「忘年会は業務ですか?」 「残業代、出るんですか?」 昨今、若手社員からの問いかけに困惑する上司たちがいるようだ。忘年会はベテラン管理職には大切な“飲みニケーション”の場かもしれない。しかし部下からすれば“出たくもない忘年会に出させられた”としたら、それは「業務」になるんだろうか… 本当のところを探ってみた。 (ネットワーク報道部 記者 杉本宙矢)

ペットボトル飲料などで段ボール箱が破損しただけで返品される「食品ロス」を減らそうと、メーカーと小売業者が統一基準づくりに向けて動き出しています。これまで人が目視で行っていた返品の判断をAIが担う技術を導入します。 ペットボトルの飲料などを倉庫から店に配送する際、商品に傷がなくても段ボール箱が破損していると返品の対象となって食品ロスにつながることが課題となっています。 飲料メーカーと小売業の大手7社は返品の対象かどうかの統一基準づくりに乗り出し、実証実験を行っています。 これまでは段ボール箱の破損の状態を人が目視で確認していましたが、実証実験ではスマートフォンで撮影した画像をAIが解析する技術を導入することで返品の判断基準を統一します。 食品ロスの削減だけでなく、物流に携わる人の負担の軽減にもつながるとしています。 来年9月まで実証実験を行い、統一基準の運用を始めることにしています。 サント
全国の子どもたちに野球を楽しんでもらおうと、大谷翔平選手が日本国内の小学校に対して、合わせて6万個のグローブを寄贈することを明らかにしました。 大谷選手と契約するスポーツ用品メーカーによりますと、ことし12月から来年3月までをめどに、順次、寄贈をスタートしていくということです。 大谷選手は自身のインスタグラムを更新し、この中で日本語と英語で、日本国内にあるおよそ2万校すべての小学校に、3つずつ、合わせておよそ6万個のグローブを寄贈することを明らかにしました。 大谷選手は、みずからの写真やグローブの写真とともに「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたらうれしいです。このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」などとつづっています。 大谷選手と契約するスポーツ用品メーカーによりますと、全国の小学校へ寄贈するグローブは、右利き用が2つ、左利き用が
見た目がよく似ているヒラメとカレイ。見分け方として「左ヒラメに右カレイ」ということばがありますが、茨城県鹿嶋市の沖合で今月、これとは逆の「右向き」のヒラメが釣り上げられました。地元の水族館は、遺伝的な要因で「右向き」になったのではないかとしています。 「右向き」の珍しいヒラメは、体長は56センチで腹びれを下にしたときに顔が右にきます。 茨城県鉾田市に住む自営業の眞田知和さん(40)が鹿嶋市の沖合10キロメートルほどの太平洋で今月3日に釣り上げました。 眞田さんは、船の上で釣ったヒラメに包丁を入れようとして角度が合わないことから顔の向きが通常と違うことに気がついたということで「ヒラメを回転させたり、自分自身が回ったりしてしまいました。子どものころから30年以上釣りをして、ヒラメはよく釣っているがこんなことは初めてです」と話しています。 眞田さんは珍しいと感じて大洗町にある「アクアワールド茨城
「ハロウィーンに来ないでほしい」 渋谷区は雑踏事故の防止に向け、異例の呼びかけを行ってきましたが、10月31日のハロウィーン当日の人出はどうだったのでしょうか? 去年と同じ場所の映像を重ねて、比較しました。 皆さんもスライダーを左右に動かして、実際に見比べてみてください。 渋谷センター街は… 一方、今年は通りの真ん中にフェンスが設置され、右側通行を徹底。ふだんよりも閑散としている様子がうかがえます。 渋谷センター街で営業しているラーメン店は通常は夜11時までの営業ですが、ハロウィーン当日の31日は閉店を6時間早め、夕方5時に閉店しました。 この店では過去のハロウィーンに、店先に飾っていた装飾品を壊される被害があったため、安全確保のため早めに閉店したということです。
糖尿病の治療薬が、ダイエット目的で使われて必要な患者に届いていないケースがあるとして、日本医師会は不適切な使用をやめるよう呼びかけました。 血糖値を下げ食欲も抑える効果がある「GLP-1受容体作動薬」は、主に糖尿病の患者が使用しますが、インターネット上でダイエット目的の使用を勧める広告があるほか、医療関係者からダイエット目的の処方が疑われるケースがあるという指摘も出ています。 これについて日本医師会の宮川常任理事は、記者会見で「『やせ薬』として不適切に使用されている実態を憂えている。適応外使用が常態化している医療機関への納入を控えてもらいたいとお願いしている」と述べ、不適切な使用で薬が不足する事態が続いていると指摘しました。 そのうえで「糖尿病の患者がしっかり使えるよう、不適切な使用は控えてほしいし、ダイエット目的の場合、副作用の被害救済制度の対象外となり、非常に大きな問題だ」と述べ、不適
ことし8月、静岡市内で無免許運転を繰り返したとして、静岡県議会議員を辞職した中山真珠元議員が道路交通法違反の疑いで書類送検されました。 ことし4月の静岡県議会議員選挙で、最年少の27歳で当選した中山真珠元議員(28)は、ことし8月4日、静岡市葵区の横断歩道で、歩行者がいるのに一時停止しなかったことから、警察官に呼び止められた際、5月中旬の時点で運転免許が失効していたことが発覚するなどして、9月に県議会議員を辞職しました。 警察のこれまでの調べで、中山元議員は8月2日にも市内の運転免許センターまで車を運転し、免許を更新できなかったにもかかわらず、帰りも運転したことが確認されています。 このため警察は、中山元議員が無免許運転を繰り返したなどとして、20日、道路交通法違反の疑いで書類送検しました。 任意の調べに対し、元議員は容疑を認めているということです。 元議員の弁護士は「書類送検について、ま
新たな経済対策をめぐり、岸田総理大臣は、税収の増加分の一部を国民に還元するため期限付きの所得税の減税を検討するよう、20日自民・公明両党に指示する方向で調整に入りました。 政府が近くまとめる新たな経済対策をめぐり、岸田総理大臣は物価高騰に直面する国民に対し、税収の増加分の一部を国民に適切に還元するため、あらゆる手法を講じるとしています。 こうした中、岸田総理大臣は、自民党の萩生田政務調査会長と公明党の高木政務調査会長、それに両党の税制調査会の幹部と20日会談し、期限付きの所得税の減税を検討するよう指示する方向で調整に入りました。 所得税の減税をめぐっては、先に自民・公明両党が政府に提出した経済対策の提言には盛り込まれなかったものの、与党内には引き続き実現を求める声があり、政府の対応が焦点となっていました。 政府内では、すでに与党の提言を踏まえて所得が低い世帯などへの給付措置や賃上げに取り組
岸田総理大臣が臨時国会で行う所信表明演説の原案が明らかになりました。経済対策をめぐり、減税も念頭に、税収の増加分の一部を国民に還元することを強調し、近く与党の税制調査会に具体策の検討を指示するとしています。 岸田総理大臣は20日の臨時国会の召集を受けて、週明け23日に衆参両院の本会議で所信表明演説を行う予定で、その原案が明らかになりました。 この中では、今後の政権運営で経済を最優先するとした上で、今月末をめどに策定する経済対策をめぐり、急激な物価高に賃上げが追いつかない現状に触れ、減税も念頭に、経済成長による税収の増加分の一部を国民に還元することを強調しています。 そして、自民・公明両党に所得税の減税を求める声がある中、近く与党の税制調査会に具体策の検討を指示するとしています。 また、各自治体で低所得者世帯への給付措置にも使われている「重点支援地方交付金」を拡大するほか、ガソリン価格を抑え
イスラエル・パレスチナ情勢が緊迫の度合いを増していることを受け、政府は、イスラエルにいる日本人に意向調査を行い、出国を希望する人を今週後半にも自衛隊機で日本まで輸送することを念頭に検討を進めています。 イスラエルによるガザ地区への地上侵攻の可能性が高まり、現地の情勢は緊迫の度合いを増していて、政府は改めてイスラエルにいる日本人に出国を希望するかメールで意向調査を行っています。 調査の結果、出国希望者が一定数いた場合、今週後半にも自衛隊機で日本まで輸送することを念頭に検討しているということです。 政府関係者によりますと、イスラエルから隣国のヨルダンを経由して、羽田空港まで運航するルートが検討されていて、費用負担は求めないということです。 防衛省は17日、自衛隊2機が当初予定していたジブチから行き先を変更し、ヨルダンに到着したことを明らかにしました。 外務省によりますと、17日の時点でイスラエ
大リーグのアメリカンリーグは10月1日、レギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定しました。 この結果、エンジェルスの大谷選手はホームラン44本で初のホームラン王のタイトルを獲得しました。2位はプロ野球の巨人でもプレーしたレンジャーズのガルシア選手で39本でした。 大谷選手は右ひじのじん帯損傷や脇腹のけがのため9月3日のアスレティックス戦以降欠場するなど、今シーズンは135試合の出場でしたが、6月と7月に合わせてホームラン24本と驚異的なペースでホームランを量産し、タイトルを獲得しました。 日本選手が大リーグでホームラン王を獲得するのは初めてで、アジア出身の選手としても大リーグ史上初の快挙です。 また、首位打者と打点王を含めたバッターの主要3部門でのタイトル獲得は、日本選手では2004年に首位打者を獲得したイチローさん以来、19年ぶりとなります。 9月19日に右ひじのじん帯を修
三重県鈴鹿市で24日まで開かれていたF1の日本グランプリで、会場の鈴鹿サーキットに立てられていたのぼりが、複数の人によって無断で持ち去られたことが分かり、サーキットの運営会社が今後の対応を検討しています。 F1の日本グランプリは24日までの3日間、鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されました。 会場やその周辺には、選手の写真や名前が1人ずつ印刷されたおよそ40種類ののぼり、合わせておよそ600本が立てられていましたが、サーキットの運営会社によりますと、最終日の24日までに、のぼりの一部が無断で持ち去られたということです。 運営会社によりますと、会場を訪れた人がのぼりをポールから外す様子などをSNSに投稿された動画や画像で複数確認したということです。 鈴鹿サーキットでは、F1などの大会の際にのぼりが持ち去られる行為がこれまでも確認されているということで、運営会社は今後の対応を検討しています。
大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が19日、ロサンゼルスで右ひじのじん帯を修復する手術を受けました。手術を行った医師によりますとピッチャーとしては再来年のシーズン、バッターとしては来シーズンの開幕から復帰できる見通しだということです。 目次 5年前と同様 100%の状態目指すための選択か トミー・ジョン手術ではなく人工じん帯か エンジェルスは19日、大谷選手の代理人を務めるネズ・バレロ氏の声明を発表しました。 それによりますと大谷選手は19日の朝、ロサンゼルス市内の病院で右ひじのじん帯を修復する手術を受けたということです。 具体的な術式は明らかになっていませんが、バレロ氏は声明で「今後を見据えて最終的な判断と術式を決めた。翔平はこの先、何年にもわたって二刀流を続けることを希望した」と説明しました。 手術を行ったのは大谷選手が大リーグ1年目の2018年10月に右ひじのじん帯を再建するトミー
福島第一原発の処理水の放出を受けて、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止するなか、東京電力の本社で輸入停止の影響を受けている国産のホタテなどの販売会が開かれました。 東京電力は、福島県産の農産品などの消費を後押ししようと、社員を対象にした販売会を定期的に行っていて、13日も本社の会場には、桃や梨などの農産品をはじめ、200品目余りが並びました。 さらに今回は処理水の放出後、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止したことを受けて、大きな影響を受けている国産のホタテの加工品も新たに販売されています。 ホタテや日本酒などを購入した男性社員は「処理水に関して社内でも情報発信をしているが、社員としても地元の食品を購入することで少しでも協力できればと思います」と話していました。 販売会に参加した東京電力の小早川智明社長は「私もホタテを試食したが、非常に好評で売り切れになった。これからも風評に打ち
大学生の19歳のときに大麻を使い始め、現在は薬物依存症の人たちの支援施設に入っている20代の男性が違法薬物の乱用防止につながればと取材に応じた。 大学に入り最初は真面目な学生とつきあっていましたが、仲間になりたいと思ういわゆる“目立っている”学生がいたんです。 「大麻を使用して遊んでいる」と聞いていましたが、薬物中毒者のイメージと違って様子は普通だったし、ヤバいという感覚は正直なかったです。 友人として話をするようになってしばらくすると、「やってみない?」と誘われました。 仲よくなりたいというのが大前提としてあったし、断ると一緒に遊べないのかなと思って。 お酒よりも軽いというし、まぁ別に大丈夫かな、1回くらいやってみようかな、そんな感じでした。 最初に大麻を吸ったのは、大学の寮のベランダでした。 おなかのなかで空気が下にポコンと落ちるような感覚がして、だんだんと視界に入るものがゆっくりに見
電柱の点検作業に役立てるためスマートフォンのアプリで電柱の写真を撮影し、その投稿数を競うイベントが25日から秋田県大仙市で始まりました。 「電柱聖戦」(でんちゅうせいせん)と名付けられたこのイベントは、電柱の点検業務に役立てようと送配電事業を行う東北電力ネットワークなどがことし4月から東北6県と新潟県で実施しています。 今回、対象となるのは大仙市内にあるおよそ2000基の電柱で、参加者は専用のアプリをスマホにダウンロードし、1本の電柱につき全体像や番号など4枚の写真を撮影して投稿します。 イベントでは、この投稿数を競い上位の人にはネットショッピングで使えるギフトカードなどが贈られるということです。 電力会社によりますと、管内にはおよそ370万基の電柱がありますが、作業員が徒歩で1基ごとに点検しているため労力がかかるほか、担い手不足も課題となっていて集めた写真を確認して点検の効率化につながる
全国におよそ17万ある郵便ポストの削減の是非を検討する総務省の有識者会議が開かれ、日本郵便は、郵便の取扱量が減少し全体の4分の1で、1か月当たりの投かんが30通以下にとどまる現状を示しました。業務の負担とユニバーサルサービスの維持をめぐる議論が今後、進められることになります。 郵便ポストは、昨年度末の時点で全国におよそ17万5000あり、郵便の取扱量が減少する中、総務省の有識者会議で削減の是非が検討されています。 27日に開かれた会合で、日本郵便は、 ▽全体の4分の1で、1か月当たりの投かんが30通以下にとどまり、 ▽およそ4%は、ほとんど利用されていないという現状を説明しました。 そのうえで、郵便ポストに投かんされている郵便物の数をデジタル技術で事前に把握するなど、取り集めの業務の効率化が必要で、デジタル化に伴うコストの負担も課題だとしています。 その一方で、郵便ポストは、特に過疎化が進
オートバイを手がけるメーカー各社が、電動で走る運転免許のいらない乗り物を相次いで開発しています。脱炭素の取り組みの一環で、安全性能も高めたのが特徴です。 カワサキモータースが開発したのは、電動アシストの機能とペダルで走る自転車のような乗り物で、2つの前輪がハンドルの動きにあわせて自然に傾くことで安定した走行につなげています。 オートバイ向けに開発した技術を応用し、段差の上でもサドルやカゴを水平に近い状態に保つ機能も備えています。 開発リーダーの石井宏志さんは「より安心で気軽な新しいカテゴリーの乗り物に取り組んでいきたい」と話しています。 ホンダが出資するベンチャー企業が開発したのは、立った状態で電動で走る乗り物で、道路交通法の改正で来月から16歳以上が運転免許なしで利用できる電動キックボードの基準を満たしています。 人の重心の位置を感知してバランスを取る機能を搭載し、停止時や低速走行でも転
東京都は新型コロナのPCR検査を無料で行っていた11の事業者が検査の数を水増しするなどして、都の補助金を不正に申請していたとして、その額は合わせて183億円に上り、およそ17億円が交付されたと発表しました。 これは2日、都の福祉保健局が発表しました。 都はおととし12月から先月まで、新型コロナのPCRなどの検査を無料で受けられる事業を行っていて、実施事業者に対し、検査の実績に応じて補助金を交付しています。 事業者からの申請を受けて都が精査したところ、検査を行った588の事業者のうち11の事業者について、補助金の不正な申請があったとして交付の取り消しや返還命令などの措置を行いました。 都によりますと、主な不正は検査件数を水増しするなどしたうその実績を報告したもので、件数が同じ規模の検査所と比べて多かったり、感染者数が減少する中で、増加したりと不自然な点があったことから、事業者に確認するなどし
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