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  • 河北新報 東北のニュース/都知事選告示 原発避難者、論戦に注目

    都知事選告示 原発避難者、論戦に注目 東京都知事選の街頭演説に集まった有権者ら=23日午後、東京・渋谷駅前(政党名などを加工しています) 1300万人が暮らす首都で、被災地の将来にもつながる政治対決が始まった。23日告示された東京都知事選は「脱原発」が一大争点。各陣営は原発再稼働や脱原発の道筋をめぐり、火花を散らした。東日大震災から間もなく3年。福島第1原発事故は収束のめどが立たない。日の中心でにわかに始まった原発論戦を、東京で生活する被災者はどう見たのか。 (東京支社・門田一徳、報道部・片桐大介)  午前11時15分、新宿区の都庁前。元首相連合の絶叫が響いた。  「原発依存型社会を180度転換して新しい時代を」と強調する細川護熙氏(76)。軍師役の小泉純一郎氏は「原発再稼働を進めてよいのか。使命感を持って戦う」と拳を振り上げた。  その45分前、元厚生労働相の舛添要一氏(65)はJR

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    a-lex666 2014/01/25
  • 河北新報 東北のニュース/鳥人間コンテストV2機、復元・展示へ 東北大学生ら結集

    鳥人間コンテストV2機、復元・展示へ 東北大学生ら結集 仙台市科学館の職員(右から2人目)と打ち合わせながら作業を進める「ウインドノーツ」のOBたち=仙台市青葉区の同館 12年の鳥人間コンテスト優勝機「翠(すい)」=滋賀県の琵琶湖 滋賀県の琵琶湖で毎年7月に開かれる「鳥人間コンテスト」の常連、東北大人力飛行部「ウインドノーツ」が、東日大震災のあった2011年と翌12年を連覇した機体の復元に取り組んでいる。仙台市科学館(青葉区)にことし夏から常設展示され、震災に打ち勝って栄冠をつかんだものづくりへの思いを子どもたちに伝える。  復元するのは、炭素繊維強化プラスチックが骨組みの人力飛行機。翼幅が35メートルもある割に重量は約30キロと軽い。11、12年の優勝機の部品を一部使用するが、大部分は作り直す。両機のデザインを組み合わせた複合モデルにする。  部活動の現役を引退した3年生以上の学部生と

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    a-lex666 2014/01/08
  • 河北新報 東北のニュース/教職員「燃え尽き」22.7% 震災対応、多忙化 宮城

    教職員「燃え尽き」22.7% 震災対応、多忙化 宮城 宮城県内の全公立学校に勤務する教職員の22.7%が、仕事への意欲が急激に低下する「燃え尽き(バーンアウト)症候群」の兆候を示していることが13日、県教委が年度実施した健康調査で分かった。東日大震災で被災した児童・生徒の心のケアや施設復旧の調整など、震災対応にエネルギーを注いだケースが多いとみられ、県教委は相談体制の充実を急ぐ。  健康調査は2011年12月に続き2回目だが、バーンアウトの状況は初めて調べた。専門機関の受診が必要なレベルと判断された教職員の割合は17.3%。比較的軽いレベルは5.4%だった。  専門機関の受診が必要なレベルとされた教職員の割合を地域別にみると、東部圏域(石巻市、東松島市、女川町)が18.3%で最も高かった。仙台圏域(名取市、塩釜市など13市町村)が18.1%、仙台市が18.0%で続いた。  現在の体調を

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    a-lex666 2013/12/13
  • 河北新報 東北のニュース/宮城、福島の不登校増 震災の影響?長期化懸念

    宮城、福島の不登校増 震災の影響?長期化懸念 石巻市内の高校の授業風景=2011年11月 宮城、福島両県の不登校の児童生徒数が2012年度に増加したことが文部科学省の調査で分かった。東日大震災との関係は定かでないが「何らかの影響があったのではないか」とみる現場の関係者は多い。阪神大震災では被災3年後に、情緒不安定や体調不良になる子どもの数がピークを迎えた。影響は長期にわたる可能性があり、専門家も注視している。 <明確な原因不明>  宮城県教委がことし、仙台市を除く県内市町村を対象に実施した調査では、不登校の小中学生1450人のうち、震災が原因と学校が判断したのは13人に1人の109人に上る。  塩釜市教委には学校から「地震への恐怖心で外に出られなくなった」といった報告が寄せられた。担当者は「子どもが強いストレスを受けているのは間違いない。手厚い支援が必要だ」と警鐘を鳴らす。  福島県では

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    a-lex666 2013/12/13
  • 河北新報 東北のニュース/「五輪で復興進む」2割 仙台市民、都民の半分 意識調査

    「五輪で復興進む」2割 仙台市民、都民の半分 意識調査 2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックによる波及効果に関し、地域別に実施した意識調査で、「東日大震災からの復興が進む」と考える仙台市民が東京都民のほぼ半分の2割にとどまったことが分かった。「自分の住む地域に経済効果がある」と答えたのも約25%で、都民の約62%を大きく下回り、期待感の差が浮き彫りになった。  調査は、北九州市立大の都市政策研究所が9月19~24日にインターネットを通じて実施。仙台、北九州、福岡の3市と東京都江東区の20歳以上の計1050人から回答を得た。  結果によると、江東区の39.6%が「震災復興が進む」と答える一方、仙台市は21.3%で18.3ポイントの開きがあった。「景気が良くなるのは東京だけ」とする回答は、仙台市の64.0%に対し、江東区は41.2%。江東区で38.5%に上った「原発事故への対応が

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    a-lex666 2013/10/14
  • 河北新報 東北のニュース/仙台市、26万トンのがれき処理完了 焼却炉で火納め式

    仙台市、26万トンのがれき処理完了 焼却炉で火納め式 残ったがれきを焼却炉に入れる作業員=29日午前10時15分、仙台市若林区井土 仙台市が行う東日大震災で発生したがれきの焼却処理が29日、完了した。処理したのは、石巻ブロック(宮城県石巻市、東松島市、女川町)からの受け入れ分を含め約26万トン。火納め式では、復興の一端を担った関係者が作業完了を祝った。  若林区にある井土搬入場の仮設焼却炉で29日にあった式典には関係者約20人が出席した。市環境局の大友望局長は「関係者の真摯(しんし)な取り組みによって、作業を完了できた。ご協力いただいたことに感謝したい」とあいさつした。  市は、焼却炉の設置と運営を担ったプラントメーカー3社に感謝状を贈った。  市は、井土と荒浜(若林区)蒲生(宮城野区)の各搬入場に仮設焼却炉を設置し、2011年10月から順次、24時間稼働させてきた。石巻ブロック(石巻市

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    a-lex666 2013/09/30
  • 河北新報ニュース 焦点-大震災から2年半/山田線、道筋見えぬ再生/復興街づくりに影

    東日大震災の被災地にとって、鉄道は生活の足だけでなく、街づくりの中軸としての役割も担う。不通解消に対する被災自治体の期待は高いが、巨額の復旧費を手当てする方策は見えず、一部住民には鉄路抜きで市街地再生を目指す動きも出てきた。復旧に揺れる岩手県のJR山田線の現状を探った。 ◎駅離れ新商店街検討も <公費投入に壁>  山田線で運休が続く宮古-釜石駅間(55.4キロ)の復旧費210億円のうち、JR東日は原状回復費140億円に限って負担する考えを示す。残る70億円は、国の支援を求める方針を明らかにしている。  現行制度では、黒字企業のJR東に国が直接補助金を出すことはできない。沿線市町は復興事業として鉄路復旧への公費投入を模索するが、超えるべきハードルは高い。  大槌町は中心部の土地区画整理事業の一環として、線路のかさ上げ費用に復興交付金を充てる方向で国と協議する。制度設計に当たる国土交通省は

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    a-lex666 2013/09/13
  • 河北新報 東北のニュース/「福島支援は口ばかり」 原子力規制委員長が不満

    「福島支援は口ばかり」 原子力規制委員長が不満 「口では福島支援と言いながら、ちっとも支援していない」。原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の記者会見で、福島第1原発事故の汚染水漏れで福島県や近県の水産物を敬遠する動きが国内外で強まっていることに不満を示した。  田中氏は「環境や生態系に影響は出ていないのに、大変なことが起こっているように捉えられている」と指摘。「漁を自粛したのはこういう状況では売れないからで、危険だからではない。市場に出ているのは放射性物質が検出されない魚なのに買わない」と語った。  田中氏は福島県出身。折に触れて住民や避難者への気遣いを示してきた。報道陣に対しても「単に不安や(放射性物質の)数字をあげつらうだけでなく、きちんと報道してほしい」と注文を付けた。

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    a-lex666 2013/09/12
  • 河北新報 東北のニュース/国道・押角峠改良協力も JR東岩泉線廃止案で貢献策

    国道・押角峠改良協力も JR東岩泉線廃止案で貢献策 JR東日が岩泉線(茂市-岩泉、38.4キロ)を廃止しバス代替輸送を行う提案をしていることについて、岩手県と沿線の宮古市、岩泉町は9日、JR東日盛岡支社であらためて説明を受けた。  JR側は廃線に伴う地元貢献策について、岩泉線と並行する国道340号の押角峠を県が道路改良する場合、何らかの協力が可能との考えを初めて示した。  県によると、押角峠は宮古市と岩泉町の境にあり、前後5キロは道幅が狭く、急カーブ、急勾配が続く。特に冬場の通行が大変なため、両市町の住民は改良を強く望んでいる。JR側は協力の具体的方法には言及しなかったという。  国道340号は県も整備を進めてきたが、押角峠は最大の難所となっている。  JR側の意向に対し達増拓也知事は、岩泉線の鉄道復旧を求めることに変わりはないとしながらも「復旧の議論とは切り離し、押角峠の道路改良の可

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    a-lex666 2013/09/10
  • 河北新報 東北のニュース/生育順調「大豊作」 独自品種「おもてなし」稲刈り 涌谷

    生育順調「大豊作」 独自品種「おもてなし」稲刈り 涌谷 たわわに実った独自品種「おもてなし」の収穫が進む黒沢さんの水田 宮城県涌谷町吉住の農業黒沢重雄さん(65)の水田で、極わせの独自品種「おもてなし」の稲刈りが格化している。22日に作業を始め、27日は自宅周辺の水田約50アールで収穫した。ことしは生育が順調で、「大豊作」(黒沢さん)という。県内や関東方面の得意先には月内にも出荷を開始する。  黒沢さんは「7月の梅雨時に低温や長雨があったものの影響はなく、7月末からの出穂から登熟期にかけて夜温が高くなかったから、よく育った」と話した。ことしは特にもみの数が多く、「10アール当たり約510キロはいくだろう」と喜ぶ。  年産米も、放射性物質の検査を独自に横浜市の専門機関へ依頼。調査の結果、新米(玄米)は放射性ヨウ素、セシウムともに不検出(1キログラム当たり1ベクレル以下)だった。28日から

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    a-lex666 2013/08/29
  • 河北新報 内外のニュース/岩手の被災地でアワビ密漁容疑 北海道の9人逮捕

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    a-lex666 2013/08/27
    そして「北海道産」として売るんだろうな
  • 河北新報 コルネット 社説 原発汚染水の流出/東電任せはもはや危うい

    東京電力福島第1原発の地下の状況は、一体どうなっているのか。汚染物質が「制御不能」になっている可能性もあるのではないか。  東電は22日、高濃度の放射性物質が原発敷地内から海に流れ出ていることを初めて認めた。それ自体、極めて重大な問題だが、東電のこれまでの対応は全くなっていない。  原発の敷地内にある観測用井戸から2カ月前に高濃度の汚染水が見つかり、その後もずっと検出されていた。海に近い井戸の中の地下水から放射性物質が検出されれば当然、海への流出が疑われる。それでも東電は流出を否定した。  今月になって、国の原子力規制委員会が高濃度の汚染水が地下に染み込み、「海に拡散していることが強く疑われる」と指摘しており、結局はその通りだったわけだ。  外部から言われて追認する結果になってしまったのでは、当事者としての無能力ぶりを証明したに等しい。汚染水を海へ垂れ流すことは到底許されず、東電は当面、海

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    a-lex666 2013/07/24
    こういう声を東京電力は待ってただろう/自然の根源、流転する原初、四大の一にノモスは牽けるかな?
  • 河北新報 東北のニュース/女川の再生、潜って体験 石巻のダイビングショップが企画

    女川の再生、潜って体験 石巻のダイビングショップが企画 竹浦漁港沖で行われている復興ダイビング 竹浦漁港沖の海底に生息するダンゴウオ(中央)=ハイブリッジ提供 東日大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町の竹浦漁港沖で、石巻市渡波のダイビングショップが「女川復興ダイビング」と銘打った体験プログラムを提供している。海底のがれき撤去や浜の清掃にも取り組み、「復興していく宮城の海を見てほしい」と意気込んでいる。  復興ダイビングをしているのは「宮城ダイビングサービスハイブリッジ」。仙台市出身の高橋正祥さん(33)が昨年7月にオープンさせた。  地元漁業者に船を出してもらい、漁港から5分ほどの沖で、初心者も楽しめる体験ダイビングやライセンス取得の講習などを開いている。仙台市など県内だけでなく関東、海外から訪れる人もいる。  海底には今もがれきが残っているが、ダイバーたちが「北の海のアイドル」と親し

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    a-lex666 2013/07/02
  • 河北新報 東北のニュース/交通違反タクシー続出 横断歩道で客待ち 仙台駅前

    交通違反タクシー続出 横断歩道で客待ち 仙台駅前 歩行者用信号が青にもかかわらず、交差点内でドアを開けて客待ちするタクシー=17日午後8時半ごろ、仙台市青葉区中央1丁目(写真は一部加工しています) 仙台市青葉区のJR仙台駅北側のスクランブル交差点の横断歩道で客待ちするタクシーが相次ぎ、歩行者の通行を妨げている。仙台中央署や業界団体が取り締まりに力を入れるが、違反車両が後を絶たない。大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」が今月末まで展開される中、「東北の玄関口のイメージに水を差さないでほしい」との声が出ている。  アエルと仙台パルコ間の車道の信号が青になると、数台のタクシーが横断歩道に入り、歩行者用信号が青になってもとどまる-。現場ではこんな風景がよく見られる。複数の歩行者は「よけて渡るのが大変」「タクシーを避けた自転車と接触しそうになった」と語る。  現場にいたタ

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    a-lex666 2013/06/29
  • 河北新報 東北のニュース/JR東・新仙台支社長が気仙沼BRT専用道拡大へ意欲

    JR東・新仙台支社長が気仙沼BRT専用道拡大へ意欲 JR東日執行役員仙台支社長に就任した西野史尚氏(54)は26日、記者会見し、東日大震災で被災した気仙沼線に導入したバス高速輸送システム(BRT)について「専用道の割合を少しずつ拡大したい」などと語り、現行2割にとどまる整備率の年内引き上げに意欲を示した。  被災線区の復旧について、西野氏は「安全な場所への移設やまちづくりとの一体性、工事費といった課題について、自治体をはじめとする関係者とじっくり話し合いたい」と述べるにとどめた。  震災時は執行役員鉄道事業部安全企画部長で、社で対策部事務局長を務めた。「復興に尽力した現場の社員、地元の皆さんと一緒に仕事ができるのはうれしい」と話した。  気仙沼線のBRTは55.3キロの運行区間のうち、専用道は11.6キロにとどまる。新たに陸前戸倉-志津川など3区間計約10キロで専用道の整備が進ん

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    a-lex666 2013/06/27
  • 河北新報 東北のニュース/「必要、でも高すぎる」巨大防潮堤に困惑 気仙沼・唐桑

    「必要、でも高すぎる」巨大防潮堤に困惑 気仙沼・唐桑 宮城県が高さ9.9メートルの防潮堤を計画している鮪立漁港。防潮堤と同じ高さにオレンジ色の漁網が張られている。右奥は大島=6月10日、気仙沼市唐桑町鮪立 岸壁の復旧工事のけたたましい音が耳を突く。  気仙沼市中心部から車で約30分。唐桑半島の根っこにある鮪立(しびたち)漁港を訪ねた。 ◎海抜約10メートルに  被災した住宅跡が続く海岸沿いを歩くと、オレンジ色のネットが宙に張られていた。高さ10メートルはあろうか。  「半分くらいの高さでもいいと思うがなあ…」  自宅が津波にのみ込まれた無職鈴木盛雄さん(74)がネットを見上げ、ため息をついた。  鮪立地区には今、宮城県による海抜9.9メートルの巨大防潮堤計画が持ち上がっている。宙に張ったネットは地元住民が高さを想像しやすいように県に要請し、掛けられた。  同地区は震災で16人が亡くなった。

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    a-lex666 2013/06/22
  • 河北新報 東北のニュース/岩手・山田NPO問題 住民有志が町に議会解散請求書を提出

    岩手・山田NPO問題 住民有志が町に議会解散請求書を提出 岩手県山田町から緊急雇用創出事業を受託していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)のずさんな運営問題で、町民有志でつくる「ふるさと山田の未来を考える会」は1日、法人の使途不明金を町費で穴埋めするのは不当だとして、町に町議会の解散請求書を提出した。早ければ3日にも解散を求め、署名活動を始めるという。  町によると、署名は有権者1万4431人(3月2日現在)の3分の1以上で有効となり、解散の請求ができる。  考える会は会員約10人。町民の反応を探るため、これまで佐藤信逸町長の解職と町議会解散を目指すことに賛同を求める署名活動をしてきた。  同法人の使途不明金をめぐっては、県などの調査で2012年度事業費のうち約4億8300万円の使途が補助対象外だった疑いが強まり、町が3月26日、財政調整基金から同額を取り崩して穴埋めに充て

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    a-lex666 2013/04/02
  • 河北新報ニュース ついのすみか(上)/鉄の扉/高齢者孤立悲劇生む/県、自立支援を強化へ

    東日大震災で被災した宮城県石巻市などで4月、災害公営住宅の入居が始まる。待ち望んだ「ついのすみか」に被災者は期待するが、阪神大震災(1995年)の災害公営住宅は時間の経過とともに課題が顕在化している。高齢化やコミュニティーの希薄化、そして「孤独死」-。兵庫県の現場を歩き、東日大震災でも懸念される問題の根底を探った。(石巻総局・吉江圭介) ◆また起きたか  神戸市中心部から西に約10キロ離れた垂水区の丘の中腹に、市営災害公営住宅団地「ベルデ名谷」はあった。民間のマンション群と見間違いそうな8~20階の建物7棟(計980戸)が並び立つ。  昨年5月上旬、その一室で60代の男性が死亡しているのが発見された。死後かなりの時間が経過していたとみられ、死因は特定できなかったという。  強烈な異臭が部屋の外まで漂うようになり、住民が異変に気付いた。誰にもみとられることのない「孤独死」の状態だった。

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    a-lex666 2013/03/18
  • 河北新報 東北のニュース/がれき処理165億円増 宮城県見通し 津波堆積物が増加

    がれき処理165億円増 宮城県見通し 津波堆積物が増加 東日大震災で発生した宮城県内の災害廃棄物の処理をめぐり、亘理名取、宮城東部、気仙沼各ブロック計6処理区の契約額が計165億円増える見通しとなった。6地区の処理総額は1835億円になる。がれき量が縮減する一方、津波堆積物の処理量が膨らんだ。  契約額が増えたのは名取(33億円増)南三陸(29億円増)気仙沼(157億円増)の3処理区。  気仙沼では、津波堆積物が当初見込んだ4万1000トンから16.5倍の67万5000トンに激増。がれきは39万トン減少したが、全体の処理量は24万4000トン増の135万8000トンとなった。  名取はがれき、津波堆積物とも処理量が増加した。さらに、がれきの一時仮置き場で発生した火災の消火で海水や海砂を使ったため、がれきに砂が付着するなど状態が悪化。砂のふるい落としなどに掛かる費用が新たに26億円生じた。

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    a-lex666 2013/03/16
  • 河北新報 東北のニュース/「大津波来ると思わず」 石巻の幼稚園送迎バス訴訟

    「大津波来ると思わず」 石巻の幼稚園送迎バス訴訟 東日大震災の津波で亡くなった私立日和幼稚園(宮城県石巻市)の園児4人の遺族が園側に計約2億6700万円の損害賠償を求めた訴訟の証人尋問が12日、仙台地裁であった。当時の園長は、過去の大地震の際の経験などから「大きな津波が来るとは思わなかった」と証言した。  園長は「海には近づかない方がいい、という程度の津波が来ることは頭にあった」と説明。園児をバスで送迎した理由は「気温がすごく低く、風が強かった。子どもたちは不安そうにしたり、泣きだしそうにしたりしていた。一刻も早く保護者のもとへ帰し、安心させたかった」と語った。  一方、当時の行動や判断をめぐり「動揺し、ラジオなどで情報を取ることまで頭が回らなかった。バスを園に戻すよう指示したことがこのような事態を招き、当に申し訳ない」と述べた。  被災したバス運転手の尋問もあった。運転手は「園を出る

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    a-lex666 2013/03/13