東南アジアのハブ都市、シンガポールでもモバイル決済の動きは加速している。スーパーはもちろん、タクシー、学校や会社の食堂、ホーカーセンターと呼ばれる屋台街に至るまで利用できるエリアは拡大中。同国におけるキャッシュレス化の最新動向を伝える。 主流はスマホをかざすだけのQRコード決済 地元紙ストレーツ・タイムズによると、このほど地場の大手スーパーチェーン各社が、続々とQRコード決済システムを導入。シンガポールの電子決済サービス大手NETSが提供するサービスで、QRコードをアプリで読み取るだけで決済できる。 NETSのQRコード決済は、スーパー以外の小売店や飲食店などにも利用範囲を拡大。その使用感やスムーズさはどれほどのものか、さっそく筆者も試してみた。 使い方はシンプル。支払い時に、店員に「NETSのQRコードで」と伝えると、レジの端末機からQRコードが表示されたレシートが発行された。あらかじめ
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