aetheryte3107のブックマーク (153)

  • ラブライブ11話で分かったこのアニメのメタ構造 - まっつねのアニメとか作画とか

    ラブライブは11話も相変わらず素晴らしかった。 そしてショックも大きかった。 まずは演出的な話。 やはり京極監督のコンテのセンスが抜群。 11話について言えば、「レイアウト」で表現している部分も多くて これまで以上に、言葉以外での表現にこだわっているように見えた。 レイアウト芸という意味で非常にわかりやすかったのは ことりを隠す。 ことりの表情を視聴者に見せないレイアウト遊びと ことりの「隠し事」というメタファーの両面。 ことりの隠し事としては 「隠し事をしている人間には影を」は実写でも使われる基的な表現。 だからAパートの終わりでも ことりは暗所にいる。 この暗所という表現はことりだけにとどまらない。 例えば、穂乃果と鏡のシーン 冒頭にまず鏡を何気なく出しておいて ライブ直前のシーンへの布石としている。 同じ鏡のシーンでもこの二つのシーンでは意味合いが変わる。 ライブ直前のシーンでは、

    ラブライブ11話で分かったこのアニメのメタ構造 - まっつねのアニメとか作画とか
    aetheryte3107
    aetheryte3107 2013/03/23
    「膨張」からの「収縮」、そして散っていくという描き方としては1クールだとキリが良いと判断したのでしょう。あとは夢のその先を、望むか望まないかの違い。
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(Life of Pi)2012年アメリカ アン・リー(李安)監督 人間の内面の中に宇宙を見ること - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★4つ) 台湾の監督アンリーによる異色の映画。宣伝や売り方が、まるで内容と一致していないところが、見終わってみると笑いを誘う。しかし、この内容で、売れる形に仕上げ、なおかつもともとの原作が持っていたであろうこの物語の核心部分を失わない、なかなか不思議な作品であった。アンリー監督は、とても挑戦的な人だな、と思います。これは、凄いチャレンジングだよ(苦笑)。大コケしても、おかしくないもの。 この作品を解釈するのならば、核心ポイントは2点。一つは、ノラネコさんがいうように「壮大で哲学的な神性を求める冒険」であり、人間の内面の中に宇宙を見ていくことを映像で表現すること。その帰結として、その内面に変化に観客が納得性を感じることができるか?という部分。もう一つは、『ビックフィッシュ(ティムバートン監督2003年米)』のように、この世界を物語として見る時に、物

    『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(Life of Pi)2012年アメリカ アン・リー(李安)監督 人間の内面の中に宇宙を見ること - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • ラブライブ8話と出崎を継ぐものと電話 - まっつねのアニメとか作画とか

    ラブライブ8話が凄く面白かったが、 平日はいろいろと忙しくて書く暇がなかった。 何が素晴らしいって、もうみんな言ってると思うけど この生徒会長のストップモーションによる振り向き! ですよ。 ああ、いたんだよ、俺の出崎を継ぐものが ストップモーションの振り向きといえば出崎監督の十八番中の十八番。 2013年になって、ついに出崎監督を継ぐものが現れたとは 当に喜ばしいことです。 この振り向きのシーンの素晴らしさはもはや説明する必要はないだろうから、 もう一つ気になったシーンについて書いておく。 それは この電話のシーン ついにここまで来たか、と。 アニメが映像による演劇である以上、 「コミュニケーションツール」というものが 非常に重要である。 その代表格が電話だ。 この電話に関する演出について、パイオニアだったのが 出崎統監督だった。 例えば、劇場版エースのこれ アニメ夜話ではオタキングが

    ラブライブ8話と出崎を継ぐものと電話 - まっつねのアニメとか作画とか
  • ラブライブの疑問の分析に挑戦してやろうじゃん! - まっつねのアニメとか作画とか

    発端は アルファベータさんの なんでみんなラブライブ!ってデタラメアニメ見てるの? 脳がスポンジなの? http://d.hatena.ne.jp/alphabate/20130210 からです。 nishi_51さんの「琴浦さん批判(http://togetter.com/li/452235)」に続いて、 また面白いのが出てきましたね。 今期のアニメは近年稀にみるパワー作品が多いので、 皆、内に秘めたアニメ魂が爆発しているのでしょう。 また上記の記事に関して n_euler666さんが 「てめー、真摯じゃねーぞ!」 とばかりに まおゆうに真摯さを求める人がラブライブで真摯でないという話 http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20130210/1360502713 こんな記事を書いていますが、 俺から見れば、彼も同じアナの狢ですね。 だって彼は過去の記事で 「ラ

    ラブライブの疑問の分析に挑戦してやろうじゃん! - まっつねのアニメとか作画とか
    aetheryte3107
    aetheryte3107 2013/02/11
    たぶん学校で男子にスカートをめくられた経験がないのでしょう
  • なんでみんなラブライブ!ってデタラメアニメ見てるの? 脳がスポンジなの? - 藤四郎のひつまぶし

    デタラメさ気にならないの? 目が節穴なの? 右の耳から左の耳に抜けてくだけなの? 宛名なしで届くCD 2話でμ’sの発案者、高坂穂乃果の熱意に当てられて、μ’s宛にピアノや歌が得意な西木野真姫が自分の作った曲を入れたCD送ってくるよね? *1 「これお姉ちゃんの〜? 宛名がないんだ〜」 …いやさ、これでなんで届くの? 真姫がポストに入れたの? あの子穂乃果と知り合ったの最近だよね? 家知ってるの? μ’sの名前募集のポストとか下駄箱とか他にも方法あるんじゃない? 講堂と空き教室の使用方法が謎 *2 あれれ〜? 講堂使用許可申請書のハンコに生徒会の確認欄なんてないよ〜? 生徒会長の絢瀬絵里と副会長の東條希は申請書について2話冒頭で初めて知った素振りだよね? そしたら申請書自体は職員室とかで手に入れてるよね? しかも副会長の希は個人で使う分には生徒会がどうこう言う必要はないって言ってるよね?

    なんでみんなラブライブ!ってデタラメアニメ見てるの? 脳がスポンジなの? - 藤四郎のひつまぶし
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    aetheryte3107 2013/02/11
    好きっていいなよ。
  • 琴浦さんの能力に対する仮説と分析 - まっつねのアニメとか作画とか

    先日ustに突撃したnishi51さんの http://togetter.com/li/452235 が非常に面白かった。 何が面白いのか、といえば、 この中に琴浦さんの能力の正体を読み解く鍵が色々と詰まっているからだ。 気になった部分を簡単にまとめると ・琴浦さんの能力は、おそらく心の表面のみを読む能力 ・琴浦さんはゲスな人間の心には触れていないように思う その証拠として、真鍋の妄想程度で「エロス」などと言っている。 設定に対する違和感というのは、 設定を読み解くために非常に有効な手がかりだ。 これを元に琴浦さんの能力の謎に迫ってみよう。 ●超能力に対する前提 まず、前提として超能力に対するオーソドックスなものを仮定する。 それは ・人間の脳は普段はその極一部分しか使用されず、 残りの部分を使えることで、超能力が目覚める。 まあ、設定的にはありがちなSF的な嘘ですね。 とりあえずこれを出

    琴浦さんの能力に対する仮説と分析 - まっつねのアニメとか作画とか
  • シナジー萌えという考え方 - まっつねのアニメとか作画とか

    相乗効果(シナジー)とは個々の成果の合計(もたらされた結果)が、 効果前の個々の実績の和よりも大きくなることである。 スティーブン・R・コヴィー さて、先日のあるustで「キャラクターそのものよりも関係性を見るのが好きだ」という話をしたところ この「関係性」という言葉の定義が色々であることが分かった。 そこで、さらに進んで「なぜ関係性を見るのがすきなのか」を考えてみた。 その結果が、タイトルのそして冒頭の言葉、 「相乗効果(シナジー)」 だ。 シナジーというものを簡単に説明しておこう。 冒頭の言葉の通り、 個々の能力を足したものよりも、組み合わせた能力の合計が高い場合に シナジーがある、という。 ビジネスの場や、企業のM&Aなどに関連して使われることが多いが、 他にもゲームなどでもこの表現が使われる。 例えば、シナジーの説明としては、 カードゲーム・マジックザギャザリングのWIKI htt

    シナジー萌えという考え方 - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2013/02/07
    声優のキャスティングやキャラの性格に加えて、身長差や髪の色などの視覚的に訴えるもののバランスもシナジーを生み出す点では重要視されますよね。
  • 「じゃあ、幼馴染が負けフラグになったのも…!」富野御大「それも小生だ」 - まっつねのアニメとか作画とか

    アニプレッションの 「なぜ、幼馴染ヒロインは負けフラグとなったのか」 http://anipression.doorblog.jp/archives/51380219.html と アルファベータさんの 「一体いつから──幼なじみが正統派ヒロインと錯覚していた?」 http://d.hatena.ne.jp/alphabate/20130204/1359992971 にインスパイアされて。 ヒロイン論争みたいなものは古くからあるが、 その中で思い出したのがこれだった。 幾原  安彦さんと富野さんは、絶対に相容れないだろうと思う。 なんでかっていうと、安彦さんの作品っていうのは、必ずいわゆるマザコンの極致であったりするわけですよね。 例えば、『アリオン』にしてもそうだし『ヴィナス戦記』にしてもそうなんだけど、 いつも主人公の傍らにいる幼なじみの女の子と最後に結ばれたりするでしょ? アレってよ

    「じゃあ、幼馴染が負けフラグになったのも…!」富野御大「それも小生だ」 - まっつねのアニメとか作画とか
    aetheryte3107
    aetheryte3107 2013/02/05
    「幼馴染こそ至高≒精霊会議こそ至高」みたいな考え方をしてしまう自分はたぶん安彦(幼馴染肯定)派。
  • 黒髪キャラを「黒以外」の色で塗る場合のチェックポイント - ピアノ・ファイア

    「自然の黒」は「絵の具の黒」じゃない 小中学校の美術の授業で習ったことがあると思うのですが、絵の具で人間の髪の毛を塗る場合、「黒の絵の具だけで色を出すな」と教わりませんでしたか? ぼくの母校では、何も知らない生徒が真っ黒にベタ塗りしてから「なんか変だぞ」と悩んでいるところに、先生が「ちょっとだけ緑や茶色を混ぜればいいよ」と教えてくれていたものでした。 (同じように、「肌色」を真っ茶色やピンクに塗ってしまった生徒にも「ほんのちょっとだけ緑を混ぜよう」と教えていたのを良く覚えています。) 光の反射で色が変わる 専門的な絵画の技術としては「黒は三原色の混色で作れ、絵の具の黒は使うな」と指導されることもあると思います。 なぜ「黒の絵の具」をそのまま使わないのか、美術の基から考えてみましょう。 美術史の発展にともない、「ものの色とは、もの自体に色があるのではなく、ものが反射する光の色なのだ」という

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  • ラブライブ4話にみる「富野流」演出術 - まっつねのアニメとか作画とか

    今期は記事を書きたくなるようなアニメばかりで当に嬉しい! というわけで、ラブライブ4話ですよ。 3話までの京極監督の絵コンテは「これからのアニメは京極尚彦が引っ張っていくのでは?」 と思うほど、の熱意と野望に満ちた見事なものでした。 でも逆に京極監督のコンテが素晴らしすぎて、 この先、そんじょそこらのコンテマンがコンテを切ったのでは 落差がひどいことになってしまう、という懸念もありました。 しかし、そうはならないのがこのラブライブの底力なのか。 あの”富野イズム最後の後継者”渡邊哲哉さんの参戦とは! 渡邊哲哉さんはVガンダム・ブレンパワード・ターンエー・キンゲと 平成の富野作品に軒並みローテ演出家として参加し、 その下で演出を学んだ演出家だ。 私の中では、ジャイロゼッターの森邦宏監督と並んで、 富野さんの「最後の弟子」という位置づけだ。 では、ラブライブ4話の渡邊さんの技を見ていこうと思

    ラブライブ4話にみる「富野流」演出術 - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2013/01/28
    「ラブライブ!」という作品自体が彼女たちの「ステージ」であるという清々しさ!
  • Angel Beats!のドナーカードに見る虚構について - まっつねのアニメとか作画とか

    エンジェルビーツはどの話数も力があるが、 その中でも、特に好きなのが9話のドナーカードのシーンだ。 死の間際にドナーカードを取り出して署名する音無を見て 次々と周りの人間もドナーカードを懐から取り出して署名していく。 このシーンについてどう考えるか。 まず、私たちは現実を知らなければならない。 つまり (社団法人日臓器移植ネットワークより) さらに詳細な図だと (内閣府より) こういう現実だ。 内閣府のHPによるとこの意思表示カードには「裏面がドナーカードの保険証」も含まれている (エンジェルビーツのドナーカードも基的には保険証。) これによると、ドナーカードの所持率は多くとも10%、 さらに「署名していないドナーカード」の所持率は5%以下だ。 さらにさらに、音無のもっている保険証だと >「臓器提供意思表示欄のある医療保険の被保険者証を持っている」と答えた者の割合が1.7% だそうだ。

    Angel Beats!のドナーカードに見る虚構について - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2013/01/25
    音無たちがつじつま合わせのような形で「生きていた自分」=虚構を生み出していたという考え方をすると、あの妹なんかはすごく象徴的で面白いですね。
  • 戦勇が色々と面白い。 - まっつねのアニメとか作画とか

    戦勇が面白い。 まず山寛監督が横手さんと組んでこういうアニメをやるって言うのが良いよね。 ヤマカンについては色々とみんな思うところがあるとは思うけど、 俺としてはやっぱり「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の時のヤマカンが好きだったので、 戦勇はこれこそまさに俺が求めていたヤマカン。 いやぁそれにしても戦勇は見ればみるほどハレグゥだなぁ。 戦士=グゥ(黙ってれば美形。相方をいじめることが生きがい。) 勇者=ハレ(いじめられる主人公。すぐいい気になる。) 新キャラの魔王はグゥの超能力部分担当と見れば、 魔王+戦士=グゥ なのかもしれない。 内容的に見ても面白いが、 スタッフ陣を見るとまた面白い。 OPのコンテ演出は前期に「てーきゅう」で度肝を抜いた板垣監督 また、2話の原画にはジュエルペットサンシャインの監督の稲垣隆行さんが参加している。 そしてヤマカン この3人が意味するものは・・・・・・

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  • たまこまーけっと1話のアバンの作画に関する考察 - まっつねのアニメとか作画とか

    たまこまーけっとのアバンの作画素晴らしかった。 特に1カット目と2カット目である。 これは、田中宏紀の作画を初めて見た時に以来のショックがあった。 ただ素晴らしいというだけではない、エポックであった。 何がエポックだったのか。 1、中割りなしの2コマ全原画、「フル2コマ」であった点 2、3DCGでもロトスコープでもない、手描きでしか出来ない動きの発想をしている点 3、三人のキャラクターがそれぞれアイデンティティを持った動きをしている点 4、アニメらしいポーズで作っていく作画(演算系)でなく タイムライン的な書き送りであった点 ざっと思いつくだけでこれだけある。 まず、1について。 私はこのアバンの1カット目2カット目を見た時にある種不思議な感覚に襲われた。 それは 「こんなに『動いている』アニメ、動きの密度のある作画をいたことがない」 という感覚だ。 私にとってこの密度は初体験であった。

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    aetheryte3107 2013/01/15
    動きに魂を吹き込む「まーけてぃんぐ戦略」なり。
  • GJ部、、、これ案外良いな - まっつねのアニメとか作画とか

    ダークホース枠としていたGJ部ですが、 なかなかに面白い。 動画工房制作ですが、「ゆるゆり」のメインスタッフは琴浦さんをやっているため、 新人の藤原監督とシリーズ構成はゆるゆりローテ脚だった、 「アキカン」の子安秀明さんというメンツ。 キャラデザも動画工房の期待の星・中島千明さんでなく、 キャラデザ請負に定評のあるスタジオライブのベテラン・大島美和さんが担当。 どうなることかと思いましたが、開けてみればなるほどという仕上がり。 まず作画面については佐藤利幸さんをはじめ、ゆりゆりで良い仕事をしていたアニメーターが 揃っており、いかにもスタジオライブな大島さんのキャラデザを 柔らかく解釈しているのが良い。 ライブの絵を今風に解釈した結果、飯塚晴子さんの絵に近似するというのも なかなか興味深い。 内容自体は、「ゆるゆり」+下野紘という内容。 そもそも「ゆるゆり」は「みつどもえ」スタッフが流れて

    GJ部、、、これ案外良いな - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2013/01/13
    ゆるゆりに下野紘なんかぶち込んだら、そりゃ面白いに決まってるw
  • アニメの絵柄にどう対するか - まっつねのアニメとか作画とか

    さて、前回の記事のブコメで >アニメファンは作画の安定度は見てるが画面を見ているわけじゃないの という話があった。 確かにそう部分否めない。 アニメオタクではなくて、いわゆる「ライトファン」の中にはそういう目線で見ているものも多い。 また、その作画の安定度の基準となる「キャラデザ」や「絵柄」というものも 非常に重視される。 「可愛いキャラデザ」にこだわって、そうでないと見ないというファン層がいる一方で 逆にスノッブに考えて「売れ線の萌え絵のアニメなんて見れるか!」という層も同様に存在する。 「リアルな絵柄こそアニメのクオリティの証し」と思っている人もいれば、 「糞リアルは不要。”絵として魅力のある”アニメこそ至高」という人もいる あるいは、年代差みたいなもの、つまり 「こんな”古い”絵柄のアニメは見たくない」 あるいは 「こんな今風の絵柄には”深み”を感じない」 そういう人もいるだろう。

    アニメの絵柄にどう対するか - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2013/01/13
    顔にアクがなく、「かわいい」と公言して差し支えなさそうな絵柄ばかりを選ぼうとする姿勢自体は、その人がアニメ好きでなくとも「オタク」的だと思いますね。
  • 自由とは〜中二病とゲーテとハーレムアニメ - まっつねのアニメとか作画とか

    雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。 それが自由というものだ。 −ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ アニメ的にはビッグオーで引用されたことで有名なこの言葉。 中二病のラストはこれで全て表現できる。 「普通であるべし」という同調圧力を乗り越えて、 雨の中で傘をささずに踊る。 その行為というのは確かに、中2病的かもしれない。 逆に言えば、中二病というのは自由を体現していることに他ならない。 その意味で言えば、くみん先輩が二代目になったのも当然で、 彼女こそが、このアニメの中でもっとも自由であった。 いかなる場所においても眠り続ける彼女は、 一種の狂人であるが、そうであるがゆえに自由だ。 何者にも妨げられない。 現代風にいうところの「消極的自由」 ゲーテは18世紀の人間なので、この18世紀以前の古典的な自由、 個人主義的な自由こそがこの言葉をあらわしている。 そして、このアニメはそう

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  • https://anipression.doorblog.jp/archives/51374192.html

  • エンジェルビーツの特異性 - まっつねのアニメとか作画とか

    エンジェルビーツは特異なアニメだと見るたびに思う。 アニメ史の一つの特異点だ まず、一番メインの部分だけ見ても、その特異性は図抜けている。 PAワークス、麻枝准、岸誠二。 PAワークスはいかにも00年代のアニメスタジオらしく、 自分の身内だけでアニメを作ることで、 質・思想ともにブレのない作品を作ることを身上にしてきた会社だ。 古巣のIG・ビィートレインそして繋がりの深いボンズのグロスを経て、 トゥルーティアーズとカナーンの元請けへ。 西村純二は押井守の盟友だし、安藤真裕と堀川社長は旧知の仲だ。 IG・ビィートレインそしてボンズのコネを使った2作品。 コンテマンは真下ファミリーの川面・山、付き合いの長い岡村天斎。 そして脚はブレイク寸前だった岡田麿里。 ボンズ・京アニ・ユーフォーテーブルなどもそうだが、 身内だけで作ることで、作品のブレを少なくし、平均点をあげる。 それが00年代的な良

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    aetheryte3107 2012/12/08
    麻枝准を取り巻くカオスが、ゼロ年代から10年代に移行するアニメの抑止力となったかもしれませんね。もちろんいい意味で。
  • ブラック・ジャックOVA4話で、まどマギで印象的だったシーンを思い出す - 半熟ゆでたまご

    何か見覚えあると思って画像を集めてみたら、やっぱり似ている。新房監督の出崎監督に対する愛はやっぱり半端なものではなかったのだなと…。(笹木コンテもそれに負けないくらいの愛があったのかもしれない) こういう記事を大っぴらに公開しようと思う辺り、自分はまだまだ出崎監督作品の入口に入り始めた段階に過ぎないと感じてしまう。 ツイートする

  • ひだまりスケッチ4期・6話・八瀬祐樹という演出家 - まっつねのアニメとか作画とか

    ひだまり4期の6話が素晴らしかった。 八瀬祐樹という演出家についていままであんまり意識していなかったが、 まだ若手なのにシリーズディレクターに抜擢されるだけのことはある。 荒削りな部分も多いがとにかく演出に勢いがある。 特徴的な俯瞰の使い方や、 余白を使ったレイアウト。 カットの割り方も思い切りが良い。 長回しを基調としつつも、 カットイン的な短いカットを効果的に使って、 最近流行りの「退屈なFIX長回し」への抵抗を見せている。 台詞の途中でバンバンカットを割っていくのも、 何か新鮮。 最近量産されている「細田守モドキ」よりも、 何倍も期待できる若手演出家であることは間違いない。 今後の動向に期待。

    ひだまりスケッチ4期・6話・八瀬祐樹という演出家 - まっつねのアニメとか作画とか
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    aetheryte3107 2012/11/11
    まどかマギカのときの八瀬演出よりも、偽物語の八瀬演出のほうが好きです。個人的に。