投票日が迫った、辺野古のある名護市。20代の若者たちが、国が埋め立て工事を進める中で行う県民投票の意味について、話していました。 「やる意味って、行く意味あるの?」 「行くんですか?」 「行かない。」 「俺も行かないかもね。だって県民投票したからって、県民で投票して、じゃあ今の問題が覆るかっていったら、結局、国の問題だから。」 「そもそも賛成にも反対にもデメリット・メリットがあるからこうなってるわけで。ずっと続くんだろうなと思って。」 新垣康大さんです。今回の投票にどう向き合うべきか、悩んでいました。新垣さんは辺野古の近くで生まれ育ち、今も地元の会社に勤めています。 新垣康大さん 「小さい頃は、ここで潮干狩りやったり、貝とったりしていました。だから『懐かしいね』と自分のおばあちゃんとかお父さんお母さんは言うんですけど。近くで見てみたら、やっぱりきれいなんですね、海。そこを埋め立てられるのは