2001年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカ・コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授。 アメリカでは、経済的に弱い立場の人たちの声を代弁してきました。そのスティグリッツ教授が来日し、アベノミクスの評価や成長のカギについて、ビズプラスサンデーの飯田香織キャスターが聞きました。 アベノミクスは成功するか? 飯田キャスター: ことしに入って3度目の来日ですね。現段階で、アベノミクスの成果をどう評価しますか? スティグリッツ教授: 依然、期待していますよ。 第1の矢=金融政策は、多くの人たちが予測したよりも成功したと思います。それも思っていた以上の成果が出たと言ってもよいでしょう。第2の矢=財政政策も効果を上げていますが、問題は消費税率が引き上げられたあと、どうなるのかという不透明感です。私自身は、消費税率の引き上げよりも炭素税の導入のほうがよいと思っています。消費税率引き上げの
紙面で読む「経済政策の真の目的とは、人びとの生活水準を改善することなのです」=東京都港区、麻生健撮影 豊かさを分かちあえる経済社会への変革を説くノーベル賞経済学者、ジョセフ・スティグリッツ教授が安倍政権の経済政策「アベノミクス」支持を表明し、注目を集めた。だが、単独インタビューで浮かび上がったのはむしろ「格差なき成長」への厳しい注文だった。アベノミクスに抜け落ちたものは何か。混迷が続く世界経済の… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事(記者有論)消費増税 家計の萎縮、防ぐ工夫を 小此木潔(4/13)TPP「日米国民のためにならぬ可能性」 米大教授(3/22)TPP「国民のためにならぬ可能性」 ノーベル経済学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く