2011年9月25日のブックマーク (10件)

  • 世界初の「人工光合成」に成功 | スラド サイエンス

    トヨタグループの豊田中央研究所が、水と CO2、太陽光だけを原料として有機物を合成する人工光合成の実証に世界で初めて成功した (プレスリリースPDF、DOI: 10.1021/ja204881d より) 。 「水から電子を抽出する酸化反応」と、「抽出した電子で CO2 を還元して有機物を合成する還元反応」の 2 つを光エネルギーで促進させるものとのことで、半導体と金属錯体から構成される新しい光触媒を開発したことで成功したという。 ただ、現在太陽光エネルギーの変換効率は一般的な植物による光合成効率の 5 分の 1 程度という 0.04 % と低いそうで、まだ実用化には多くの課題が残っているとのこと。

    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    豊田中央研究所
  • 食べ物が遺伝子の発現に直接作用する | スラド サイエンス

    摂取した物由来の遺伝物質が、遺伝子の発現に直接作用することが明らかになったそうだ(nature.comに掲載された論文、 DISCOVER blogsの記事、 家/.)。 中国の南京大学の研究チームが、ヒトの血液に含まれるmicroRNA(miRNA)を調べていたところ、その一部が植物由来であることに気付いたという。最も多くみられたのはコメのmiRNAであり、被験者が事から摂取したものであることが分析の結果確認されたとのこと。 miRNAは遺伝子の発現を制御する機能を持っているとされており、コメのmiRNA「MIR168a」を細胞内に入れるとLDL受容体レベルが低下したそうだ。これはLDL受容体のアダプタータンパク質「LDLRAP1」のmRNAとMIR168aが結びつき、LDLRAP1の発現が抑制されたことによるもので、結果としてLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が上昇する

    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    「コメのmiRNA「MIR168a」を細胞内に入れるとLDL受容体レベルが低下」
  • 科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ

    新しい実験データについての新聞・テレビ報道が研究者の間の「雰囲気」を伝えていないというのは、たしかにあることなのだけど、今回ばかりは少し乖離が大きすぎるような気がするので、久しぶりに素粒子物理の話をブログに書こうと思います。 OPERA は CERN から打ち出したニュートリノビームを、730km離れたイタリアのグランサッソという地下実験施設でで受け止める実験です。CERN から出るビームはミューオンニュートリノですが、ニュートリノ振動があるので長距離を飛ぶ間にタウニュートリノに変化し、これが測定器にあたる時にタウレプトンが出ます。この実験はそのタウレプトンを測ろうとするものです。主要な測定器はエマルジョン(写真乾板)という名古屋大学が長く手がけてきた装置で、日の貢献が極めて大きいことでも知られています。 今回の発表はこのニュートリノ振動とは関係がなく、ニュートリノがグランサッソに到着す

    科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ
    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    @Mihoko_Nojiri 氏による解説、さすが。
  • 第一種過誤を恐れる物理学者、第二種過誤を恐れる経済学者 - himaginary’s diary

    CERNが光速を超えるニュートリノを観測したという今話題の発見に事寄せて、Econospeakでピーター・ドーマンが経済学者と物理学者の統計的過誤への態度の違いについて論じている。 以下はその概要。 今回のOpera(Oscillation Project with Emulsion-Tracking Apparatus)チームの発見について、プロジェクトに関わっていたメンバーの中には自分の名前を出さないように要請した者もいたという。 その理由は、これだけ常識を覆す発見だと、誤りである可能性もまた大きいからである。測定誤差が12メートルあれば、結果は引っ繰り返る。 後に誤りと判明した発見に自分の名を連ねた物理学者は、経歴に回復不能に近い傷を負う。以前説明したように、自然科学者は第一種過誤(偽陽性)を非常に深刻に受け止めるのだ。反面、第二種過誤(偽陰性)はそれほど問題にならない。 一方、経済

    第一種過誤を恐れる物理学者、第二種過誤を恐れる経済学者 - himaginary’s diary
    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    「光速を超えるニュートリノ」に関して、「これだけ常識を覆す発見だと、誤りである可能性もまた大きいからである。」
  • asahi.com(朝日新聞社):光より速いニュートリノ 国際研究で観測 相対論と矛盾 - サイエンス

    印刷  名古屋大や宇都宮大、神戸大、東邦大などが参加する国際共同研究グループは23日、素粒子の一種ニュートリノが光よりも速い、との実験結果を得たことを発表した。アインシュタインの特殊相対性理論や、近年の研究成果とい違う結果で、大きな波紋を投げかけそうだ。  研究グループは、スイスにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器から打ち出したニュートリノを、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ研究所の検出器に至るまでの時間を精密に測定。2009年から今年までのデータを詳細に分析したところ、ニュートリノのうちミュー型と呼ばれるものが光よりも約60ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達していたことを突き止めた。  アインシュタインの特殊相対性理論によると、光の速さを超えるものは存在しない。今回の実験結果が事実だとすると、現代物理学の枠組みが大きく揺らぐことになる。  また、故戸塚洋二・東京大

  • asahi.com(朝日新聞社):東北の海洋生態系再生へ新研究拠点 文科省、予算化へ - サイエンス

    印刷  東日大震災によって破壊された沿岸域の海洋生態系を再生しようと、文部科学省は新たな研究拠点「東北マリンサイエンス拠点」づくりを始める。地元の大学や自治体、企業を中心に海外の研究機関とも連携、この拠点を中心に運用する調査研究船も建造する。科学技術を使い、三陸沖の漁業の復興や新たな産業の創出への貢献をめざす。  岩手県にある東京大学国際沿岸海洋研究センター、宮城県の東北大学複合生態フィールド教育研究センター、海洋研究開発機構などが中心となる。地元の意向を踏まえ、長期的に取り組む計画で、研究船の建造費約110億円と合わせ、計約130億円を第3次補正予算に盛り込む予定だ。 関連記事文科省がユーチューブで宣伝作戦 予算の特別枠狙う(10/2)「生態系破壊の損失、年420兆円」 国連の研究責任者(8/27)水田は魚の「ゆりかご」 生態系再生へ魚道増設 若狭(7/7)〈kotobank・用語解説

    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    「東北マリンサイエンス拠点」
  • asahi.com(朝日新聞社):男女産み分け目指しタイへ 日本人急増、年に約30組 - 社会

    印刷 男女の産み分け方法  子どもを望む日人夫婦がタイに渡り、受精卵の染色体を調べて、男女産み分けをするケースが増えている。朝日新聞の取材で、この1年間で少なくとも30組の夫婦が利用していたことが分かった。受精卵の診断は「命の選別につながる」として、日では重い遺伝病などに限られており、倫理的な課題が多い。  受精卵診断はもともと遺伝病の有無を調べるために行う。体外受精卵が4〜8個の細胞に分裂した段階で、1〜2個の細胞を取って、遺伝子や染色体の異常がないか調べて、子宮に戻す。遺伝病だけでなく、性別も判定できるため、男女の産み分けにも使える。  タイでは近年、医療技術が向上し、海外の患者にも人気の医療先進国になりつつある。受精卵診断も約15の医療機関が実施している。朝日新聞が、日人が多く行く2施設に取材したところ、2〜3年前から日人が増え、この1年で計約30組が男女産み分けで受精卵診断

  • asahi.com(朝日新聞社):予備検査で初の基準超え 福島県二本松市で採取のコメ - 社会

    印刷  福島県は23日、収穫前に行う一般米の放射性物質の予備検査で、二松市の旧小浜町地区で採取したコメから1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。予備検査の基準の同200ベクレルを初めて超えた。  これにより、二松市は、収穫後に行う検査の重点調査区域となり、調査地点を38から約300に増やして検査を行う。検査で同500ベクレルを超えると、出荷停止になる。  県によると、基準を超えたのは9月12日に採取したひとめぼれの玄米。この水田の土壌の放射性セシウムは同3千ベクレルで、県は、土がコメに混入した可能性もあるとして再検査したが、ほぼ同じ値が出たという。周辺の水田から採取した玄米を調べた結果、最大で同212ベクレルだった。県の菅野和彦・水田畑作課長は「高い濃度が検出された理由は分からない」としている。  一般米の検査は、収穫前に汚染の傾向を調べるための予備検

    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    放射性セシウム検出500Bq/kg
  • asahi.com(朝日新聞社):「コメ、東電が買い上げてほしい」嘆く基準超え農家 - 社会

    印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力  収穫前の予備検査で基準を超す放射性セシウムが検出されたコメを生産した福島県二松市の農家の男性(56)が24日、取材に応じ「なぜこんな高い数値が出たのか分からない」と話し「東京電力にすべて買い上げてほしい」と訴えた。  同市の旧小浜町地区にある男性の田で採取したひとめぼれから、県による予備検査で基準(1キロあたり200ベクレル)を上回る500ベクレルが検出された。  男性によると、コメは山あいの棚田で作り、山のわき水を使っていた。棚田は祖父の代から耕作してきた。男性は「放射能が消えるまで何十年もかかる」と嘆いた。専門家からは、土でなく砂が多い田んぼのため高い値が出た可能性がある、と説明されたという。検査で500ベクレル以下なら出荷ができるが、男性は「消費者は買ってくれるだろうか」と心配する。  今回の結果を受け、県と二松市は24日、地元の集荷

    agrisearch
    agrisearch 2011/09/25
    「コメは山あいの棚田で作り、山のわき水を使っていた。」
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

    サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ