大阪府知事選が5日告示され、大阪ダブル選で陣頭指揮を執る自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員(45)が橋下市長を痛烈に批判した。 大阪市役所前で行われた自民推薦の無所属新人、元府議栗原貴子氏(53)の街頭演説。マイクを握った中山氏は維新の政治を真っ向から否定し、橋下氏に対して「もうこの大阪を安物のヒトラーに乗っ取られている場合じゃない。みなさんの力で新しいリーダーをつくり出しましょう」と訴えた。 さらに橋下氏のよく使うフレーズ「ふわっとした民意」にもかみついた。「みなさん、もう少し考えて彼ら(橋下氏、松井氏の)言うこと聞いてほしい。ふわっ、ふわっと聞いていたら詐欺にひっかかりますよ」と“注意”を呼び掛けた。 5月17日に住民投票で大阪都構想が否決されたことにも触れ「橋下さんはふわっとした民意と言いますが、みなさんはふわっとした民意なんでしょうか。違うと思います。住民投票でしっかりと結果を出