【▲ 海洋惑星の可能性がある太陽系外惑星「TOI-1452 b」の想像図(Credit: Benoit Gougeon, Université de Montréal.)】モントリオール大学のCharles Cadieuxさんを筆頭とする研究チームは、地球よりも一回り大きく、表面が広大な海に覆われている可能性がある太陽系外惑星を発見したとする研究成果を発表しました。研究チームはこの系外惑星の性質をより詳しく理解するために、「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡による観測に期待を寄せています。 ■地球から比較的近い海洋惑星の有力な候補今回発見が報告されたのは、「りゅう座」の方向約100光年先にある赤色矮星「TOI-1452」を公転する系外惑星「TOI-1452 b」です。研究チームによると、TOI-1452 bはいわゆるスーパーアース(質量が地球の数倍程度で岩石質の系外惑星)で、直径は地球の約1