国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)とグリーは11月17日、「ゲーム業界をめざす君へ/学生向け業界研究セミナー」を共催しました。 会場となったグリーのセミナーホールには、約80名の学生が集まり、社会人講演者の講演に熱心に耳を傾けていました。セミナー修了後には約30名の社会人とソフトドリンクやピザを片手に交流しました。 はじめに登壇したのは、セミナーの発起人でもあるゲームデザイナー・シナリオライターの川村泰久氏です。小節、漫画などの表現媒体を経てカプコンに入社し、『バイオハザード3』などで企画・シナリオ・ムービー制作などを務めた川村氏は、「もともと何かを表現したいという思いはあったが、表現手段がわからなかった」と振り返り、最終的にゲームに落ち着いたと語りました。 その後、専門学校のHAL東京で講師も務めた川村氏は、次第に「創りたい物がないのに、技術だけ学んで満足していいのか?」とい