クローズアップフードビジネス「食品スーパーのこれから」 大塚明・日本スーパーマーケット協会専務に聞く 米国の景気低迷やEUの財政危機の影響による円高、さらに昨年の東日本大震災と原発事故は、日本の小売業にもさまざまな影響を及ぼしている。そしてその「主戦場」は食品だといえる。日本にスーパーが誕生して60年。いま食品スーパーは曲がり角にきているという。そこで、農畜産物を生産する日本の生産者にとっても重大な関心事である食品スーパーの現状とこれから食品スーパーが進むであろう方向について、日本スーパーマーケット協会の大塚明専務に聞いた。 生き残りの鍵「もっと近づく」こと 「高齢化」「独り暮らし」増加にどう対応するのか ◆小さな商圏で過酷な競争を戦う 現在、食品スーパー(SM)は、全国に約1万8000店(2007年現在)、これにGMS(総合スーパー)の食品売場もSMと同じだと見て加えればおよそ2万店舗あ
教訓生かし苗確保 大雪から復旧 田植え前に一安心 露地育苗、地域間で融通… 昨年12月からの風雪被害で、東北や北陸地方を中心に水稲の育苗ハウスが甚大な被害を受けた。当初は田植えへの影響が懸念されたが、被災道府県によると、育苗期間の短い早生種の導入や地域間で苗を融通するなど、過去の雪害を教訓にした取り組みで、苗が供給できない最悪の事態は回避できる見通しだ。(音道洋範、栗田慎一) ハウス 被害突出 農水省によると、農林水産業全体の風雪被害額(128億円)のうち、農業用ハウスの被害は100億円超と8割を占めた。…… 鹿・イノシシ 生息域40年で倍 放棄地温床に 捕獲追い付かず 2020年度に、ニホンジカとイノシシの生息範囲が、調査を始めた1978年度と比べて2倍前後に広がったことが環境省の調べで分かった。積雪量の減少や耕作放棄地の拡大などが影響した。北海道を除く推定個体数(2019年度)は、ニホ
すべてのカテゴリーフード・フードサービスヘルスケア医薬品・メディカル化粧品・トイレタリー産業機器・制御機器電子機器・電子部品ICTソリューション・サービスケミカル・マテリアルエネルギー環境・社会・インフラ建築・住宅自動車・輸送その他 富士経済グループ富士経済富士キメラ総研富士経済ネットワークス 日付指定なし
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「のらのら」ってなに? 「のら」とは、「野良」。つまり、家の近くの田んぼや畑、野原、山、川、海辺……、人がかかわる身近な自然のこと。 「のらのら」は、日常の暮らしのなかで、「のら」であそんだり、お手伝いしたり、お小遣いを稼ぐような生活力のある 「のらぼーず(農業少年)」や「のらガール(農業少女)」を応援する雑誌です。 ◆休刊のお知らせ 『のらのら』は、2017夏号をもちまして、休刊させていただくことになりました。 これまでご愛読いただき、まことにありがとうございました。 バックナンバーは、在庫のあるものは引き続きお買い求めいただけます。 気になる号がありましたら、お早目にお求めいただけますと幸いです。 なお、「バケツイネ選手権」については、今年から月刊「現代農業」にて開催いたします。詳しくは専用ホームページをご覧ください。 ◆「のらのら」で好評の特集が、装い新たに絵本と単行本になりました!
印刷 関連トピックス原子力発電所世界の風力発電と原発の総出力 世界の風力発電の総出力は昨年末で約2億3800万キロワットに上り、10年間で10倍になったことが分かった。横ばい状態の原発とは対照的で、今の伸びが続けば、5年以内に逆転しそうな勢いだ。 世界風力エネルギー協会によると、世界全体でこの1年間に約21%、4100万キロワット増えた。10年に米独を抜いてトップに立った中国がさらに大幅に増やして約6300万キロワットに達した。深刻な経済危機に見舞われた欧州も独英で各100万キロワット以上導入されるなど、欧州全体で前年より約12%伸びた。 世界の風力発電は2001年末時点では2390万キロワットに過ぎなかったが、08年には約5倍に増え、それから3年でさらに倍増した。 一方、11年末の日本の総出力は、中国がこの1年に導入した量の約7分の1の約250万キロワット。前年比7%の伸びにとど
印刷 牛丼大手の松屋フーズは13日、新年度からオーストラリア産のコメを使用する方針を明らかにした。不作で輸入米を緊急的に使った1993年を除けば、牛丼大手で輸入米の使用は初めて。「震災などで自社の牛丼に向いた国産米の確保が難しくなった」ためで、試験的に導入する。激化する低価格競争も背景にある。 日本はコメに高関税を課す代わりに外国産米を年約77万トン、無税で輸入しており、これを使う。現在、国産の低価格米は1キロあたり230円ほど。豪州産米の国の売り渡し価格は210円(政府の利ざや含む)。 吉野家ホールディングスや、「すき家」などを展開するゼンショーホールディングスは「現時点で輸入米を使う予定はない」としている。 関連記事〈東洋経済〉ゼンショーHDは好業績観測に反応薄いが10日の決算発表に期待(2/9)
牡蠣が美味しいシーズンだ。都内のオイスターバーのメニューにはズラリと国内産の牡蠣が並んでいる。広島産、長崎産、北海道産・・・。しかし、宮城県産がどこにも見当たらない。 東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた宮城県の牡蠣養殖。気象庁の発表によると、県の2観測地点のうち三陸沖にある石巻市鮎川では、7.7 メートルの津波が押し寄せたと推測されている。 宮城県の今シーズンの生産量見込みは例年の1割程度と激減。その影響は宮城県内だけに留まらない。宮城県は、孵化後まもない種牡蠣を全国に供給しており、シェアは全国一だ。今後、全国の牡蠣生産量に大きな影響を及ぼしかねない。 今回は、宮城県の牡蠣養殖の復興と、今後の全国の牡蠣生産量を展望してみたい。 津波の爪痕大きく、全国の牡蠣生産量が減少 農林水産省が2011年11月10日に発表した「平成22年漁業・養殖業生産統計」によると、「かき類」の全国の生産量は19万8
焼肉のルーツといえば、朝鮮半島に決まっているじゃないかと誰もが思うだろう。なのになぜ改めて取り上げるのか、という声が聞こえてきそうだ。 私もこの連載を始めるまでは、焼肉のルーツに関心を持ったことはなかった。だが、この連載を始め、定期的に図書館に通い、食文化の書棚の前を頻繁に行き来するようになってから、ふと気づいたのである。 焼肉をテーマにした本がけっこうあるんだな、と。 考えてみれば、焼肉と韓国料理とはずいぶん違う。韓国料理の初体験がいつだったか、今となっては正確に思い出せないのだが、おそらくソウルオリンピック(1988年)からしばらく経った1990年代前半だったのではないか。 ソウルオリンピックを機に新大久保のコリアンタウンがメディアで大きく取り上げられ、骨付きカルビや豚の三枚肉を焼くサムギョプサルなど、「本場」を謳った料理が次々と紹介された。脂身たっぷりの肉の塊。辛みと甘みが利いたパン
陸には無数の川が走り、四方を海で囲まれている。こうした土地で日本人は「魚」との関わり合いを続けてきた。日本人は「魚食の民」とも呼ばれる。 しかし、長らく安定していた魚と日本人の関係は、現代に入ってから大きく変わってきた。人の営みが大きく変わり、それが魚の個体数や多様性にも影響を与えている。しかも、良い方向に変わった点を見つけるのは難しい。魚の個体数は減り、絶滅が危惧されている種が増えている。 危機にある魚たちを救うための現実的な解とはどのようなものか。東京海洋大学の吉崎悟朗准教授は、絶滅のおそれのある魚たちの卵や精子を大量につくって保存することに、その解を見出している。 そして、その中心的技術として開発してきたのが「ヤマメに、ニジマスの卵や精子をつくらせる」「サバに、マグロの卵や精子をつくらせる」という驚きの方法だ。いわば“代理親魚”に、増やしたい魚の卵や精子をつくらせるわけだ。なぜ、この
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