【前回コラム】「「ダメ出し」言葉の使い方、受け取り方」はこちら もしボクが「新人コピーライター採用試験問題」を作るとしたら、どんな出題をするだろうと考えてみました。本の第3章「オリエンで仕入れる」で書き切れなかったことを出題します。それは「質問を考えること」です。 「中村の母親が福岡から上京するので、親孝行がしたい。どんなことをしたらいいでしょう?」というお題を出します。これに対して、「質問」をできるだけたくさん書いてもらう、という出題。 「親孝行がしたい」はクライアントである中村からのオリエンです。次にコピーライターがやることは、「はい、わかりました」と、即、奇抜なアイデアを考え始めることではありません。突飛なことを思いついて、笑わせる大喜利じゃないんだから。 最初にすることは「質問すること」です。脳みそフル回転で質問を考えることです。質問する目的は、これからアイデアを考えるための「条件
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