オススメ本を紹介しあい、一番読みたい一冊を決めるビブリオバトル。今回は小飼弾さんに挑戦し、アツいトークになったのだが……結果は驚くべきもので、ちとしょんぼり。とはいえ、この反省を糧に自分のやり方を模索していこうかと。 まず、小飼弾さん、わたしの挑戦を受けていただき、ありがとうございます。そして、「弾さん目当てに観覧者が詰めかけて混乱するかも」という主催者の心配を汲んで、「お忍び」モードで参戦されたことに感謝……ところが、本の紹介そっちのけで「本とは何か」のトークバトルになり、当然5分じゃ足りなくなり、凄くもったいないことに。 かくいうわたしは、ウンベルト・エーコ「醜の歴史」をプッシュする。これは、対となる「美の歴史」と併せて読むと、興味深い事実が浮かんでくる。それは、「美は相対的なものだが、醜は必ずしもそうではない」こと。「美の歴史」は即ち美術史になる。つまり、美しいを決める文化的・歴史的
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