第59回TOP500の1位は米ORNLの1EFlops超えスパコン「Frontier」、Exa時代が幕明け 独ハンブルクにて開催中のHPCに関する国際会議「ISC2022」に合わせて、第59回目(2022年6月版)となるスーパーコンピュータ(スパコン)の性能ランキング「TOP500」が発表された。 それによると、トップは米ORNL(米オークリッジ国立研究所)に設置された次世代スパコン「Frontier」で、LINPACK性能は1102PFlops=1.102ExaFlopsで、ついにエクサスケールスパコンが実際に登場することとなった。 FrontierスパコンはAMDの第3世代EPYC(3D V-Cacheを搭載したカスタム版。64コア/2GHz)とCDNA2アーキテクチャベースのGPU「AMD Instinct MI250X」で構成されており、873万112コアで消費電力2万1100kW