オーストリアのフッキング村で、標識の前で記念撮影する旅行者(2008年6月18日撮影)。(c)Mladen ANTONOV / AFP 【11月27日 AFP】オーストリアにある「Fucking(フッキング)村」が、来年1月1日から「Fugging(フッギング)村」に名称を改めることになった。村の標識が特にソーシャルメディア上で笑いものになっていることに耐えられなくなった住民たちが、11世紀から続くともいわれる村名の変更をとうとう決断した。 フッキング村は首都ウィーンの東方350キロにある。26日に公開された村議会の議事録で、村名変更が明らかになった。 村には近年、入り口の標識前で写真を撮るため立ち寄る英語圏からの旅行客が増加。中にはわいせつなポーズで写真を撮影し、ソーシャルメディアに投稿する事例もあった。標識が窃盗被害に遭ったこともあるという。 だが、村民の多数決で決まった改名を誰もが歓