繁殖したコロンビアのカバを国外移送する計画が進んでいる=2022年3月、コロンビア・ドラダルのマグダレナ川付近/Juancho Torres/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) 南米コロンビアの当局は、「麻薬王」と呼ばれた故パブロ・エスコバルの私設動物園から繁殖した「コカインカバ」70頭を移転させる計画について、約350万ドル(約4億6600万円)の経費がかかる見通しだと発表した。 地元アンティオキア県の29日の発表によると、この経費は同県がコロンビア農牧院(ICA)やコロンビア空軍、カバ10頭の移転先となるメキシコの保護施設などと交わした契約に基づく。 カバを原産地のアフリカまで輸送することは不可能で、同地の生態系をかき乱す恐れもあることから、残る60頭についてはインドの保護施設が引き受ける。 契約に基づき、ボックスの建造やカバを空輸する費用にリソースを割