上げられた後、金星と地球の重力を利用して予定の軌道へと進みますが、その軌道は太陽観測にとって「未知の領域」となります。地球や他の惑星が太陽の周りを回る公転軌道を離れ、「鳥の目」のように太陽の北極・南極を見下ろすような位置から太陽を観測するのです。なぜこのような軌道を取るのでしょうか? ソーラー・オービターの予定軌道の一部(白)。地球や他の惑星に比べて傾いた軌道を取る。 Credits: ESA/ATG medialab太陽は私

    NASAの太陽観測衛星「ソーラー・オービター」、2月8日打ち上げへ
  • 宇宙望遠鏡CHEOPSが望遠鏡のカバーを開放、観測開始へ向け準備進む

    昨年12月に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「CHEOPS(ケオプス)」。打ち上げ成功後に機器のチェックが進められていましたが、いよいよ望遠鏡を保護していたカバーが開放されました。太陽系外惑星の質に迫るCHEOPSの観測開始に向けて、着々と準備が進められています。 ■開けたら二度と閉められない、一度きりのカバー開放観測を行うCHEOPSの想像図。正面に見える望遠鏡の開口部左側にあるのが開放されたカバー(Credit: ESA / ATG medialab)今回開放されたのは、CHEOPSに搭載されている口径30cmの望遠鏡にかけられていたカバーです。カメラでいうところのレンズキャップに相当するこのカバーはCHEOPSの望遠鏡をホコリや太陽光などから保護するための重要な構成要素で、軌道上でのチェックが進むまで閉じられたままになっていました。 カバーは打ち上げから1か月半ほど

    宇宙望遠鏡CHEOPSが望遠鏡のカバーを開放、観測開始へ向け準備進む