以前、著作権切れでネットで見ることができる、往年の(日本の)英語参考書の記事を書いた。 日本人が英語ができた時代→ネットで読める至宝の英語参考書 読書猿Classic: between / beyond readers 今回はその世界篇である。 扱っている言語と書かれた言語の範囲を拡大するつもりだったが、古典語 (ラテン語、古代ギリシア語、、サンスクリット語)だけで結構な分量になったので、ここまでで一区切りする。 古典語の場合、目的の言語の方は日々新語が現れたり用法が変化したりといったことがないので、それを学ぶテキストの方も随分以前から版を重ねる往年の名著が長い間〈現役〉であったりするという事情も、今回の企画にふさわしい。 これらの著作権より長い寿命の名著たちは、今日ではインターネットに接続できれば、誰もが自由に見ることができる。 けれど、全文検索の時代にあってもいよいよ当てはまる、プラト