出るわ出るわ、DeNAベイスターズのトニ・ブランコ選手を筆頭に、今年の日本プロ野球では面白いようにホームランが飛び交っています。数字的にはここまでで前年同期に比べ5割近く増えているのだとか。 この本塁打ブームにシーズン当初から「統一球」の仕様が飛びやすく変更されたのではないかと疑われていましたが、このほどようやくNPB(日本野球機構)がその事実を認めました。しかしそれは6月11日に仙台市内で行われた労組・日本プロ野球選手会(楽天・嶋基宏会長)との事務折衝で明らかにされたもので、NPBがこの問題について特別に記者会見を開いたわけではなかったようです。 コミッショナーは今すぐ辞任するしかない 統一球の仕様変更やその隠蔽の是非は他のニュースや評論に譲るとして、ここではマスコミ対応という観点から、球の仕様変更の公表にまつわるNPBの行動を評価してみたいと思います。 こんな有事に広報パーソンとして職