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ブックマーク / tech.preferred.jp (18)

  • GPUの祭典・GTC2016に参加しました - Preferred Networks Research & Development

    比戸です。4月4日から開かれていた世界最大のGPUイベント、NVIDIAのGPU Technology Conference (GTC) 2016に参加しました。 GTCは今年もシリコンバレーの南端サンノゼで開催され、昨年に比べて約50%参加者が増えたそうです。日からの参加者もかなりいて、特にゲームやHPCではない業界関係者が多かった、という噂を聞きました。 今年も初日の基調講演にはNVIDIA CEOのJen-Hsun Huangが登壇したのですが、強調していたのは今後フォーカスする領域が、VR、自動車、そしてディープラーニングの3つであることでした。 昨年もGPUを用いた人工知能技術の話が中心で、TeslaのElon Muskとの対談などがありましたが、今年は方向性をより鮮明にしたことになります。グラフィックスやHPCなど既存ビジネスとのバランスを取りながら、新しい事業領域への投資

    GPUの祭典・GTC2016に参加しました - Preferred Networks Research & Development
  • 画風を変換するアルゴリズム - Preferred Networks Research & Development

    Deep Neural Networkを使って画像を好きな画風に変換できるプログラムをChainerで実装し、公開しました。 https://github.com/mattya/chainer-gogh こんにちは、PFNリサーチャーの松元です。ブログの1行目はbotに持って行かれやすいので、3行目で挨拶してみました。 今回実装したのは”A Neural Algorithm of Artistic Style”(元論文)というアルゴリズムです。生成される画像の美しさと、画像認識のタスクで予め訓練したニューラルネットをそのまま流用できるというお手軽さから、世界中で話題になっています。このアルゴリズムの仕組みなどを説明したいと思います。 概要 2枚の画像を入力します。片方を「コンテンツ画像」、もう片方を「スタイル画像」としましょう。 このプログラムは、コンテンツ画像に書かれた物体の配置をそのま

    画風を変換するアルゴリズム - Preferred Networks Research & Development
  • 機械学習の経済学:クラウドはIoTの夢を見るか - Preferred Networks Research & Development

    比戸です。夏の思い出、もう作りましたか? 今回はPreferred Networksのポジショントークをします。と言っても、ディープラーニングではなく、Internet of Thingsのほうです。 前回IoT関連のブログ「のび太とインターネット・オブ・シングス」を書いてから1年半弱、枯れたバズワードどころか、IoTはあらゆる業界を巻き込んだムーブメントになりつつあります。ちょうど昨日発表された、ガートナーの2015年度版ハイプサイクルでも、去年に続きハイプカーブの頂点に位置付けられていました。 IoTではコネクションとデバイスの管理、プロトコルの互換性、セキュリティについての議論が盛んですが、それは脇において、我々はいつも通りデータ解析の話をしたいと思います。 興味は「クラウドコンピューティングはIoT向けデータ解析でも唯一の主役となるのか?」です。 結論はずばり「そんなにうまくはいか

    機械学習の経済学:クラウドはIoTの夢を見るか - Preferred Networks Research & Development
  • 巨人たちが語るディープラーニングの未来(翻訳記事) - Preferred Networks Research & Development

    比戸です。スムージーの美味しい季節ですね。 今回は「ディープラーニングの未来」というパネルディスカッションに関するブログの翻訳をお送りします。この業界の有名人が多数参加していて、とても興味深い内容だったため、日のコミュニティでも共有できたらと思ったのです。 それは2015年7月に開かれた機械学習の国際会議・ICML内のDeep Learning Workshopの企画でした。元記事はワークショップ主催者のKyunghyun Cho氏のBrief Summary of the Panel Discussion at DL Workshop @ICML 2015です。ご人の許可を得られたので、以下に日語訳を掲載します。なるべく原文に忠実に訳したつもりですが、分かりづらい部分は意訳が入っているため、もし誤りがあればご指摘下さい。 — ここから翻訳 <はじめに> ICML 2015で開かれた

    巨人たちが語るディープラーニングの未来(翻訳記事) - Preferred Networks Research & Development
  • 100倍で考える - Preferred Networks Research & Development

    私が最近強く印象に残った言葉が10倍で物事を考えるです[wired]。 これが私の記憶の中で拡大解釈され、今は100倍で物事を考えるようになっています。 「100倍」というのは一見すると不可能なことの例えのように思えますが、決してそんなことはありません。 どの程度現実的か例をあげて考えてみましょう。 DWH(DBと考えても良いです)という分野を考えてみます*1。 *1 この分野は専門家ではないのであくまで外から見ている素人の意見です。 2014年10月現在 Google BigQueryは1GBの保存に月あたり 約3円、クエリ時1TBスキャンあたり500円という価格設定です。基的なDBの操作は全部できて、その上でユーザーが自由に関数を定義できて、画面とつながって結果が数十秒で返ってきてです。これはこの分野を知る人にとっては衝撃的な価格です。 1昔前、DWHの世界では製品が数千万から数億円

    100倍で考える - Preferred Networks Research & Development
  • 機械学習と自然言語処理とビッグデータ - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。 情報処理学会主催の連続セミナー「ビッグデータとスマートな社会」での機械学習の回、自然言語処理の回での講演資料を公開しました。 今年はビッグデータという言葉が広まったということで、このテーマで話す機会が多かったです。今はビッグデータというとそれを支えるインフラ、クラウド、DBなどがまず注目されていますが、我々としては実際それを使って何をするのか、何が実現できるのかというところを注目しています。 PFIは元々こうしたデータを分析して価値を提供する(検索エンジンとかもその範疇に入ると思います)ことをずっと続けてきたわけですが、ビッグデータという言葉が広まってくれたおかげでこの考えがより受け入れられ様々な業界の方と随分と話がしやすくなったと思います。 以下の講演資料では、今ビッグデータの中でも機械学習と自然言語処理の分野において我々がどこに注目しているのかを話をしました。

    機械学習と自然言語処理とビッグデータ - Preferred Networks Research & Development
  • ウェーブレット木の世界 - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。ウェーブレット木の解説を統数研チャンネルにて行いました。 統数研チャンネル(プレミアム会員ならしばらくタイムシフト視聴可能)。 ウェーブレット木は万能のデータ構造であり、系列データ、全文検索、グラフ、二次元情報、フィンガープリントなど様々なデータに対して多くの操作をサポートします。 解説では大規模データの背景、ウェーブレット木の作り方、使い方、様々なデータへの適用、最前線(ウェーブレット行列)などを紹介しています。解説は拙著「高速文字列解析の世界」とあわせてみていただけたらと思います。

    ウェーブレット木の世界 - Preferred Networks Research & Development
  • ニューラルネットの逆襲 - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。Deep Learningが各分野のコンペティションで優勝し話題になっています。Deep Learningは7、8段と深いニューラルネットを使う学習手法です。すでに、画像認識、音声認識、最も最近では化合物の活性予測で優勝したり、既存データ・セットでの最高精度を達成しています。以下に幾つか例をあげます。 画像認識 LSVRC 2012 [html]  優勝チームスライド [pdf], まとめスライド[pdf] Googleによる巨大なNeuralNetを利用した画像認識(認識として有名)[paper][slide][日語解説] また、各分野のトップカンファレンスでDeep Learningのチュートリアルが行われ、サーベイ論文もいくつか出ました。おそらく来年以降こうした話が増えてくることが考えられます。 ICML 2012 [pdf] ACL 2012 [pdf] CVPR

    ニューラルネットの逆襲 - Preferred Networks Research & Development
  • 大規模データ処理勉強会でJubatusに関する発表をしました - Preferred Networks Research & Development

    金曜日はしっかりバルスしました、海野です。先週の木曜日に、NTTデータ様で行われた大規模データ処理勉強会に出席し、Jubatusに関する発表を行いました。実は、前のポストの @tanakh さんの PFI Seminar と、発表時間が完全にかぶってしまいましたw 資料はこちらです。

    大規模データ処理勉強会でJubatusに関する発表をしました - Preferred Networks Research & Development
  • 高速な安定ソートアルゴリズム "TimSort" の解説 - Preferred Networks Research & Development

    先日、TimSortというソートアルゴリズムが話題になりました。TimSortは、高速な安定ソートで、Python(>=2.3)やJava SE 7、およびAndroidでの標準ソートアルゴリズムとして採用されているそうです。 C++のstd::sort()よりも高速であるというベンチマーク結果1が話題になり(後にベンチマークの誤りと判明)、私もそれで存在を知りました。実際のところ、ランダムなデータに対してはクイックソート(IntroSort)ほど速くないようですが、ソートというシンプルなタスクのアルゴリズムが今もなお改良され続けていて、なおかつ人々の関心を引くというのは興味深いものです。 しかしながら、オリジナルのTimSortのコードは若干複雑で、実際のところどういうアルゴリズムなのかわかりづらいところがあると思います。そこで今回はTimSortのアルゴリズムをできるだけわかりやすく解

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  • モダン並列・並行プログラミング ~ Concurrent Revisions による実装と現実 ~ - Preferred Networks Research & Development

    日社内向けのTechTalkにて、並列・並行プログラミングに関する話を行いました。 昨今、プログラムの並列化はなくてはならないものとなっています。しかし、そのプログラミング環境は依然としてロックを用いたものが主流です。今回の発表の主張を端的に申し上げますと、 “Locks must go!” ということになります。並列プログラミングに銀の弾丸はありません。しかし、ロックは別の何らかの安全性を確保したプログラミングモデルで置き換えられなければいけません。そうでなければ、再現しにくいバグに苦しめられ、終電を逃す日々と決別することはできないでしょう。また、ロックによるプログラミングの抱える質的問題にも言及しています。 この界隈の最新の動向として、去年OOPSLA’10にて発表されたConcurrent Revisionsについての解説も行なっております。また、弊社研究開発において、先日Con

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  • 機械学習の数学記号に慣れる ー初めの一歩で躓かないためにー - Preferred Networks Research & Development

    初めまして,大野と申します.今回から自分もリサーチブログを書く事になりました.これを期に定期的に投稿が出来ればと思っています. 自己紹介をしますと,私は学部から修士課程まで数学を専攻していました.入社したのは今年の4月ですが,PFIにはそれ以前から関わっており,昨年の夏にインターンに参加していました. インターンは今年も行っており,今年も皆さん奮闘しています.9月30日の13:00から15:00でUstream配信される予定ですので,是非ご覧になってください. さて,今回社内で「言語処理のための機械学習入門」(コロナ社)というを用いて勉強会を開く事になりました.私自身専攻していた分野はいわゆる純粋数学で,機械学習の分野はあまり詳しくはないので楽しみにしています. この勉強会では紙と鉛筆を用いて自分で計算過程を追いながら読もうとしています.そこで,その準備として第0回チュートリアルを行いま

    機械学習の数学記号に慣れる ー初めの一歩で躓かないためにー - Preferred Networks Research & Development
  • Simon Peyton Jones先生招待講演について - Preferred Networks Research & Development

    村主です。 2011年9月21日に、ICFP2011で来日していたSimon Peyton-Jones先生を弊社にお招きして、Glasgow Haskell Compilerの最新事情について講演をしていただきました。当日は体が浮きそうなほどの風が吹く大嵐でしたが、多くの人の協力のおかげで無事に終えることができ、感謝しています。 サイモン先生からスライドを分けてもらったので、講演会の動画とあわせて読む形で、記事にまとめてみました。Haskell/GHCのさまざまなトピックをカバーするこの講演、みなさんのHaskell勉強の一助となれば幸いです。 サイモン先生に「君たちも何か話してよ」と頼まれたので、僕が流体計算言語Paraiso(リンク先にスライドあり)の話をまずしています。 31:46 頃からサイモン先生のトークが始まります。まずはHaskell Communities and Acti

    Simon Peyton Jones先生招待講演について - Preferred Networks Research & Development
  • 専門知識の仕入れ方 - Preferred Networks Research & Development

    今日は,普段どのようにして専門知識を仕入れているかについて書いてみようと思います.特に自分が得意でない分野を知りたいと思った時に,どうするかに注目したいと思います.自分の専門の場合は,いくらでも時間を注ぐことが出来るので,世界中のリソースを全て探し当てて勉強すれば良いのですが,ちょっと興味が有るぐらいではそこまでやる時間は取れません.なので出来るだけ効率的に分かった気になるのが目標です. まず,論文を直接読むのはあまり効率的では無いと思います.論文は広い分野の中の或る問題に対して一つの解決方法を書いているだけで,分野全体を俯瞰することは目指していません.論文だけ読んで分野全体を理解するには,最低50ぐらい読む必要が有ると思います.

    専門知識の仕入れ方 - Preferred Networks Research & Development
  • 研究・企業・生き方について - 情報科学若手の会2011 - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。 2011/9/17〜2011/9/19に熱海で行われた情報科学若手の会2011に参加し、講演をしてきました。 テーマを決めるに当たって、参加者の年齢、興味分野、スキルの幅が非常に広いということもあり、若手の会参加者のみなさんから質問を前もって聞いておき、それについて回答するという形にしました。 自由に質問を集めたのですが、それらは研究・企業・生き方のテーマにまとめられそうだったので、それらのテーマに沿って講演をしました。 研究 : 自然言語処理、機械学習、それらの今後 企業:起業の話、PreferredInfrastructureの話、 研究をビジネスに適用する際の話 生き方:学生、社会人の心境、アドバイス、 モチベーションの話など 何か一つのメッセージを伝えるというよりは様々な考えや体験談、tipsなどを関係なく並べたものになっています。 皆様にとって何か参考になれば幸いで

    研究・企業・生き方について - 情報科学若手の会2011 - Preferred Networks Research & Development
  • twitterで自然言語処理 - Preferred Networks Research & Development

    勢い余ってスイカを買ったら、毎日べるハメになってしまいました。海野です。 どんな業界もそうだと思いますが、世の中の流行りものの論文が増えるという面が自然言語処理界隈にもあります。Web、blog、と来て、最近のトレンドはやはりtwitterに代表されるmicro blogでしょうか。今年の言語処理学会の年次大会でtwitterセッションは大盛況でしたが、国際会議でもtwitterを題材として発表が増えています。 数えてみたら、重要国際会議であるACLで6件、EMNLPでも3件、twitterをタイトルに含む発表が今年ありました。ちなみに2010年の会議では1件もありませんでした。そんなわけで、私も今日はそんな流行りに乗っかって、twitter言語処理関連の論文を3つ紹介します。 Cooooooooooooooollllllllllllll!!!!!!!!!!!!!! UsingWord

    twitterで自然言語処理 - Preferred Networks Research & Development
  • ソフトな推論Markov Logic Networkの紹介 - Preferred Networks Research & Development

    予約したもののインフォバーを手に入れられない海野です. 人間の高度な知的処理の一つが、推論処理です.今日はその推論を、述語論理と機械学習の組み合わせで模倣したMarkov Logic Networkという手法と、そのOSS実装であるAlchemyの紹介です. 鳥とはなんですか?という質問に対してどう答えるでしょうか.大雑把には、以下のように考えるでしょう. 鳥とは、空を飛ぶ動物です. この回答に対して、「ペンギンは飛ばないよ」と反論する人がいるかも知れません. 鳥とは、くちばしを持った動物です. すると、「カモノハシは鳥じゃないよ」と言われるでしょう.人間は初めて見た生き物が鳥かそうじゃないか判断するとき、どうしているのでしょうか.思うに、少数の規則(飛ぶかどうか.くちばしをもつか)から総合的に判断しているように思われます.人間の推論というのは概ね以下のような特徴を持っているのではないかと

    ソフトな推論Markov Logic Networkの紹介 - Preferred Networks Research & Development
  • Googleの並列ログ解析向け言語「Sawzall」が公開されたので使ってみた | Preferred Research Blog

    最近光麺にハマっている太田です。 グーグル、分散処理のためにデザインされた言語「Sawzall」をオープンソースで公開 ? Publickeyで紹介されている、並列ログ解析向け言語「Sawzall」を試してみました。動かし方のドキュメントが少なかったので、紹介エントリを書いてみます。 プロジェクトページ ドキュメント Sawzallについては、5年前に論文が発表されており一部概要を知ることは出来ましたが、先日実装がオープンソースで公開されました。論文の第一著者はUNIXやPlan9の開発者で知られるRob Pike氏です。 Interpreting the Data: Parallel Analysis with Sawzall MapReduceのOSS実装として「Hadoop」が良く知られていますが、Hadoop向けの言語としてはHiveやPig等が有名です。 Hive: MapRed

    Googleの並列ログ解析向け言語「Sawzall」が公開されたので使ってみた | Preferred Research Blog
    YuichiTanaka
    YuichiTanaka 2010/11/30
    Sawzall使ってみたよ、の記事。
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