阪神・淡路大震災の際、がれきの撤去作業をした男性がアスベスト特有のがん、「中皮腫」で死亡した問題で、別の男性も同じようにがんを発症し死亡していたことが分かりました。 新たにアスベスト特有のがんの中皮腫で死亡したことが分かったのは、兵庫県の70代の男性です。 男性は、17年前の阪神・淡路大震災のあと、被災地でがれきの撤去作業に3年近く携わっていました。 去年、男性が亡くなったあと、遺族が、中皮腫になったのはその際に吸い込んだアスベストが原因だとして労災の申請をし、ことし6月に厚生労働省の検討会で労災の認定が決まりました。 阪神・淡路大震災のがれきの撤去作業でアスベストを吸い込み中皮腫になったとして労災が認められたのは、平成20年に30代の男性が初めて認められたのを含め3人となりました。 中皮腫は、通常、潜伏期間が40年前後とされていて、専門家は、震災からまだ17年しかたっていないことを考える
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く