大林組は、トヨタ自動車、豊田中央研究所と共同で、次世代道路構想「ダイバーストリート」を構築、同構想の地下空間のために、鋼矢板を本設利用し、短工期かつローコストを実現する新たな施工法を開発した。 大林組は、トヨタ自動車、豊田中央研究所と共同で、次世代道路構想「ダイバーストリート」を構築した。本構想の地下空間実現のため、鋼矢板を本設利用し、短工期かつローコストで施工できる新たな施工法を開発した。 ダイバーストリートは、地下空間を有し、物流システムの高度化や、無電柱化、共同溝などの効率的なインフラ配置に貢献するほか、豪雨時の雨水貯留といったBCP対策も可能だ。また、高い路面機能により、自動運転の路車間通信や走行中給電なども可能とし、次世代モビリティとの融合に寄与する。 デジタルモックアップの活用と土木設計技術の応用により、地下空間の車両走行時の構造解析および振動・騒音解析を行い、有効性と実現性を