2月20日、英国の最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首(写真中央)は、同党が政権を奪還すれば、同国の金融セクターが「すべての人ではなく、産業に奉仕する」ことになるとの見解を示す見込みだ。写真はロンドンで10日撮影(2018年 ロイター/Simon Dawson) [ロンドン 20日 ロイター] - 英国の最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、同党が政権を奪還すれば、同国の金融セクターが「全ての人の支配者ではなく、産業に奉仕する」ことになるとの見解を示す見込みだ。 社会主義寄りのコービン党首は、サービスの再国有化や公共支出の拡大を訴えて多くの支持を集める。利益の多いロンドンの金融セクターを以前から批判しており、政治家はあまりに長期間、マネーメーカー(金もうけのうまい人)の奴隷に成り下がってきたと非難した。