タグ

ブックマーク / yasuhisa.com (16)

  • 言葉はグラフィックより大事なインターフェイス

    2013年3月16日にAndroid Bazaar Conference 2013 Spring が開催されました。昨年に引き続き今年も登壇。前回はゲームをテーマにして話をしましたが、今回は「コンテンツで改善する UI デザインの極意」と題してコンテンツと UI をテーマに話をしました。 見た目が綺麗だから良い UI というわけではない UI のインスピレーションとして Dribblbe や Android Patterns のようなギャラリーサイトを見ている方は多いと思いますし、「素晴らしい UI のまとめ」と名付けた記事も、だいたいはこうしたギャラリーサイトを参照していることが多いです。 実装まで携わった経験がある方ならなんとなく分かると思いますが、Dribble で紹介されている UI アイデアの多くは現実味がない想像図が多く掲載されています。実装しようとするならばパフォーマンスや操

    言葉はグラフィックより大事なインターフェイス
  • メタファーが作り出す期待値と使いやすさの関係

    Webをはじめとしたテクノロジーを利用したものには、馴染みのない機能や象徴的で捉え難いアイデアがあります。それらをスクリーンショットで見せたり、分かりやすい解説があったとしても伝わらない場合が多いです。そこで、他にある似たようなものと関連付けさせて理解しやすくします。これを私たちは「メタファー」と呼びます。 メタファーはパソコンの中にたくさん見ることが出来ます。アイコンデザインがその代表格です。絵としてフォルダを表現することで、頭の中で「幾つかの書類をまとめることが出来る」という物のフォルダと関連付けがしやすくなり、操作を促すことが出来ます。フロッピーディスクアイコン (保存)のようにメタファーからシンボルへと進化した例外もありますが、機能やインタラクションを説明せずに利用者に伝えることが出来るメタファーは、アプリケーションデザインやWebデザインでよく使われます。 メタファーが作り出す

    メタファーが作り出す期待値と使いやすさの関係
  • Google Font API で手軽に始めるフォント遊び

    昨日開催された WDE ex -vol9 (Twitter TL) の懇親会で「Googleフォントのホスティングやれば良いじゃないか」という話題が出ていたのですが、朝起きたら Google Font API として現実的なものとなっていました。Web Font をホスティングしているサービスは海外で既に幾つかありますが、ほとんどが JavaScript のコードを貼付ける方法が採用されており、中には body 内に記述しなければならないものもあり、エレガントな方法とはいえませんでした。 今回公開された GoogleAPIJavaScript を使うのではなく、CSS をリンクするだけ。使いたいフォントをディレクトリから選び、リンクした CSS ファイルに変数としてフォント名を記述するだけになります。シンプルかつ簡単です。 <link rel="stylesheet" ty

    Google Font API で手軽に始めるフォント遊び
  • HTML5に関するW3Cのスライドをリデザイン

    先日、Twitter経由で「Web標準化 (W3C) とHTML5の状況 (PDF形式)」というスライドが総務省のWebサイトで公開されているのを知りました。早い時期から国に働きかけているのだなと関心しましたし、どのような内容を紹介しているのだろうと興味があったので早速ダウンロードしてみました。HTML5 の概要をコンパクトにまとめている点は良かったのですが、プレゼンのスライドとしての質はあまり高いものではない内容でした(一番最後のページに「ありがとうございました」と書いてあるのでスライドの可能性大)。 W3Cに携わる教授という視点だと考えられなくはない内容なのですが、国の方(もしくは IT プロフェッショナルではない方)に向ける内容ではない気がしました。せっかくHTML5を多くの方に知ってもらうという素晴らしい機会があってもこれではどうかなと私は思いました。以下が私が気付いた課題点です。

    HTML5に関するW3Cのスライドをリデザイン
  • 10/GUIとマルチタッチインターフェイスの可能性

    マウスとキーボードを使って GUI に表示されている情報を操作するという手法は 30 年以上採用され続けています。多くの方が慣れ親しんでいる方法とはいえ直感的に使えるわけではありませんし、複雑な操作をマウスだけで行うのは難しいです。今の時代に合ったマウスに代わる次世代の操作を模索している動きは以前からありますが、10/GUI はその中でも出来が素晴らしいです。Techcrunchをはじめ幾つかのサイトで紹介されているので、既にご覧になった方もいるかと思います。 次はタッチスクリーンと考えがちですが、手が邪魔でスクリーンが見えなくなるという問題があります。これを解決した例としてデバイスの裏からタッチする Nano touch というのがありますが、小さなデバイスに限られた手法です。10/GUI はタッチパッド上で操作するという実に無難な解決方法を選んでいますが、一緒に紹介されているインターフ

    10/GUIとマルチタッチインターフェイスの可能性
  • 404ページのデザイン提案【前編】

    Twitterのほうでひっそりと告知しましたが、404ページのデザインを変更してみました。なぜこんなところから始めたのかというと、サイト制作でいつも後回しになってしまう部分なので考えてみたかったですし、1ページ完結型なので早く形に出来るというのが理由です。いわゆるエラーページなわけですが、「見つかりませんでした」という結果表示ではなく何か補助出来ないかというのがテーマでした。 機械的なエラーの表示の仕方はケアが必要です。多くの利用者はエラーをみると、たとえシステムエラーでそうなったとしても、自分のせいにしてしまう場合があります。メッセージの出し方によっては「何か誤操作をしてしまったか」「そもそも何が起こったの?」「もしかして壊した?」といった感情を引き出してしまう可能性があります。利用者が悪くないのに、悪いと突き出してしまうような見せ方だけは避けなくてはいけません。 専門用語を使ったり、簡

    404ページのデザイン提案【前編】
    YasSo
    YasSo 2009/10/01
  • 好みを出さないレコメンデーションが欲しい

    去年あたりからレコメンデーション系のサービスが目に付くようになりました。音楽だとPandora、TasteKid、echonest。映像だとJinni。書籍だとBookLamp。TwitterでもTwolloというサービスがあります。総合的なものだと The Filter がよく出来ているサービスのひとつです。それぞれ異なるアルゴリズムを持っているので特定は出来ませんが、レコメンデーションは以下のような要素が基になっていると思います。 利用者の購買/使用/消費履歴 商品に対する評価 製品の属性/メタデータ 利用者のネットワーク サービスを利用する全員のデータ こうした要素を用いて提案されるレコメンデーションとは「あなたは○○が好きだから、きっと△△も好きですよ」「○○を買った人は△△も買っていますよ」といったものになります。自分の趣向に合ったものを提示するのもひとつのレコメンデーションで

    好みを出さないレコメンデーションが欲しい
  • OmniGraffleを使ったテンプレート作り

    OmniGraffleは、ワイヤーフレームをささっと書くのに大変便利なツール。以前「サイト制作に便利なOmniGraffleステンシル」という記事で、高品質のステンシルを幾つか紹介したことがあります。これらを使えば手軽に完成品に近い見た目の絵図を作ることが可能になります。なかなか便利な OmniGraffle ですが、通常版とプロ版の2つあり、どちらか迷っている方もいるのではないでしょうか。今回紹介するハウツーは通常版でもある程度出来ますが、プロ版で効果を発揮するテンプレートの作り方です。 変数を活用する 書類を制作する際に、何度も同じことを書く場合や、ページ番号を挿入したい場合があります。こうした情報を手入力していると大変手間がかかります。OmniGraffle にはテキストフィールドに変数を利用することが出来、ダイナミックに文字や数字を生成することが出来ます。例えば、各キャンバスをペー

    OmniGraffleを使ったテンプレート作り
    YasSo
    YasSo 2009/07/29
    全然使いこなせてないのであとで読む
  • いろいろあるインタラクティブ・テーブル : could

    UI視覚化 いろいろあるインタラクティブ・テーブル マルチタッチで操作可能なインタラクティブ・テーブルといえば Surface が有名ですが、他でも同類のテーブル(もしくは壁)が開発されています。カフェ、図書館、カンファレンスなど人がたくさん集まる場所にあると便利そうなインタラクティブ・テーブル。今回は GUI の見せ方も含めて興味深いものを幾つか紹介。アート作品から実際使われているものまで集めて参りました。リンク先のサイトには動画が掲載されているので、読むよりまずは見て体感すると良いと思いますよ。 Maeve ドイツの University of Postdam で開発されているテーブル。専用カードを置くことで情報むことが出来たり複数のカードの情報の関連性を視覚化してくれます。ProcessingとGestaitで開発されたそうです。 Remotable スウェーデン在住の学生によって作

    いろいろあるインタラクティブ・テーブル : could
  • Firebug用リファレンスツール「Firescope」

    サイト構築の際、欠かせないツールのひとつといえば Firebug。JavaScript を使ったウェブアプリケーションのデバッグだけでなく、サイトデザインをしている方にとっても便利なツール。テストの際、レイアウトが崩れていたとしても Firebug で調べればだいたいのことは解決します。この Firebug のコンパニオンツールが Firescope です。 Firescope は、Firebug 内で CSS/HTML のタグの意味や使い方をチェック出来るツール。インストール後、Firebug のパネルに新たに「Reference」というタブが追加されます。HTMLビューや「調査」の際に選択したタグと下階層にあるタグの意味が Reference に表示されます。最新のブラウザだけですが、その場でサポート状況も見れるのは便利です。もっと詳しく知りたい方は提供元の Sitepoint のペー

    Firebug用リファレンスツール「Firescope」
  • Microformatsとモバイルの関係

    様々なアプリケーションを立ち上げるパワーもなければ、並べて眺めるだけの十分なスペースもないモバイル環境。それゆえデータの連携は使いやすさを向上させるひとつの鍵といえますし、ウェブサイト間で出来るのであれば、モバイルブラウザひとつ立ち上げておくだけですべて完結するかもしれません。 iPhone では vCard や iCalフォーマット (ics) をブラウザからダウンロード出来ないようになっています。つまり、カレンダーに書き留めておきたい情報がウェブ上にあったとしても、一旦カレンダーに切り替えて自分で書き込まなくてはならないというアナログチックな作業が必要ということになります。そこで Microformats を摘出して、自分が利用している Web サービス へ情報を自動入力するという形であれば iPhone だけでなく他のモバイル機器でも考えられるソリューションだと思います。 Bookm

    Microformatsとモバイルの関係
  • iPhoneから学ぶユーザビリティの極意

    iPhoneは、今までとは少し違った使い方や考え方を必要とするデバイスです。Appleらしい使いやすくするための工夫が随所見られますが、だからと言って万人受けするわけでもありませんし、僕のような Mac 使いとそうでない方とでは iPhone の捉え方は随分違います。Create with Contextはデザインリサーチを行っている会社で、iPhone 3G が発売された夏頃に iPhone のユーザーテストを行ったそうです。その結果は SlideShare に掲載されている「How people really use the iPhone」で読むことが出来ます。 iPhoneを聞いたことあるけどほとんど触ったことない方や、聞いたことなくて初めて使う方など、僕のようなヘビーユーザー以外を対象に行われたこの調査。タスク別に調査やインタビューも行われており、iPhoneのインターフェイスで具

    iPhoneから学ぶユーザビリティの極意
  • Microformats用ツールキット: Oomph

    先週のセミナーで、ページ遷移ではなくデータがどのようにフローしていくのか想像しながらサイトデザインが必要になってくると話しました。近年、ページもしくはひとつのサイト内の情報設計だけでなく、ウェブ全体でその情報はどう扱われるのかという視点も加わったと思います。RSSAPIはその始まりの段階だといっても良いでしょうし、こうしたセマンティックウェブ的な技術はブラウザの一部の機能として取り込まれたり、技術を意識することなく使えるようになってきています。 Microformatsは、徐々に広がりつつあるマークアップ方法ではありますが、具体的な実用例やツールが少ないということで制作者側も足踏みしている状態です。そんな中、先日マイクロソフトが Oomphというツールキットをリリースしました。そうです、Web Slice を作っているマクロソフトが Oomph です。 このツールキットは、IE用のプラグ

    Microformats用ツールキット: Oomph
  • 無料で使えるワイヤーフレームツールのまとめ : could

    ソフトウェアワイヤーフレーム 無料で使えるワイヤーフレームツールのまとめ Firefox 上で動作するワイヤーフレームツール Pencil をはじめ、無料でしかも便利なツールが増えてきました。紙とペンでワイヤーフレームを描くのは基ですが、より物に近いプロトタイプを作るのであればソフトウェアを使うのが最適です。以前紹介した「プロトタイピングの基礎の基礎」も併用に読んで今回紹介するツールの中から自分に合ったツールを探してみてはいかがでしょうか。 DIA: a drawing program UMLダイアグラムに特化していますが、ワイヤーフレームも作れます。基的にデータは XML で保存されますが、EPS, SVG, PNG といった別形式にも書き出せます DENIM タブレットで操作すると快適そうなプロタイピングツール。サイト内をどのように移動するかを確認するには使えそうです OpenO

    無料で使えるワイヤーフレームツールのまとめ : could
  • 手動と自動のバランスがサイトの質へと繋がる

    カテゴリをエントリーのタイプと見なし、それぞれのエントリーに関するキーワードをタグとして書き込むという分類方法は多くの方にとってもしっくり来たといえるかもしれません。しかし、まだ考える余地が幾つかあるといえます。その代表格にあたるのが「タグの役割を考えた見せ方」でも話題になった「Follow-up」という分類。 Follow Up はサブタイプ Toruさん ArticleのFollow Upならば、ArticleとFollow Up。AnnoucementsのFollow Upならば、AnnouncementsとFollow Up。と言う具合に、両方にタイプ付けはどうでしょうか?個人的にはFollow Upは必要無いのでは? Toruさんが提案しているように、2つのタイプをチェックしておいたほうが良さそうです。また、「Follow Up」のリンクをクリックして、そのタイプのみを読むという

    手動と自動のバランスがサイトの質へと繋がる
  • Social Graph と hConnect

    Google が今月初めに Social Graph API を公開しました。Social Graph API について知りたい方はマイコミジャーナルの記事を参考にされると良いと思います。自分と友達の関係を特定のサービスに限定させることなく視覚化出来るという意味で非常に興味深いです。今後具体的になってくるであろう Google によるソーシャル検索のための伏線でしょうし、これが他サービスとどう組合わさって行くのかも楽しみですね。 もちろん、これにはプライバシーをどのように保護するのかといった課題も出てきます。例えば自分自身は Social Graph API を利用していなかったとしても、自分の友達が Social Graph API を利用して「友達である」と示していれば関係性が表に出てしまうのではないのでしょうか。つまり、自分が求めているかどうか関係なく自分に繋がっている誰かが API

    Social Graph と hConnect
  • 1