ブックマーク / gatonews.hatenablog.com (14)

  • 藤代ゼミ課題図書「メディアの今を理解するための7冊」2017版 - ガ島通信

    藤代ゼミでは、春学期・秋学期のスタート時に、7-8冊の指定図書をゼミ生全員で読む「読書祭り」というイベントを行っています。春学期のテーマは「メディア」、秋学期は「ジャーナリズム」です。2013年に一度指定図書を紹介したのですが、少しずつ書籍を入れ替えているので、改めて2017年版を紹介します。 gatonews.hatenablog.com 『明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 』佐藤尚之 さとなおの愛称で知られるコミュニケーション・ディレクター佐藤さんの著書。早くからウェブサイトを開設し、電通在籍時代はその名を冠した「サトナオ・オープン・ラボ」が開設された第一人者。冒頭のラブレターの話から、分かりやすくインターネットの登場によって変化するメディアと人々との関係を描く。スラムダンクの事例など、広告、メディアへの愛あふれる。まずは、このからスタートです。 『人工知能

    藤代ゼミ課題図書「メディアの今を理解するための7冊」2017版 - ガ島通信
    a_matsumoto
    a_matsumoto 2017/04/23
    今年も秋学期に私も法政でメディア政策論を担当しますが、この7冊はたしかにオススメですね。
  • ネットメディアで問題が相次ぐのは「ネットだから」で許される時代が終わったということ - ガ島通信

    このところネットメディアに関して、編集でも、広告でも、相次いで問題が指摘されています。ネットの社会的な影響力が大きくなり、これまでのやり方が通用しなくなってきているのでしょう。時代が変化していく流れを感じます。 このところの動きをまとめます。 サイゾーが運営するニュースサイトの「ビジネスジャーナル」が貧困問題について、NHKの回答を捏造し、謝罪と処分を発表。 biz-journal.jp まとめサイトのBLOGOSが、不適切な表現が含まれたブログを転載。削除とお詫び。 blogos.com 電通でデジタル広告において不正。未掲載や掲載期間のズレなどがあった。 www.dentsu.co.jp 記者会見の一問一答を報じた日経ビジネスオンラインによると、「掲載されるはずの期間に掲載されてないのでは」という指摘があったとのこと。掲載に関して期待した効果が上がってないので露出が行われているのかと疑

    ネットメディアで問題が相次ぐのは「ネットだから」で許される時代が終わったということ - ガ島通信
  • ソーシャルメディア時代の顔写真報道について考える - ガ島通信

    12人の大学生が亡くなった長野県で起きたスキーバス事故。私が所属する法政大学も尾木直樹先生のゼミ生3人が巻き込まれました。当に残念でなりません。心からお悔やみ申し上げます。 大きな事件・事故があるとマスメディアは顔写真やエピソードを掲載しますが、今回はソーシャルメディアを使う世代ということもあり、バス事故で亡くなった学生たちの写真が、Facebook、Twitter、ブログからの「引用」でした。これに違和感を持った人もいたようです。なぜ分かったかというと、朝日新聞の記事に「フェイスブックから」「ブログから」と書かれていたからです。 www.asahi.com 出所を明示した朝日、しなかった読売・毎日 事件・事故で亡くなった方の写真の扱いについては色々な意見がありますが、報道現場の認識は概ね下記のような「報道目的であれば使っても良い」ということでしょう。ソーシャルメディア以前は、大きな事件

    ソーシャルメディア時代の顔写真報道について考える - ガ島通信
    a_matsumoto
    a_matsumoto 2016/01/17
    出典を明示してなお残る違和感は、まさに論理以上に感情に根ざしたものだと思う。
  • なぜ小学4年生を偽装した政治キャンペーンはダメなのか - ガ島通信

    衆議院議員選挙について、「どうして解散するんですか?」と小学4年生が問いかけるウェブサイトが、政治系のNPO団体代表の大学生による企画だったことが明らかになり、閉鎖に追い込まれました。批判の一方で、「なぜ問題なのか」「結果的に話題が広がったから良い」「ウソをウソと見抜けない利用者が問題」といった声もあります。しかしながら、立場を偽り情報を発信することは、社会的に大きな問題なのです。 なぜ、立場を偽った情報発信はダメなのでしょうか。それは、情報の信頼性が損なわれると情報受信のコストが膨大になるからです。人は、受け取る情報を「だいたい正しい」と思って行動しています。情報が間違えていたり、騙されたり、することも有りますが、あくまで例外でしょう。 もし、情報が不確かな社会が前提となれば、いちいち確認して行動していく必要があります。テレビで紹介するイベントはねつ造?新しい新幹線が開通するのがウソ?い

    なぜ小学4年生を偽装した政治キャンペーンはダメなのか - ガ島通信
  • 官邸前デモで考える、誰もがジャーナリスト時代のメディアリテラシー - ガ島通信

    毎週金曜日に開かれている反原発の官邸前でのデモ(首都圏反原発連合による)。6月22日は1万人を超える参加者があったようで、テレビや新聞もデモの模様を取り上げています。FacebookやTwitterでの呼びかけ、会社帰りのサラリーマンなども気軽に立ち寄っているようです。(写真はJCEJ運営委員の赤倉さんから) ソーシャルメディア上では、マスメディアの取り上げ方や参加者数の違いが盛り上がっていました。 ウェブ版ですが朝日、毎日、読売、産経、東京の見出しと記事の人数を比べてみましょう。 大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」抗議(朝日新聞) 『主催者発表で約4万人、警視庁調べで約1万人が参加。プラカードや横断幕を手に、「再稼働決定は許せない」と参加者が次々に声を上げた』とあり、動画も同じページに掲載されています。 大飯再稼働:撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに(毎日新聞) 『主催者に

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  • 2012Springレポート 「メディアは出ていって下さい」のソーシャルゲームセッションで語られたソーシャルと世界の話 - ガ島通信

    「Infinity Ventures Summit(IVS)2012 Spring」。昨年からメディア枠で参加しているIVSですが、ソーシャルゲームに関わるDeNA、GREE、gumi、gloops、モブキャスト、芸者東京の経営陣が揃ったセッション「ソーシャルゲーム・サバイバル ソーシャルゲーム市場の今後の行方」を紹介します。 日のソーシャルゲームは世界でも通用するという話から、ディズニーを中心にハリウッドを巻き込んだエンタメ業界の大再編が起きるという予測まで。田中さんのファンタジーにより多彩な話題が壇上で繰り広げられましたが、抜粋して会話形式でまとめました*1。 <スピーカー> 株式会社ディー・エヌ・エー取締役 小林賢治 氏 グリー株式会社執行役員 メディア事業部長 吉田大成 氏 株式会社gumi代表取締役社長 国光宏尚 氏 株式会社gloops代表取締役社長 川方慎介 氏 株式会社

    2012Springレポート 「メディアは出ていって下さい」のソーシャルゲームセッションで語られたソーシャルと世界の話 - ガ島通信
    a_matsumoto
    a_matsumoto 2012/06/14
    「囲碁とか将棋」は消費されないゲーム、という話を思い出した。
  • 民間事故調による福島原発の「調査・検証報告書」がアマゾンで1位に - ガ島通信

    ワーキンググループの一人として関わっている「福島原発事故独立検証委員会(通称:民間事故調) 調査・検証報告書」が、予約が始まったアマゾンで一時的にのベストセラー1位となっていました。関わった人間として社会の関心が高いことに身が引き締まる思いがしています。 ワーキンググループは、日再建イニシアティブ:船橋洋一理事長が設置している委員会の指導のもとに調査・検証の実務にあたったという位置付けになっていますので、このブログに書いていることはワーキンググループの一人として述べていることをご了解ください。 報告書に関しては、一部から「ステマ」などと指摘されているようですが、発表した28日にも出版社は決まっておらず、反響の大きさに対して、ワーキンググループ内部でもネットで無料公開や一部公開したほうがいいという意見と出版を急ぐべきという議論が行われていたことを改めて紹介しておきます。 ステマや商業出版

    民間事故調による福島原発の「調査・検証報告書」がアマゾンで1位に - ガ島通信
  • アジアの広告祭「Spikes Asia 2011」のメディア部門でブロンズを受賞しました - ガ島通信

    アジア・太平洋地域の広告祭「Spikes Asia Advertising festival(スパイクス アジア)」が9月にシンガポールであり、ボランティア情報ステーション(VIS、現在ボランティアインフォ)の活動がメディア部門のブロンズを受賞しました。関係者の皆さんに深く感謝するとともに、ボランティアで活動に加わってくれたチームの皆さん、支援頂いた企業の皆様に改めてお礼を申し上げます。 賞を取ろうと思って活動していたわけではありませんが、活動を広く知ってもらうために応募してはどうかと言われ、エントリーをお願いしました。評価を頂くことはありがたいことです。 まだまだ、ボランティアインフォも活動をしています。引き続きご支援よろしくお願いいたします。下記はチームメンバーです。改めて多様で実力のあるメンバーが揃っていて、この人たちと一緒に活動できたことを嬉しく思います。学生ボランティアリーダーの

    アジアの広告祭「Spikes Asia 2011」のメディア部門でブロンズを受賞しました - ガ島通信
    a_matsumoto
    a_matsumoto 2011/09/27
    おめでとうございます→アジアの広告祭「Spikes Asia 2011」のメディア部門でブロンズを受賞しました - ガ島通信
  • 仙台駅の情報ステーション終了 2週間で約8,000人が利用 - ガ島通信

    ボランティア情報ステーションin仙台宮城が運営していた5仙台駅構内のステーションが5月8日で活動を終えました。4月23日から5月8日までに7,911人が来場、相談内容の約半分がボランティア情報で「今日出来るボランティアはあるのか」などもあったようです(現在詳しい集計を行っています)。 新幹線が再開し、ゴールデンウィークに多くなるボランティア希望者に情報を提供するという役割は果たせたと考えています。仙台宮城を支えたボランティアの皆さんお疲れさまでした。また、場所を提供いただいたJR、支援いただいた地元企業や関係団体の皆様ありがとうございました。 来場者の推移を見るとゴールデンウィークに入り倍増、最後の週末は減少傾向にあります。 日 4/23 4/24 4/25 4/26 4/27 4/28 4/29 4/30 5/1 5/2 5/3 5/4 5/5 5/6 5/7 合計 来場者 388 30

    仙台駅の情報ステーション終了 2週間で約8,000人が利用 - ガ島通信
  • 京大の入試問題漏洩の背景がネットの闇と若者の劣化という筋書きに絶句する - ガ島通信

    京都大学などで入試問題が「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で容疑者が逮捕されました。発覚時から、いくつかのマスメディアの記者からコメントを求められましたがいずれもお断りしています。その理由は質問があまりに的外れだからです。 「ネットがカンニングを助長した可能性は」や「どのような手口が考えられますか」というもの。容疑者逮捕後には「若者が簡単に知恵袋のようなサービスで大学入試問題まで聞いてしまっています。大学のレポートではネットからコピーをしたり、検索エンジンを使って簡単に書いてしまうという安易な学生がいることについてお聞かせ願えませんか」というものもありました。 若者の安易なネット利用と知の劣化があるというストーリーで背景や動機を探る記事を書いているな。新聞社で事件記者をやっていたので記者の意図はだいたい推測できます。ネットを悪者にするのは想定内ですが、まさか知恵袋への投稿から、ネットコピペや

    京大の入試問題漏洩の背景がネットの闇と若者の劣化という筋書きに絶句する - ガ島通信
    a_matsumoto
    a_matsumoto 2011/03/04
    全く同感です→京大の入試問題漏洩の背景がネットの闇と若者の劣化という筋書きに絶句する - ガ島通信
  • Wikileaksと創設者アサンジ氏を英雄視する危険性 - ガ島通信

    2010年12月6-7日のツイートを再編集、参考に執筆しています。 Wikileaksの創設者アサンジ氏がイギリスで逮捕されました。一部のジャーナリストは「別件逮捕」としているようですが、なぜ現時点で別件とわかるのかも分からないのにそんな発言をしてしまうのでしょうか。Wikileaksとアサンジ氏に対して、ある種の英雄扱いや評価をしているジャーナリストや研究者がいることが少し不思議だという自分のツイートをまとめてあります。 ここでは外交文書や米軍機密を報じたことの事実ではなく、なぜ評価をするのかにポイントがあります。ツイートでも書いてありますが、私自身のWkileaksとアサンジ氏に大しては評価は保留、というよりむしろ評価することへアラートが鳴っています。 @fujisiro: Wikileaksのようなサイトで「何が」報じられているのか、よりも人にフォーカスがあたっているのが興味深い。マ

    Wikileaksと創設者アサンジ氏を英雄視する危険性 - ガ島通信
  • 『人間は歴史から何ものをも学ばないことを、歴史から学ぶ』日本軍「戦略なき組織」失敗の本質 - ガ島通信

    2010年12月21日のツイートを再編集、参考に執筆しています。 久しぶりに空港の書店で「Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011月1月号」を買いました。戦艦大和のイラストとタイトルの『日軍「戦略なき組織」検証失敗の質』が目についたからです。 『人間は歴史から何者をも学ばないことを歴史から学ぶ』というのは、元防衛大学教授の杉之尾宜生による、ノモンハン事件「失敗の教訓」情報敗戦:当に「欧州ノ天地ハ複雑怪奇」だったのか、の締めくくりに書かれている言葉です。 戦史からマーケティングやリーダーシップ、組織のあり方を学ぶのはHBRに限らず、ビジネス誌に良くあるパターンですが(戦国武将から見る部下掌握術といったもの)成功事例には自分を投影し、失敗事例は他人事や物語として消費してしまうといったことがあるのではないでしょうか。自分事として考えを深め

    『人間は歴史から何ものをも学ばないことを、歴史から学ぶ』日本軍「戦略なき組織」失敗の本質 - ガ島通信
  • さとなおさんの「コミュニケーションの未来予想図」を聞きながら考えた新聞を辞めた時の事、新聞やジャーナリズムの未来 - ガ島通信

    さとなおさんが講演する「コミュニケーションの未来予想図」で司会を務めますで紹介した、情報通信学会の第27回学会大会の間メディア社会研究会が6月27日、早稲田大学国際会議場で開かれました。学習院大学の遠藤薫教授と東京大学の木村忠正准教授がコメンテータ、私は司会を担当しました。さとなおさんの話は変化を押さえつつ、その質を考えさせてくれるものでした。 さとなおさんは、会場からの質問に答えて「新聞を立て直すのに一番大事なのは、ライターやコンテンツメーカーにお金をたくさん使うこと。それにより競争が生まれる。お金をもらえるならブロガーも流れ込むはず。面白いと読者は新聞に帰ってくると思う。メディアの価値ではなく、コンテンツが大事。テレビが出てきたときに映画は落ち込むと思ったが、テレビが出来ないことをやって生き残った。1800円払って2時間見に行くというのはすごいこと。ハリウッドは、それを支えるスターシ

    さとなおさんの「コミュニケーションの未来予想図」を聞きながら考えた新聞を辞めた時の事、新聞やジャーナリズムの未来 - ガ島通信
  • 「ブログは誰のものか?」CNETJapan読者ブログ問題に思う - ガ島通信

    日経電子版に連載している「ソーシャルメディアの歩き方」に、CNETJapanの読者ブログ問題を書きました。この連載は、企業の管理職を主なターゲットに「いまさら聞けないソーシャルメディアの基礎知識」を分かりやすく伝えていくことをコンセプトにしていますので、企業が運営方針の変更で何に注意するべきかの参考としてケースとしていますが、思うところがあり「ブログは誰のものか?」という以前の日経IT-PLUSの連載・ネット社会学っぽいタイトルと内容の記事となりました。 CNETについては運営会社が変わった際にネット社会学で「朝日新聞のCNET Japan買収は成功するか」を書き、ネットサービス運営者に既存マスメディアへの売却という「出口」が出来たことは評価したものの、朝日コムとは「弱者連合ではないか」と指摘。ネット担当の新聞社員のリテラシーや関心度によってサイトの方向性やコンテンツが大きく左右され、揺れ

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