「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」が開館し、入館の列をつくる来場者=11日午前11時、岐阜市大宮町、市歴史博物館 19日に放映開始のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の世界を伝える大河ドラマ館が11日、岐阜、恵那、可児の3市で同時オープンした。初日は当初の想定より多い計約2900人が来場した。来年1月11日までの期間中、観光の拠点として主人公明智光秀ら戦国武将と県のゆかりを発信する。 大河ドラマ館は岐阜市歴史博物館(同市大宮町)、花フェスタ記念公園(可児市瀬田)、日本大正村(恵那市明智町)に各市などが整備。出演者の紹介や衣装のレプリカの展示、映像の放映のほか戦国時代を体験できるコーナーも設ける。 岐阜市は、光秀が仕えた織田信長らが居城とした岐阜城を含む一帯で展示を展開。可児市は市独自のブースを設け、13日まで、唯一の光秀の肖像画とされる本徳寺(大阪府)所蔵の実物を展示する。恵那市は東