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ブックマーク / groundcolor.sakura.ne.jp (11)

  • それはコミュニケーションサービスか?音楽サービスか? - a day on the planet

    レコチョクbest、UULA、Groovy、Spotify、Deezer、Googleなどなどサブスクの音楽サービスは群雄割拠の様相を呈し始めている。個人的にはどんどん登場していくべきだと思っているし、国産外国産含めユーザにとって価値ある音楽サービスが増えていき、多少の淘汰は起こるにせよ健全なサブスク市場の活性化が起きればと思っている。さて、もちろんサブスク以外にも音楽サービスは国内外問わず乱立状態である。そのような一連の音楽サービスを見ていていつも感じるのは、「それはコミュニケーションサービスなのか?音楽サービスなのか?」という点だ。 ◆コミュニケーションサービスと音楽サービス この「それはコミュニケーションサービスなのか?音楽サービスなのか?」という問いはそのままターゲットをどこに設定しているのかにも大いに関わっている。はっきり言うと、現時点で音楽サービスと括られるもの、ここでは、人と

  • 音楽サービスとソーシャルメディアを連結させる方法 - a day on the planet

    前回書いたブログ「それはコミュニケーションサービスか?音楽サービスか?」そこで記載した音楽サービスは「仲間ゴト」化までしか到達しないが、コミュニケーションサービスは「世の中ゴト」化まで到達する可能性を秘めていると書いた。 今回はその中でソーシャルメディアと連結のさせ方について考えてみたい。以下から記載する音楽サービスとはサブスクリプションサービスも含んだものと規定する。ただし、サブスクリプションサービスのみは他の音楽サービスとは目指すべきものが違うと最初に伝えたい。理由は前回のブログを読んで頂ければと思う。 ◆ソーシャルメディアとの連結のほとんどが機能的側面 多くの音楽サービスがソーシャルメディアの連携において機能的側面でしか連携していないことがほとんどだ。その機能的側面とは主に3つしかない。 1,ソーシャルログイン2,ソーシャルメディアへのフィード3,サービス内でソーシャルログインした自

    affable_noise
    affable_noise 2013/04/11
    誰に届けるか,という点を。「仲間ゴト」面白いエントリー。
  • ソーシャルグラフとインタレストグラフが分断された音楽の現在 - a day on the planet

    音楽の「現在」を語る上で、重要なことは「音楽は細分化された高度な趣味趣向領域」であるということだ。今ではオリコンは誰も参考にしない。土曜の深夜のCDTVのランキングで自分の好きなアーティストが何位にランクインするかなど興味がない。というか、そもそもCDTV以前にテレビを見なくなってしまった。 仮にCDが最高に売れた90年代を「昔」と仮定した場合、2013年の「現在」と決定的に違うことはなにか。それは音楽が共通言語として機能しなくなったことが挙げられる。今回はこの音楽が共通言語でなくなったことについて考えてみたい。 ◆ソーシャルグラフとインタレストグラフが同一だった時代 いま僕は29歳である。僕が小学校や中学生のときに流行っていた音楽番組を思い出してみる。「HEY HEY HEY MUSIC CHAMP」「ミュージックステーション」「CDTV」「THE 夜もヒッパレ」などがある。これらの番組

  • 音楽の体験共有を増幅させるために前提となる2つのこと - a day on the planet

    先日、話題になったJAY KOGAMIくんのCOLDPLAYのブログにインスパイアを受けて、ちょっと関連のあるブログを書いてみようと思う。 COLDPLAYが会場で、参加者全員に配布される無料のリストバンド「Xylobands」から生まれる体験の【共鳴】と【共有】はライブ×テクノロジーの未来を描いたように思う。 ライブというリアルこそが【共鳴】を引き起こす可能性が最も高く、リアルだけがファン階層のレイヤーを一気に引き上げることができる。 そこにはもちろん、素晴らしいパフォーマンスがあり、楽曲があり、照明や映像があり、それらが見事に化学反応が起きたとき、オーディエンスは【共鳴】する。【共鳴】するから、【共有】しようとする。 さて、今回はリアルという【共鳴】をより一層増幅させるために、体験共有の前提について考えてみたい。 ■ノエル・ギャラガーのライヴDVD発売ツアー写真コンテスト 現在、ワール

  • リアルでの【共鳴】はファン階層の階段を飛び越え【共有】を始める - a day on the planet

    『共有』→『共感』→『共鳴』のサイクルを描くにあたって、音楽に対して最も関与度が高くなるのは、『共鳴』に他ならない。その『共鳴』が起こりうる場は基リアルだ。リアルというのはライブ、コンサートなどいった直接的体験である。 ライブやコンサートでいえば、楽曲だけでなく、アーティスト、照明、映像、音響、観客すべてが総合的に『結晶』として結実されるからこそ、コピーできないただひとつの体験として価値が生まれ、『共鳴』が生まれる。 今回はリアルでの『共鳴』はファンのレイヤーの階層を一段ずつではなく、3段飛ばしで引き上げることのできる唯一の方法だということについて考えてみたい。 今回のポイントは3つだ。1、コアファン「だけ」をターゲットにするのではなく、コアファン「から」ターゲットを広げる2、ソーシャルグラフを最大活用させるために『共有』できるコンテンツをソーシャルメディア上に配置する3、リアル「だけ」

  • ソーシャルメディアマーケティングを発動するタイミングをコントロールする - a day on the planet

    「ソーシャルメディアに取り組むか、取り組まないか」というフェーズからいかに「ソーシャルメディアと向き合っていくか」というフェーズに時代は変わりつつある。専門部署の開設や社内運用の仕組み化も進んできた。 twitterやfacebook、Youtubeのアカウント開設ラッシュから徐々にそれぞれのソーシャルメディアでの役割や目的、ユーザとコミュニケーションを取るかが次の課題となっている。 特に音楽業界でいえば、企業レベル、アーティストレベルでソーシャルメディアへの取り組みは見られるが、その多くが実際は「ソーシャルメディアをやっている」だけにすぎない。 今回はファンの「熱度」を熟成することで、ソーシャルメディアマーケティングを発動するタイミングをコントロールすることについて考えてみたい。 ◆クワトログラフでandropを伝える ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」に所属す

    affable_noise
    affable_noise 2012/03/07
    androp…仕組まれた確かな戦略を感じる。すごい。火を着けるのはいつだろうか。
  • ソーシャルな体験がミュージックビデオを変化させる - a day on the planet

    ミュージックビデオとはそもそもその音楽を広めるためのコンテンツである。 アーティストの楽曲に合わせて制作し、その世界観を映像で表現する。 そんなミュージックビデオも様々なスタイルのものが生まれてきた。 今回はミュージックビデオについて考えてみたい。 最近のインタラクティブなミュージックビデオを見ていると 大きく分けて3つに分類できる。 ・ソーシャルグラフを活用したもの ・ミュージックビデオ自体にユーザが触れるもの ・ユーザ自身とミュージックビデオをつなげるもの ■ソーシャルグラフを活用したミュージックビデオ 最も有名なのはご存知のとおり、『SOUR』の映し鏡である。 facebookやTwitterとコネクトすることにより、 ユーザーオリジナルのインタラクティブミュージックビデオを見ることができる。 賞なども受賞し、多くの人が知っていると思うが、これは当に素晴らしい。 楽曲との親和性も高

  • 共有できる価値は音楽を拡大させる - a day on the planet

    2012年最初のブログです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。今回は自分の経験からのパーソナルな話になります。よって、多くの人に適用されるのかは考えなければいけないと思っています。 さて、2011年12月14日。Googleが2011年を総括する動画を公開した。『Zeitgeist 2011: Year In Review』 2011年の熱狂したことも、楽しかったことも、悲しかったことも全部ひっくるめて制作された動画は大きなバズを巻き起こし、2011年1月13日現在、750万回再生されている。 今日はこの素晴らしい動画に音楽を載せたMat Kearneyから共有できることの価値を考えてみる。 ■音楽を囲い込まないことで、きっかけが生まれる そもそも僕はMat Kearneyを知らなかった。まずソーシャルメディア上で(facebook)で『Zeitgeist 2011: Year In

    affable_noise
    affable_noise 2012/01/20
    『音楽は聴かれて初めて光を放つ。』この一言で記事の内容だいたいわかりますね笑 でも実際そうだと思います。
  • 2011年「ソーシャルメディアと音楽」についてよく読まれた記事トップ10 - a day on the planet

    ブログ更新が滞り申し訳ありませんでした。1ヶ月ほどお休みをいただいていました。その理由は追って来週のブログで発表させて頂きます。 さて、このブログを立ち上げて半年あまり、当に多くの方に読んで頂きまして、ありがとうございました。先日、デジタメというセミナーで講演させて頂いたことや2011年も終わりということで、まとめも含め今回はブログで好評だった記事トップ10をお送りしたいと思います。 【ページビューランキング】 1、日メジャーレコード会社のfacebookページの使い方 2011年9月に発表した記事。日のメジャーレコード会社のfacebookページに言及したもの。音楽業界以外からのヒントはたくさんあると今でも数多くある。むしろ、そちらのほうが参考になるものは多い。ソーシャルメディアをうまく「使うツール」として、まだまだ伸びしろは大いにあると思う。 2、Spotifyで加速する世界照

  • ソーシャルによって『点』を『線』にし『円環』へ - a day on the planet

    最近多くの知見のある方たちと意見交換をさせて頂いてその備忘録的なものを。 これからの時代は共有→共感→共鳴の仕組みをいかに生み出せるかがキーワードだと書いてきて、その到達する場所は『リアル』だと思っている。 ただ、共鳴に至るまでにソーシャルができることはたくさんあってそれは共有フェーズでも共感フェーズでも当てはまる。むしろ、共鳴を鳴らせることができるのは、ソーシャルではないと思っている。 いま、音楽に限らずソーシャルを活用した施策が広がっているがこと音楽に関して言うとソーシャルが主役になることはなりえない。 ソーシャルにできることは、共有→共感が中心軸になる。そして、共鳴に至るまでの後押しをしてくれるまでがソーシャルの役目であり、ソーシャルによって共有→共感→共鳴のサイクルをいかに創れるか。 共有→共感→共鳴はソーシャルによって『円環』を生み出す。共有で『点』を集め、共感で『線』を紡ぎ、共

    affable_noise
    affable_noise 2011/12/25
    到達するのは「リアル」だとして、そこに行き着くまでに。
  • ソーシャル時代のレーベルのあり方 - a day on the planet

    音楽の単位はどんどん細分化され始めている。アルバムやアーティストという単位が分解され、1曲1曲にフォーカスされるようになってきた。それは一長一短あると思うのだけど、今回はこの分解されている時代のレーベルについて考えてみたい。 ■横のつながりをレーベルが紡ぐ CDでもダウンロードでもレンタルでも気になったアーティストないし楽曲がどこのレコード会社に所属していることはユーザからするとあまり大きな問題ではない。 ソーシャルメディアの普及によって、音楽を簡単に共有できるようになった今、「このアーティスト、この楽曲を聴いている人はこんな曲も聴いています」というソーシャルリコメンドはひとつの有効の手段ではある。 ただし、音楽の広がりを偶発的であれ、意識的であれ、音楽に出会う際のセレンディピティはすこしばかり少なくなってしまったのではないか。確かに関連するアーティストや楽曲をオススメしてくれることは、自

    affable_noise
    affable_noise 2011/12/25
    レコード会社ではなく、アーティストもしくはレーベルが主体となるこれから。
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