2人に1人ががん、9人に1人が乳がんになるといわれる現代。がんが身近な病気になっているなかで注目されているのが、がん患者への「アピアランスサポート」です。これを行っているのがFWD生命保険株式会社(以下、『FWD生命』)やNPO法人全国福祉理美容師養成協会(以下、『NPOふくりび』)です。『FWD生命』の伏見あまねさん、乳がんの当事者でありタレントで元・SKE48メンバーの矢方美紀さん、『NPOふくりび』理事長の赤木勝幸さんにお話を伺いました。 ソトコト アピアランスとは「外見」や「容貌」を意味する言葉で、アピアランスサポートとは、がんやがん治療の副作用によって髪などの見た目が変わることへの支援のことと認識しています。この活動をされているみなさんの経歴について教えてください。 伏見あまねさん(以下、伏見) 1996年に設立された『FWD生命』で広報・CSRを担当しています。『FWD生命』で