はじめに 台湾島(NASAによる撮影)今日は台湾語・客家語に関するインターネット上のリソースを紹介する。これら2つの言語は両方とも台湾で話されている言語だ。 台湾語は、中国大陸の福建省南部 [1] から移住してきた人たちに由来する言語だ。福建省のことを「閩」(ビン)と言うので、福建省南部で話されている言葉を閩南語と言う。台湾語も閩南語の一種であると言えよう。以下に紹介するウェブサイトでは台湾語のことを「閩南語」と言ったり「台湾閩南語」と言ったりすることが多い。また、台湾語は福佬語(ホーロー語)と呼ばれることもある。 客家語(ハッカ語)は中国大陸の広東省・福建省・江西省を中心に話されている言語だ。大陸に住んでいた客家語話者が台湾に移住したため、台湾でも客家語が使用されている。台湾の客家語の状況については、「多言語共生社会、台湾における客家語」という一般向けの文章が参考になるだろう。 両言語と