米ウェイモは、韓国の現代(ヒョンデ)自動車グループのIONIQ(アイオニック)5ベースの車両を第6世代の自動運転システムの代替プラットフォームに使用する可能性について協議していると、ロイター通信が9月19日、韓国メディアのエレクトロニック・タイムズの記事を引用して伝えた。 ウェイモの自動運転システムのWaymo Driverは現在、中国の吉利汽車の電気自動車(EV)ブランド、Zeekr(ジーカー)の車両をベースにしているが、同社は、バイデン政権が発表した中国製EVへの100%の関税を脅威と考えて、他のメーカーとの提携を模索しているのかもしれない。この関税は、11月の米大統領選以降の次期政権にも引き継がれる可能性がある。 ウェイモは、ジーカーとの提携とその車両の設計に満足しているが、100%の関税に対処するのは難しいと思われる(ただし、この関税は同社に適用されない可能性もある。なぜならウェイ