消費支出は、男女ともに昨年から増加 月収10万円とまではいかなくとも、若年層の年収は300万円未満が多数を占めます。そんな若年層のお金の使い道はどうなっているのでしょう。 総務省の『家計調査<家計収支編>令和2年調査』(2021年2月公表)から単身世帯の家計収支をまとめました。 35歳未満の単身世帯の平均消費支出は、1カ月15万2575円。男女別では、男性が15万2325円、女性が15万2633円となっています。昨年のデータと比較すると、全体では約1万8700円の減少ですが、男性は約1万3400円の減少。女性は約2万6800円の減少となっています。 例年、女性は前年より増加する傾向がありましたが、今回の調査では大幅な減少となりました。 男女ともに収入増。支出は減少し、家計収支は大幅に増加 収入は昨年から男性が約1万4500円、女性は約2万7000円も増加しています。男女の収入差はなかなかな